アメリカ3-1ポーランド(25-20 21-25 25-20 25-19)
【スタメン】
アメリカ:スコット・ハニーフ・バックマン・バーグ・メトカフ・
クロフォード・L=
ポーランド:スコブロニスカ・ムロズ・ベルチク・シフィエニエビッチ・
ミレツ・グリンカ・L=ゼニク
ここまで2連勝で勢いのあるアメリカに対し、1勝1敗ながらも
気迫がないというかあんまりやる気が伝わってこないポーランド。
序盤3-3の場面でグリンカの3連続スパイクミスで6-3。しかし
アメリカのミスからスコブロニスカが連続で決めて6-7。グリンカの
調子が上がらないのでここしか上げられないわけですが。。。
ミレツが決めて7-8でポーランドのテクニカルタイム。取って
取られてで逆転また逆転の展開なもののミスが多い。ポーランドも
一度は10-13と離すもののグリンカが決まらず12-13。13-14の
場面でグリンカに代わりゼブロフスカIN。そのゼブロフスカが
バックアタックを決め14-16。アメリカはこの大会あまり当たって
いないクロフォードに代えてウィルキンスIN。17-17と追い付かれ
ミレツに代えてロスネルIN。ゼブロフスカの活躍で逆転に成功し
17-18。19-18とアメリカ逆転でグリンカ再びIN。ちょっと今日の
実況はしゃべりすぎと言うかゼッターランドがしゃべってる途中に
割り込むもんだから感じ悪い。そこからしばらくゼッターランドが
自分からしゃべらなくなってしまいましたが・・・(^^;;;グリンカを
戻してからも流れは変わらず一気に24-19とセットポイント。
最後もグリンカのサーブミスで25-20。ちょっと集中していない感じ
ですかね。表情も冴えません。
第2セットもスタメンは同じメンバー。このセットも相変わらず
解説をブチ切る実況。序盤は一進一退で6-6。ミレツに代わり
バンベルIN。このセットのグリンカはまずまずで8-10。さらに
彼女のサービスエースで8-11。8-12となりアメリカタイムアウト。
ここまでのサーブレシーブ成功率はポーランド59.4%に対し
アメリカ22.6%・・・それでもハニーフが当たっているので数字
ほど点差が離れていませんが。9-14となるもスコットを基点に
攻め立て11-14。しかしムロズのサービスエースなどで11-16。
スコットを動かせないようにやらしい位置にサーブを打って
います。メトカフのミスで11-17。ウィルキンスはなかなか
決定率が高いようですね。15-18と追い上げポーランドタイム
アウト。このウィルキンスは193cmだそうです。各国ともに
大型で若い選手がどんどん出てきていますね。若手起用の
機会が多い五輪翌年とはいえ、今年は過去にないくらいどの
チームもいい選手が続々出てきていると思います。日本は
どうでしょう??今年に入って芽が出てきた若手はいないと
いうか、監督が積極的に使っていないと言うこともあります
けど。大山・荒木・木村といますけどもう2年目3年目ですから
特に目新しさもないですし。そうこうしているうちに21-24と
ポーランドセットポイント。最後はスコブロニスカが決めて
21-25。アメリカは今大会初めてセットを落としました。
アメリカはここまでスコットが11得点で最多得点ということで、
ここまでの2試合でのハニーフ・メトカフの打点を考えると
苦しい展開になるのは仕方がないのでしょうか。ハニーフは
第1セット良かったのに第2セットでは失速。ハニーフのサービス
エースで3-1としこのセットは波に乗るかと思いきやサーブミス。
スコブロニスカもサーブミスで6-4。彼女のサーブは年々弱く
なっているような。2003年のW杯のときは手が付けられない
くらいのサーブを放っていましたし。そういや彼女のサーブで
大逆転勝ちしたのがアメリカ戦でしたね。あの時はホントに
すごかったです。確か全勝のアメリカに初めて土をつけたのが
ポーランドだったような。話は戻ってこのセットはサーブ・
ブロック好調のアメリカが14-11とリードをキープ。アメリカの
レシーブが再び崩れ15-15の同点。ウィルキンスが2枚ブロックを
打ち切って16-15。20-17となりポーランドタイムアウト。
ゼッターランドも言ってましたが、セッターをシリバから
ベルチクに戻したチェンジが裏目にでたか。この後も小刻みに
メンバーチェンジをしてアメリカのリズムを切ろうと試みるも
最後もスコットのサービスエースで25-20。
第4セットも序盤は一進一退。取っては取り返されての連続で
8-7。11-9と開いたところでシフィエニエビッチに代わり
ミレツIN。それでも流れは変わらずミスが出て16-11。一気に
突き放しにかかるアメリカ。ポーランドがバタバタし始め
5連続ポイントで17-11。せっかく手に入れたサーブ権も
サーブミス。ナイスレシーブからチャンスボールが返って
来るにもかかわらずバンベルのスパイクが大きくアウトで
19-12。さらにハニーフの強烈なスパイクが突き刺さり20-12。
途中下がっていたグリンカが戻りサービスエースもあって
20-15。後半ハニーフにボールを集め23-18。メトカフが決め
24-19でマッチポイント。最後もポーランドにスーパー
レシーブが出たもののメトカフが決めて25-19。これで
アメリカは無傷の3連勝。最終日の日本戦がメダル争いに
なるのではなんて思っていましたが、明日のアメリカ×
ブラジルが優勝に向けての大一番になりそうですね。負けた
グリンカもTVカメラに向かって投げキッスをしてるくらい。
もうちょっと悔しがれよ!!
さぁあとは日本×ブラジル戦ですが、見所はいかにサーブ
レシーブが崩されないか。グランプリで善戦したのはあまり
データのない菅山の活躍とブロック力があったから。そして
高橋が何とか切ってくれていたのでそれなりの戦いが
出来ていたわけで、今のように機動力のない攻撃では
最低でも1枚半~2枚付いてくるブラジルのブロックシステムに
面白いようにかかるだけ。隙あらば3枚付いてきますから
さすがの大山もそう簡単には打ち抜けないでしょう。いかに
崩されず、そして相手のレシーブを乱して多彩な攻撃を
単調にすることができるか。そしてブラジルは試合を通して
ずっと好調ということは滅多にないので、そこを突いて
連続得点できるか。日本はこれまでの2戦でも弱点をさらけ
出しているので、何か目新しい策がないと良くて1セット取る
程度に留まると思います。おとといの試合も勝ったものの
監督に絞られ涙目で試合していたジャケリネがあのまま
終わるとは思えませんし、苦戦は必死。ちびっこレフトで
挑めばそれなりの戦いになるかもしれませんが、もうそんな
日本はいいので最後まで大山・木村を使い続けるという
今大会の目標を最後まで押し通して、がんばれニッポン!!
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