午前中は、いきなり冬に戻ったかのような降雪に見舞われたが
午後から晴れてきたので、裏山を少し歩いてみた。
足元に目をやりながら、早春に咲く花を探していくと
スミレの仲間内で、一番早く咲き出すアオイスミレがあった。
スミレ図鑑によると、本種は湿気の多い林床や道端を好み
乾燥してくると姿を消してしまうとのこと。
以前、群生していた近所の緑地でも見られなくなっていた。
満開のアオイスミレ
久しぶりに纏まった群落があった。
ちょっと離れた場所には、花色が白のタイプも見られた。
午前中は、いきなり冬に戻ったかのような降雪に見舞われたが
午後から晴れてきたので、裏山を少し歩いてみた。
足元に目をやりながら、早春に咲く花を探していくと
スミレの仲間内で、一番早く咲き出すアオイスミレがあった。
スミレ図鑑によると、本種は湿気の多い林床や道端を好み
乾燥してくると姿を消してしまうとのこと。
以前、群生していた近所の緑地でも見られなくなっていた。
満開のアオイスミレ
久しぶりに纏まった群落があった。
ちょっと離れた場所には、花色が白のタイプも見られた。
久しぶりに訪れたフクジュソウ群落は
規模が小さくなってしまい、期待外れになってしまった。
原因は、踏み荒らし、盗掘など人為的なものなのか
他の理由なのか分からないけれど
いつまでも早春の谷で、群落を作っていて欲しい。
8年前に見た一斉開花中のフクジュソウ群落
ルートの崩落など安全面のリスクもあり、今回の訪問で
最後とします。
8年ぶりに奥秩父の谷にあるフクジュソウ群落へ行ってみた。
辿り着くには、ほぼ道のない斜面のトラバースと沢を辿って
3時間ほどかかるちょっとハードなコースを歩かなければならない。
相変わらず入山口には、色々なオブジエがあった。
あまり怖さを感じないツキノワグマ
暫くはスギ林を歩く。
斜面に道はほぼ無い、慎重にトラバースしていく。
途中、ハナネコノメが少し咲いていた。
雪の残る沢
この上部にフクジュソウ群落がある。
フクジュソウ群落
やっと辿り着いたが、8年前より規模は小さく感じた。
下山路は、尾根を辿っていく
尾根には数日前に降った雪が残っていた。
眺めは良くないが、雪を被った浅間山が見られた。
薬科大植物園で早春の花、セツブンソウが開花し始めた。
本種は石灰岩土壌を好むので、天然物を見るには奥秩父の山深い
ところまで行かないとなのだが、植物園や公園では手軽に見られるのが
嬉しい。
セツブンソウ
規模は小さいけれど温室でも色々と見られる。スターフルーツの花
果実はお店でたまに見るが花は初めてだ。
キンチャカ(黄色いツバキ)
鳥達も餌が、乏しくなってきたのだろう
ヒヨドリが薬園のトウガラシの実を食べていた。トウガラシを食べるヒヨドリ
種の運び屋である鳥は、種を丸飲みしてしまうので
辛さ(カプサイシン)を感じないという。
菜園に置いてある洗い場の水桶に氷がはる寒さが続いている。
これだけ寒いと草地で花を咲かせているのはホトケノザくらいだと
思っていたのだが、意外なことに足元でハコベが花を咲かせていた。
調べてみると花期は2月前後ということなので
気温の低い時期に咲くのだけれど、個人的に師走に見たのは初めてだ。
早朝、霜を纏っているところを、深度合成モードで撮ってみた。