義母が一日中家にいる日は、私の不機嫌度を示す針が振り切れそうになることが多い・・・などと書くと敬老の日に相応しくないことこの上ない
ですが(苦笑)。
結婚当初から同居して36年半ほど。そりゃ最初っから鬼嫁じゃありませんよ。と言って、何ごとも仕切っていた義母に面と向かって逆らうことは
全くなかったか、と言うとそうでもないですが、不満があっても我慢していたことは多々ありました。
以前義母と口論になったとき、我慢しているのはお互い様、と言われたことがありました。まあ確かにそうなんでしょうが、彼女から言われると
ムッとしますねぇ~(笑)。
要するに、私が反抗心が強いだけのこと。
なので、デイサービスの職員さんに私のことを「いい子だよ~」と言うのを聞くと、身の毛がよだつ思い(苦笑)。
かと思えば、「この子が私のこといじめるもん」と真逆なことを言う。そうそう、こっちのほうが真実。
そんなふうにころころと変わる認知症のばあさんのお守りをするのって、本当に面倒くさいんです・・・なのでついつい、相手に対する
言葉遣いに気遣いはなく、つっけんどんに。
最近症状が明らかに悪い方に傾いていて、昨日もなにか大声でわめいたなぁと思ったら、どうやら置いてあった(なぜそこにあったかは謎)
紙パンツに対して、自分はそんな赤ん坊じゃない!!とか言って怒っていたみたい。
でもその後、何を思ったかその紙パンツを穿いていた、と相方が言っていました。
昨日彼女がお風呂に入ったあとで洗濯かごを確認すると、ショーツの上に紙パンツを穿いたようで、ショーツはじっとりしておりました・・・
洗濯かごを確認するのは毎晩のことで、最近は滅多に自分で洗濯しなくなりましたが、何度か尿取りパッドや紙パンツを一緒に洗濯されて、
後始末が大変だったことがあったので。
ここまで書いたあと、朝食を済ませ義母をデイサービスに送り出し、洗濯機を回して(義母の分)から小学校まで出かけて、学区からの
敬老祝いのどら焼きを貰って帰宅したところ。お昼前には町内からお赤飯も配られるはず。
義母はもうすぐ満87歳になりますが、数え年88歳と99歳のひとには市から祝い金もいただけますが、これも今後高齢者が増えたら
なくなるかもしれませんよね(と書いているうちに民生委員さんが持ってきました)。
つまらない愚痴をごちゃごちゃ書いてしまいましたが、こうして吐き出さないとやっていけません。
同じように年寄りと同居している人とは「あるある話」で盛り上がるんですが、同居経験が全くないひとは「大変よねぇ」・・・としか
言いようがないでしょうね。
義母にしてみれば、実の娘はいないし、嫁も私ひとりきり。優しかった義弟の嫁は既に他界しちゃったし、仮に生きていたとしても、義弟の
ところも店がある&自分の親と同居だったので、とてもうちの義母の世話は出来なかったと思います。
そういうところも義母にとっては不幸だったし、他に代わってもらう女手がないのは私にとっても不幸なこと。
そういう現実を受け入れざるを得ないけれど、なかなかそう悟れない愚かな私です。
多分これが赤の他人に対してなら、もう少しは優しく接することも出来ると思うんですけどね。
介護サービスに携わる多くの人に、感謝と尊敬の念を抱くことしか出来ないなぁ・・・