相方の弁当作りをほぼ終えようとしたとき、早く目が覚めた義母が台所へやってきて「ここは私のうちじゃないな?」と話しかけてきました。
何度自宅だと話しても、同じ質問を繰り返します。
いつも、私とお父さんが一生懸命働いたからこの家があるんだ~、って言っていたんですけどねぇ。いや、今でも言うときは言うんですけど、自分の家に
いることがわからなくなる状態のときが増えてきました。
義母のことで驚かされることは度々起きるこの家ですが、先日出かけたとき、「え???」と思うことが3つほど起きました。
それは先週の土曜日。
婿さんが土曜出勤で、もしよかったら子守りに来て欲しいということだったので、いそいそと(笑)出かけたグランマの私。
私鉄の途中駅で特急に乗り換えてしばらくしてからのこと。
私は先頭車両に乗って進行方向を向いて座っていたのですが、運転席と客席との間のガラス窓に、なにやら取り付けられているものがあるのに気づきました。
そしてそれを近くに座っていた男性が見たり触ったりしています。
どうやらそれは小型カメラで、移り変わる先頭からの眺めを撮影していたようです。
土曜日曜や祝日などよく撮り鉄の姿を見かけますが、動画を撮っているのを見るのは初めてだし、ガラスに取り付けられることが出来るなんて!と
ちょっと驚きました。
旧国鉄マンの父を持つ私も熱狂的ではない鉄子なんですけど、私の場合は乗り鉄。写真は気が向けば撮りますが撮り鉄の人のような本格的カメラじゃなく
スマホでぱちり、くらいなもの。
しかし、動画を撮ってどうするんだろう・・・YOUTUBEにでも投稿するんでしょうかね。
その後娘の住む最寄り駅に到着してホームに降り、改札へ向かおうとした私の目に入ってきたのは、ありえないくらい大勢の人人人!
いつもならそんな時間帯に大勢の人が降りる、なんてことはまずないのでこれまたびっくり。
そのいで立ちは揃いも揃ってリュックに帽子、というハイキングスタイル。
この私鉄では土日などに駅を発着地点にしたハイキングイベントをよく開いているのですが、その日はその駅がスタートゴールだったようです。
どちらかというと男性が多く、年齢は団塊の世代くらいがほとんど。あまりの人の多さに、団塊という言葉の持つ意味をあらためて感じましたね。
さて、3番目のびっくりは孫娘について。
今日でちょうど2歳7か月になりましたが、女の子って本当に口が達者というか・・・
スマホの家族共有アルバムでもいろいろなエピソードを聞かされてよく驚かされるのですが、持っているお人形を相手にお医者さんになったつもりの孫娘が
発したひとことに一瞬唖然。それは
「衰弱していますね~」
というもの。
そのお人形ははるばるフランスからやってきたもので、いかにもな顔立ちになにやらいい匂い・・・にはあまり思えないんだけれど匂いがして、おなかの
ところを押さえると音楽が流れる、なんてしゃれたもの。
その音楽が流れる機能がちょっとお疲れになったようで、少し鳴ってはすぐ止まる、という状態になっていたのでした。
2歳半くらいの幼児が衰弱なんて言葉を使うことと、その人形の状態にぴったり?な使い方だったこともあって、唖然としたあと爆笑した私でした。
観察力も鋭いというか、私が膝を痛めたこともちゃんと覚えているし、先日は娘が持っていた布きれを見て
「これ、ママがこの前袖のところ直してもらったやつだね~」と言ったそうな。
そういう話をすると、相方は、あいつは父親に似て頭がいい(じじバカ)、と言います。そうかもしれない。
少なくともグランパ=相方似じゃないことは確かよね。よかったよかった(笑)。