ようやく猛暑日や真夏日、熱帯夜から解放されたかと思ったのに、昨日はまた猛暑復活。
天気予報を見ると、熱帯夜からコンスタントに解放されるのは来週の後半、猛暑日の数はさすがに減ってきそうですが、真夏日はまだまだ続きそうです。
でも、昨日も今朝も、洗濯物を干しているときにふと気づいたんです。
それまで晴れているとまぶしくて仕方なかったのに、まぶしくないことに。
太陽が昇る位置だったり角度だったりが変わってきて、建物に隠れるようになったんですね。そういえばもうすぐお彼岸だし。
台風の進路や影響が気になります。どうか被害が最小限に抑えられますように。
ここ一か月ほど、相方の仕事の現場が近所だったことが多くて、昼は家に戻って摂っていました。
朝お弁当の支度をするのも面倒ですが、お昼にも支度をするというのも、なかなかにこれ、面倒くさいですよね。何にしようかかなり悩みます。
冷凍のフライなど温めて済ませることもあるし、作るにしてもごく簡単なものばかり。先日も何にしようかと迷った末、チャーハンを作ることにしました。
私の作るチャーハンは、大抵冷凍のひき肉(バラ凍結なので使いやすくて便利)と冷凍ミックスベジタブルに玉ねぎのみじん切りと言った具を炒めたところに
溶き卵を入れ、卵が固まらないうちにご飯を入れて味つけ。
味つけはなんとなくチャーハンっぽいですが、具だけ見るとなんだかピラフ、な感じ。
このチャーハンを作りながら思い出したのが、母が作った焼き飯のこと。
両親とも大正9年生まれで、生きていたら今年満100歳。
あまり料理上手とは言えない母で、その母が作った焼き飯は、ひき肉と玉ねぎのみじん切りを炒めたところに冷やごはんを冷えたままどんっ!と入れていたような。
味つけは塩くらいで、食べるときにソースをかけて食べていました。
私はソースがあまり得意ではないのですが、この焼き飯にはソースが合うと今でも思います。今の私ならどろソースをかけるだろうな、きっと。
当時の私は肉大好き野菜はあんまり・・・なしょうもない子だったので、この焼き飯は母の作るものの中では好きなものでした。
しばらくして、姉が料理学校で習ったチャーハンを作ったとき、焼き飯と見た目からして全く異なるものが出てきて、かなり衝撃だったことを覚えています。
まぁ中華のお店で出るような感じで、色も薄っすらベージュっぽく、ほぼ白い焼き飯とは一線を画していました。
その後大人になって、職場の仲間と中華のお店に入ったときに、後輩がチャーハンにソースをかけようとしたのを慌ててみんなで止めたことがありました。
きっと彼女のお母さんの作るチャーハンも、チャーハンじゃなくて焼き飯だったんでしょう。ソースをかけて食べるのが前提の。
今では冷凍食品でチャーハンもピラフもありますが、さすがに焼き飯はないですよね。そば飯はありますが、ちょっと、いやだいぶ違うし。
食べたいと思ったら自分で作らないと。そういうものの味が自分の中にあることは、豊かなことじゃないかと思いますね。食べもの自体はチープですが。