Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

スリッパの不自由

2024-02-19 08:58:07 | 暮らしのあれこれ

今週はお天気がパッとしない予報ですが、名古屋では既に一昨日からパッとしないんです。

今日はちょっとATMに用があるのだけど、歩くと片道15分くらい。よい運動と言えばそうだけど、傘をさして歩くことを考えるとちょっと憂鬱。

長靴も持っていますが、長靴のサイズって大雑把なものが多いじゃないですか。MとかLとかで選ぶとLなんだけど、ジャストフィットじゃないから歩くうちに靴下が脱げてしまったり。

出かけるなら小降りな時間帯を狙って行くかな。まあどうしても今日でなくてはならないわけでもないので、雨の強さと相談して出かけたいと思います。

 

さて先ほど長靴のことをちょっと書いたけど、今日書きたいのはスリッパについて。

昭和の古家の我が家は畳敷きの部屋がほとんど。フローリングなのは台所とこのパソコンが置いてある部屋くらい。

台所でスリッパを使うと底裏がかなり汚れます。なので我が家では私が嫁に来る前から裏が拭けるものを使ってきました。と言うより、そういう仕様のものしかほぼなかったような

気がします。

でも最近は底裏がフェルトのものが増えてきたように思います。私はたいてい手近なアピタで買っていますが、そのほとんどがフェルト製になってしまって、選択肢が少なくなって

いるのがスリッパに対する不満でもある。

その少ない選択肢の中から選んで買ったスリッパ。今も履いていますが、うっかり履くと違和感を覚えるときがあるんです。ほら、靴の右左を掃き間違えたときのあの違和感。

スリッパって大方の場合右左の別なんてないと思いません?見た目では全くわからないんですが、新品でおろしたときからそんななんです。

夏場に履いていたスリッパも多分同じメーカーの製品なんじゃないかと思われるのですが、それもやっぱり左右がありました。でも甲の部分の右端左端にワンポイントがあったので

履き間違えることはなかったんです。

ところが今履いている冬物のスリッパにはそうしたワンポイントがついていません。パッと見ただけでは左右どちらかの区別がつかず、履いて違和感を覚えると履き替えるといった

具合でどこか不自由さを感じながら使っている次第。自分で印でもつけなくちゃいけませんかね。

それ以前に、スリッパに左右の別は要らないと思うんだけど。これ作っているメーカーさんに理由を聞いてみたいものです。

そういえば少し前に、スリッパを作っている作業場から中継をしていました。なんでも自分の好きな柄でスリッパを作ってもらえる、オーダーメイドのもの。カラフルな色や柄の

ものが並んでいましたっけ。そこのスリッパの底は拭けるタイプだったので、いいなと思いました。右左があるかどうかは知らんけど。

 

もうかなり前に読んだ川柳に  働いて軍手に出来る右左  みたいな句があって、なるほどねと思った記憶があります。滑り止めがついたようなものは別として、普通軍手は左右

両用ですもんね。スリッパもそれでいいんじゃないのかな。


片づけのスキル不足は否めない

2024-02-17 08:56:57 | 暮らしのあれこれ

昨日の夕方、ポチっと買った服が届いたので早速試着してみると、2枚買ったうちのジャケットはほぼ予想通りだったけれど、セーターのほうはなんだか微妙で。

通販会社に電話して、全く別のものと取り替えることにしました。セーターとどっちにするか迷ったもので、交換の場合送料はかからないというのは消費者にとっては魅力的。

通販の場合こうした返品時の手間や送料がかかるのがネックのひとつだなと思いますが、今回は新しい商品と取り替えるだけなので楽ではある。

それにしてもつくづく思う。モデルさんは何を着ても似合うよな、って。体型維持など努力を重ねているからでしょうけど。

私みたいに食欲のままに食べたりする人間には、体重や体型を維持しなくてはならないような仕事に就いている人は尊敬に値します。モデルさんをはじめとして競馬の騎手とか体重別で

階級のあるスポーツ選手などね。

 

さて古家の我が家。義父母の代からのものももちろんありますが、私がこの家に来てから40年以上経つうちに少しずつ埃が降り積もるように溜まったものたちもあります。

少しずつしか出来ないけれど、そんなものたちを手放してきた甲斐があった!と昨日気になっていた場所の片づけをしていて思いました。

気になっていた場所というのは、階段下の物入。押入れと言えるかもしれません。

暗い廊下に面した場所の階段下はとても薄暗く、廊下にひとつある灯りも離れているためほとんど役に立たない状態。普段あまり使わないものを置くのに使ってきましたが、もう少し

使いやすく出来ないかずっと悩んでいました。

でもその場所は過去にどこからかネズミが侵入して被害が出たことがあるので、かじられそうなものや困るものは置けないんです。これまでは無印で買ったトタンボックスや

ポリプロピレン製引き出しなどを使っての収納や、梅干しを漬けるときに使うガラス瓶などを置いていました。それらを主に置いていたのはスペースの向かって左側。階段が高く

なっていくので上下のスペースに余裕があるからで、逆に右側が無法地帯となっていたのです。

その無法地帯というか、カオスな場所を昨日一新しました。と言うよりも、そこにあったもののうち、先ほど書いたガラス瓶と大きめのホーロー製の容器を移動させて、カセット

コンロとカセットガス、そして買ったものの出番がない幼児用のトイレの便座だけに。そして床に100均で買った白っぽいレジャーシートを敷いて、少しでも明るく見えるようにして。

移動させたガラス瓶などは、これも以前片づけて空間が空いていた調理台の下に移動させました。ここなら夏に梅干しを漬けるときにもここに置いたままでも大丈夫なはず。

やっぱりものを減らすと片づけの効率がいいような気がしました。空気がよどまないというか風通しもいい感じ。

 

こんなふうにほぼ私だけが使うところの片づけは自分の都合のよいようにやればいいので楽なんですが、問題は相方も使う場所の片づけ。

緑内障など目の病気を抱えていることもありますが、元々相方は片づけのスキルがほぼありません。これすべて義母が全部片づけていたからに他ならない。

片づけばかりではなく、家事全般において何のスキルも持ち合わせていない彼は、毎日使うものは見えるところに置いておきたいわけで、今私はこたつでパソコンを使っているけれど

その上には必ず朝使う目薬と体温計があるんです。

以前はそういうものを入れるかごを置いておいたのですが、すると今度はその上にやたらとものを積み重ねてしまって、結局体温計などはかごの外に。そのかごは今では畳の上に

置かれています。床置きって掃除もしにくいし、片づいて見えない典型なのに。

他にも相方はよく畳の上に何かと置き去りにしますね。例えば外出して帰ったあと、着替えてそれまで着ていた服を置いたままにする、とか。

よく片づく仕組みづくりがなんとか、と書いてあるのも読むけれど、長年の習性というか性格はそう簡単には変えられないものだということを、彼と暮らすうちに思い知らされました。

まあそれは自分自身にも言えることではありますが。

それでも過去の我が家に比べたら、今はずっとすっきりしてきたとは思うんです。特に一階の義母のが使っていた部屋については大きな家具も処分したこともあって、四畳半ほぼ

まるまる空いた状態。

MAX6人家族だったときには、帰宅したあとその辺=畳の上に鞄だとか着ていたものとかが存在していましたが、今やふたりきりとなり、そうしたものも人数分少なくなりましたけど

ゼロとは言えないところが残念。私もなるべく置きっぱなしにしないようにしているつもりではあるけれど、「なるべく」と「つもり」≠「絶対」じゃないんだもの。スーパーなどに

買い物に行ったあとなど、買ったもののうち冷蔵庫に入れるものはともかく、他のものとかバッグなど、ちょっとしたものをその辺に置き去りにしがちです。昨日もマスクが一時

行方不明になりました。

普段からきちんと片づいているご家庭はそういうところがきちんと出来ているんでしょうね。

 

そろそろ重い腰を上げて掃除に取り掛かることにしましょう。それから相方の確定申告に向けて作業開始する予定。こればかりは締め切りもあるし、やらないわけにはいかないですから。


85点くらいだけど、合格ということで

2024-01-20 05:54:50 | 暮らしのあれこれ

昨日はとても暖かなよい天気でした。もっと洗濯しておけばよかったな。

寝るときにはうっすらとした雲からまだ月明かりが見えていたのに、今朝はもう曇って弱い雨も降っている様子。来週は寒くなるとの予報も出ているので、より残念感が高まります。

 

さて、先月初めに急須についての記事を書きました。

長年愛用していた急須の茶こしが崩壊しそうになってきたため、Amazonで新しい急須、というよりはティーポットを買ったもののこれがとても使いづらくて。

我慢して使ったのは1週間だったか2週間だったか。でもどうしても我慢しきれなくて、元の急須に戻しました。

何が我慢できなかったかと言うと、注いだあと伝い垂れすること。

Amazonの商品ページには動画がついていて、それを見たときには垂れる様子はなかったんですが、どうやらお湯の量が多いと垂れやすいみたいでした。

それから全体の大きさに対して茶こし(この茶こしはとても優秀でしたが)が小さくて茶葉がしっかり開ききらず、お茶がおいしく出きらないのも不満だったんです。

残念だったティーポットは次回のリサイクルステーションへリユース品として持ち込むとして、いつまでも古い急須を使い続けるわけにもいかないので、アピタで見てみることに。

今度は痛い買い物にならないよう、中の茶こしの大きさや注ぎ口もよく確認して、これならまだましかな?と思えるものがあったので買ってみました。

                    

茶こしは前のものとは違って、よくある形のものが入っていますがわりと大きめ。

今のところは大きな不満なく使えています。点数をつけるとしたら、85点くらいというところ。

マイナス点としては、目いっぱいお湯を入れても二人分の湯飲みを一度でいっぱいに出来ないところ。見た目はたっぷり入りそうなんですが、これまでのよりは容量が少ないようです。

茶こしの目も細かくてお湯の切れがよく、茶葉が簡単に捨てられし洗いやすい。

こうしたものはやっぱり実際に見て確かめてから買うべきだなと思いました。3千円ちょっとの授業料は払いましたが、いい勉強ということで。


片手でポンッ、は外せない

2024-01-16 08:43:30 | 暮らしのあれこれ

叔父の葬儀も終えて、ほっとやれやれしました。

霊柩車を見送ったあと、相方のいとこたちは近くのファミレスへ行きましたが、相方は今ひとつ乗り気になれなくて、仕事があるからと私たちだけ先に帰宅しました。

そのファミレスで、いとこ会を白浜温泉でやろう、とかいう話になったそう。

日帰りならまだしも、泊まりの場合は私は行く気ゼロ。結婚40年を過ぎて親戚とのやりとりも回を重ねたからか、以前よりは幾分楽に臨めるようになったけれど、それでもやっぱり

どこかで気を遣いますもん。こういうときにはきっぱり、でもやんわりと「ノー」が言える私。相方はやっぱり行くんでしょうね。

 

今日は補聴器と歯のメンテナンス日。午前中は補聴器専門店へ、午後からは歯科医へ出かけます。

両方とも3か月ごとに行くことになっているので、畑に行きたいとき日程調整がしやすいように同じ日に予約するようにしています。

面倒って言ったらそうなんですが、特に歯は健康に影響を及ぼす最たるものだと思っているのでいくら嫌でも(笑)行きますが、最近自分でも呆れるのだけれど、歯のクリーニングの

最中に居眠りしそうになるんです。

独特の機械音は耳障りではあるけれど、それすらいつしか子守歌になるんですね。まあ時間帯がお昼寝タイムということもありますが。

歯科医と言えば、うちの近辺は数がかなり多いように感じます。それも比較的近いところに、ひしめき合うとまでは言いませんが人口比にするとかなり多いほうではないかと。

そんなにたくさんあっても、歯科医が潰れたという話はとんと聞きません。近くにあるうちの2軒は立て替え後に代替わりして継続しています。我が家のある地域はあまり高層の

建物は建てられないところだけれど、ちょっと離れるとマンションもたくさんあるし、最近は駐車場から建売住宅に変わっているところも多くなってきましたから、需要は堅いの

かもしれません。

 

歯医者に行く前には必ず歯磨き、ということになりますよね。

                    

その歯磨き剤の写真。何を使っているかを話したいわけではなく、話したいのはキャップのこと。

見えづらいかもしれませんが、片手で開けられるタイプ。私が歯磨き剤を選ぶとき、効能よりも重視するのがこういったタイプのキャップであるかどうか、なんです。

両手を使って開け閉めするタイプのものは、せっかちなせいか嫌なんですよ。歯磨き剤はまだしも、これは絶対!と思うのがハンドクリーム。

塗る前はまだいいんですが、塗ったあとキャップにクリームがほんの少しでもつくのが嫌なんです。なんだか手が滑って次に使うとき開けにくくなるような気がして。

でもハンドクリームにしても歯磨き剤にしても、この手のキャップのものってありそうで、ない。特にハンドクリームはないような気がします。メーカーさん、お願いしますよ~。

こういうキャップに替えてほしいわ~。

洗濯の液体洗剤なんかは、キャップで計量する必要があるからそういうわけにはいかないのでしょうけど、キャップの外側に洗剤がついてしまい、次に使うときに手が滑ることが

しばしば起きます。一回一回洗濯物で拭っておけばいいのだけれど、忘れちゃうんです。

スティック状やボール状の洗剤も出てきていますが、どこか信じられない。本当にきれいになるの?みたいな。疑り深いのは歳のせいかな?

歯磨き剤も洗剤も毎日必ず使うものだから、ひとつひとつは小さなストレスも重なるとうんざりします。なんか中身はそれほど変わったとも思えないのに、容器のデザインばかり

替えたがるメーカーもありますが、どうせ替えるなら使い勝手の良いキャップにすることも検討してもらいたいな。

さて、そろそろ出かける支度をしなくては。相方も別の歯科医で検診のあと眼科の診察へと、夫婦共々メンテナンス日。相方は午後は仕事に行くと言っていますが、風が強くて

作業がしにくいんだそう。被災地のことを思えばまだまだましと言うものですが、シニア世代なのでね。ケガなどしないように、体調を崩さないようにしたいものです。


生活感って、あったら悪いもの?

2024-01-05 06:51:18 | 暮らしのあれこれ

昨日は次姉、次姉のお嫁さんと息子くん、うちの娘と孫と計6人で中国料理の円卓を囲んでの新年会。

時間に余裕を持って出ようと思っていたのに、出がけにエアメールの年賀状が届いて返信の手紙を書いていたら出発時刻ギリギリに。交通量もそれなりに多かったので約束の時間には

なんとか間に合いましたが、狭い駐車スペースに車を停めるのに一苦労。私が一番遅い到着となり、個室に案内されたときには既に注文した料理が運ばれてくるところでした。

うちの孫娘は中華のターンテーブルは初体験で、最初のうちは文字通り借りてきた猫状態でほとんどしゃべらず。

今検索してみたら、このターンテーブルは日本発祥なんですってね。便利なものを考えたものだなと思いますが、昨日もお料理を取り分けようとしたら誰かが動かしたために目の前から

去ってゆく、ということがありました。私も他の人にそんな思いをさせてしまっているかも。気をつけたいところですね。

昨日次姉のところへはお寺さんが月参りにいらっしゃる日で、時刻も午後1時半あたりだったことから、いつまでもだらだらと食べ続けることもなく切り上げて。義兄にテイクアウトを

持ち帰るという理由もありました。餃子と炒飯でしたが、私たちが食べたものより質素で申し訳なかったな。

義兄の会社、と言っても既に代替わりしているけれど、昨日から仕事始め。そうなると誰かが電話番などで会社に残らなければならないので、昨日は義兄がその役目でお留守番でした。

以前義兄のご両親が住んでいた家の台所でお茶をいただきながらおしゃべり、お寺さんの月参りが終わったあとには次姉のマンションにお邪魔して。孫娘はマンションは初体験で、

まるでモデルルームの見学会のように母親と全部の部屋を見て回っていました。

次姉は私と違って、昔から整理整頓が得意。それにマンションはほぼ寝るだけくらいだし、年に2度は専門業者にクリーニングを依頼しているので、築20年を過ぎているものの

きれいなもの。先月床にワックスをかけてもらったということで、ピカピカでした。う~ん、うらやましい暮らしぶり。

でも今でも古い家に住んでいるせいか、お茶をいただいていた古い家の台所のほうがなんとなく落ち着くんです。長年暮らしてきた生活感が地層のように積み重なって、それが

嫌な感じではなく温もりのようになっているとでもいったような。

 

そう、ここで思い出す。この前書きかけて消えてしまった記事で書こうとしたのは、その生活感について、でした。

 

よく暮らしに関する本や雑誌で目につくのが、生活感を消す、とか減らすとかの言葉。

生活感って、そんなに嫌なものでも悪いものでもないような気が、私はするのだけれど。

暮しているのだから生活感があって当たり前で、全くなかったらそれこそモデルルーム。きれいだけれど温もりはあまり感じられないのではないのかな。

いろいろなものがいっぱいあって足の踏み場もない、なんて乱雑な状態ではいけないでしょうけど。

私も前はあれこれやろうとしました。タオルは白、洗剤などの容器もラベルを剥がしたりすっきりしたものに入れ替えようとしたり。

でも今はそういうことをしたいと思わなくなりました。老眼が進んで文字が見えにくいから、洗剤などは売られている容器そのままのほうがわかりやすいし、第一説明書きを読む

必要が出たときに困るもの。

タオルも使う場所で色分けしたり、広告入りのタオルでも品質がよければ使う、と割り切りました。見た目より自分がよければそれでいい。たまに来る人にどんなふうに見られるかより

実際に暮らす自分の気持ちが大事。と言ったら言い訳に聞こえるかな。

まあきれいに整った次姉のマンションの居心地が悪い、とは言いませんが、いくら見晴らしがよくても見えるのは林立するビル。名古屋城も見えるけれど遮るビルでも建ったら隠れて

しまうし、私には豊かな緑や自然が見える方が好ましい。それに8階って、地震の時結構揺れるそうで、しかもエレベーターが止まったらかなり困ることになります。

今にも壊れそうな古家住まいも自分もさることながら、発災後のことも考えるとやっぱり私は地面近くに住んでいたいと思います。洪水の心配のないところに限るけど。