石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

未来は今に、今は未来に・・・スターダストレビューツアー「31」ファイナル!

2008-04-30 | Weblog
半年かけて全国を巡った
STARDUST REVUE LIVE TOUR "31"が
ファイナルを迎えた。

今回のツアーは
25周年記念の大イベントを終え、
更なる未来への決意表明であるとともに

ここまで来た自分たちを肯定し、
いつもそばにいてくれたファンや
偉大なる音楽の先輩たちに
「感謝」を伝えようとした旅だったのだと思う。

東京厚生年金、
神奈川県民ホール、
そして中野サンプラザのライブを楽しませて頂いたが
ただ「こなれていく」のではなく
それぞれの楽しさや、感動があった。

アルバム31の中にある
「Spice of Life」

ツアーのステージでは
ホーンセクションの変わりにブルースハープが使われ
要さんのアコギでのジャズ風のプレイと絶妙に絡んでいた。

この曲、
「30年前の僕はいつも・・・」と
デビュー前後の自分を
シビアに振り返って歌いだすが

土曜日のライブが終わった後
要さんは着替えて戻ってきた楽屋で
こんなことをおっしゃっていた。



「僕らは本当に音楽が好きで、楽しくて始めた。
でも、最近の出来事など見ていると、
心にダメージを負ってしまった人が多いように思う。

僕らの音楽が、ほんの少しでも
そんな人の心の救いになればと思うんだ」

まっすぐな目をして
こうも言った。





「皆の後ろに寿司があるんだけど
人がいっぱいで食べられない」

・・・今のなし。

・・・では、改めて。

長いツアーをしていると
「大変ですね」と言われることもあるそうだ。
でも「少しも大変じゃない」という。
「音楽を続けられることが楽しくて仕方が無い」

でもこれは
楽にひょいひょいこられたという意味ではないだろう。

自らのことを待っていてくれる人がいる。
ライブで元気を持って帰り、
今度は自分たちの日常でがんばろうとしてる人がいる。

自分たちが愛した音楽で皆が幸せになれる。
だから「楽しい」・・・いや「嬉しい」のだと思う。

長いツアーの間に
僕の人生にも大きな転機が訪れた。
文化放送でラジオに人生を賭けることができる。

何を隠そう(笑)
僕も皆に伝え続けられることが嬉しい。

未来は今に
今は未来に
永遠に続く・・・

ジャンルは違うけど
「夢を追い続けるのは
やっぱり悪くないぜ」と
スタレビは教えてくれるのだった。




要さん
寿司、食えたかな。





最後にお知らせ。
石森が出演中の
毎週火曜日深夜1時から文化放送で放送中の
「KENSHO TV presents 懸賞伝説~Girl Party」も聴いてちょーらい。
メールも待ってます。

ABCは知ってても。

2008-04-13 | Weblog
駐車場で
自分の車を探しているとき

「G-354だろ?
えーっと、

♪ABCDEFG・・・」
と歌い始めて気がついた。

あれ?

「OPQRSTU」のあとの
符割りがわからない。

「VWXYZ」がメロディーにうまく乗らない。

やってみて?

うまくいった?


そもそも子供のころ
日本人の子が歌っていた
「OPQRSTU」は
「4分音符ひとつに一文字ずつ」乗っていたが

僕はよく「LMNOP」が
8分音符のバージョンを歌っていた気がする。
つまりそこだけ早くね。

これはおそらく近所に住んでいた
英語の先生に聞いた
ネイティブ・バージョンだ。


だとすると
その続きは?







帰宅後、正解を思い出した↓

「ABCDEFGHIJK、(で切れて)
LMNOP(ここだけ早い)

QRS(で、なんと1拍休んで)
TUV

WX、Y&Z」

・・・となる。


あれ?文字は終わったが
まだ「Aメロ」が余ってるぞ?

実は
続きがある。


「Now I know my ABC
next time won't you sing with me」で終わるのだ。
(※別バージョンもあるらしい)


納得。

いや、
納得じゃない。

だとすると
日本語バージョンの続きは?

謎は深まるばかりである。



「懸賞TVプレゼンツ懸賞伝説GIRLS PARTY」(文化放送)

2008-04-07 | Weblog
横浜の桜木町から
ランドマークタワーにつながる陸橋。

ぶぶぶ・・・とベルトの上に立ち
平行移動しつつ
お年寄りのツアー客とすれ違った。


「やっぱり
【歩く歩道】は楽じゃなあ」




あれ?
何かがおかしい。



・・・これは【動く歩道】じゃ!

歩道は
たいてい歩くぞ。

さて、
火曜日深夜1時
「懸賞TVプレゼンツ懸賞伝説GIRLS PARTY」(文化放送)


2回目ともなれば
「GIRLS学園」のみんなも打ち解けてまいりました。
そろそろ「本性」が見え隠れ。


木口亜矢くんの「意外に優しいお姉さん&キックボクサー」ぶり
星野加奈くんの「下町的ちゃきちゃき昭和テイスト&気がつけば妄想」ぶり
尾形沙耶香くんの「媚びずにわが道をゆく」颯爽としたスタイル
石井めぐるくんの「マジで恋愛学んでます」的な「ふわふわ」な持ち味、


石森先生も「おろおろ」しながら
クラスをまとめますので
是非聞いてくらはい。

番組へのメールは
kensho@joqr.net

・・・でおま。

※一部URLに誤りがありましたので
修正いたしました。

せつなさの向こう側。

2008-04-07 | Weblog
お台場の某ショッピングモール。
3つ並んだ男性用トイレ。

僕の左には中継車のドライバーHさん
僕の右には技術のKさん。
ともに僕よりもずっと人生の先輩である。



僕の左、Hさんが
歓喜の声をあげた!

「おお。ここにも標的が!」

最近、男子用のいわゆる「朝顔」には
直径数センチの丸い「標的シール」が張られていることがある。
Hさんは防衛省内のトイレでこの「標的」に遭遇し

「さすが自衛隊だ」

・・・とわかるようなわからないような
納得のしかたをされていた。

Hさんは標的に命中させようと
「びっくりどっきりメカ」の
照準を合わせたのだが

その刹那、
Kさんの口から
切ない言葉がこぼれた。






「隊長!的に届きません」





推奨BGM:「ヤマトより愛をこめてBY沢田研二」

僕らはせつなさに震え、
手にかかりそうになりました。




あらほらさっさー。

謎の文学賞~「本の雑誌」を読むのじゃ!~

2008-04-06 | Weblog
中学のときの同級生「おこちゃん」から
メールが届き、

『「本の雑誌」4月号に
「石森さん」という言葉が出てきてびっくりした』とのこと。


「なにそれ?」
・・・本人、知りまへんでした。

これまで
情報誌の車の企画、
ボクシングやプロレスの雑誌には
ちょろっと出させていただきましたが・・・
(あ、ラジオのもちょっと出た)

「本の雑誌」?

心当たりが
なっしんぐ。

そこで本を買ってみると・・・

問題の文章は
筒井康隆さんの新刊「ダンシング・ヴァニティ」の帯に
「第4回絲山賞受賞!」と印刷されていたことについて
書かれたものだった。

この「絲山賞」ってのは
芥川賞作家で、僕の番組の常連ハガキ職人だった
絲山秋子しゃんが

「その年、1年でもっとも面白かった作品」に
おそらく勝手に授与(したつもり)の賞なのだ。

本の雑誌の編集部では
「イトヤマショーってなんじゃ?」と調べたらしく

その結果、
『「絲山賞」ができたきっけが「石森賞」だった!』ということが
わかったらしい。

「石森賞」とは
なんぞね?

解説しよう。(←ヤッターマン風に)

僕の番組のリスナーだったイトヤマ氏は
まだ、芥川賞を受賞していないころ(ノミネートは何度かされていた)
僕が前の放送局をやめてしまったことから番組が聴けなくなってしまい、
作家としてデビューしたあとも
僕の消息を探してくださっていた(笑)

・・・その結果、
僕のブログに辿り着いたのよ。

で、僕もこれをきっかけに
彼女の作品の
「海の仙人」などを読ませていただいたのだが
これに、どっぷりハマッてしまった。

そこで、
芥川賞よりも「ある意味貴重」な
「石森賞」を授与したのでありました。

もちろん、賞状も副賞も
なんの名誉もないけど
大変喜んでくださり
それを「真似して」誕生したのが「絲山賞」なのでR。

もしかしたら僕は、文学界に
貢献したのだろうか(←全然してない)

でも、嬉しいなあ。
そんなに「石森賞」を喜んでくださっていたなんて。

この文章が載っているのは
「本の雑誌」4月号の,「自在眼鏡」というコーナーです。
10日過ぎには5月号が出てしまうので,お早めにね。


おこちゃん、情報ありがとう!