石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

MOONに恋して。

2007-08-31 | Weblog
学生時代によく通った店
本牧の「ムーン・エリア・1」に
久しぶりに行ってきた。

ホットロッドのパーツ・メーカー
「ムーンアイズ」の関連製品を売る店だ。

以前は湘南の134号や元町にも店があったけど
今はここに集約されている。

表に置いてある
カスタムされた名車の数々は
見ていて飽きない。

アメリカのオールデイスさながらの
「ダイナー」も併設され、
本場もんのハンバーガーにもかぶりつける。

また、このマークのシャツやトレーナー
可愛い関連グッズも沢山あって
女性でも楽しめると思う。

ホットロッドってーのは、
1920年~30年代に
西海岸の若者の間で生まれたクルマ文化。

短い直線のコースを
信じられないスピードで走りきるドラッグレース。

これに使われるマシンのひとつのスタイルが
「ホットロッド」
ただ、今は広い意味で使われるようになっている。

黄色い満月の中に
つぶらなおめめが、きょろんと入っているマークは
伝説のドライバー、
ディーン・ムーンにちなんでいて
ゼッケンナンバー00の中に
茶目っ気で目玉を書いたのが始まりらしい。

僕の車にも
でっけえ「ムーンアイズ」のデカールがついていたのだが
ペイントし直したときに
はがしてしまった。

だからきょうまた数枚のステッカーを
買ってきた。


映画「アメリカン・グラフィティ」の中にも
黄色いホットロッドマシン「デュース」などが出てくる。

この映画、車とラジオとオールデイズ・ナンバー
そして青春(恋)が生き生きと描かれている
青春ストーリー。

離れていくガールフレンドにむけて、
リクエスト・メッセージで
切ない想いを伝えようと
ラジオ局に駆け込んでいく少年と

伝説のDJ
「ウルフマンジャック」(本物)とのエピソードに
しびれる。

ラジオ関係者は
一度は見たほうがよかんべよ。

真夜中の来客

2007-08-31 | Weblog
「ハトが豆鉄砲食らったような顔」
ってえのはわかる。

・・・たぶんこんな顔だ。
やってみる。




「んぽ?」



ね?こんな顔。

でもなあ、わからないことがある。


コンコン。

だあれ?こんな夜更けに。

「こんばんはー、こんばんはー」


おそるおそるドアを開ける。

「こんばんはー?」


え?誰?どこにいるの?

「ここです、ここですよう」

下を見ると
黄金色の毛並みの子ぎつねがいる。

子供のころに絵本で見た、
「てぶくろをかいに」の子ぎつねみたいだ。

「こんばんは。
ちょっと手を出してくださいませんか?」

こう?

「失礼します。・・・えい。」

手の甲のあたりを
先の方だけ白い毛の
黄色く小さな前足が、つねろうとする。
でも、肉球がぷにぷにあたるだけ。

「うーん、きつねの手じゃ
うまく、つねられないや

痛くないですよね?痛くないですよね?」

くすん、くすんと泣く子ぎつね。

あ、泣かないで?
痛いよ。ちょっとだけ痛かったよ。

「ほんとう?」
うん、ほんとうさ

たちまち
ぱあっと笑顔に変わる子ぎつね。
「おじさん、ありがとう」
僕も微笑む。


おにいさんだよー。


・・・・・・違うな。違う。
「きつねにつままれた顔」ってのが
どーにも皆目、わからない。


こそこそ。

2007-08-31 | Weblog
朝、職場に行ったら・・・

「ゆうべはご苦労さま」と
「自分こそゆうべは忙しかったであろう」泊まりデスクに
笑いながら言われた。

「何が?」と思ったら
「ためしてガッテン」を何人かで見ていたそうな。

言ってなかったのに、
よく気がついたなあ。
(ご苦労様っていうけど、生放送じゃないよう)

それからも
何人かのディレクターさんが
時々やってきて、

耳元で

「・・・ふふ。見ました。」

と言うなり、
ニヤリと肩を叩いて去っていきました。





ちょっと
まって。




ぷれいばっく。


・・・いや、
嬉しいんですけど?

なんで「人目を忍んで」


「こそこそ」言いに来るのー? (笑)


そういえば
これまでも、時々TVに出る度、
「こそこそ」と「見ました」と言われることが多かった。

何か「ふふふ俺は秘密を知ってるぞ」的な感じ?
知ってていいのだ、これ仕事だもん。





あと、そういえば。

オンエア直後ならまだ心構えもあるけど
全く予期しない時期に突然言われて
びっくりすることがあった。

こないだの「内閣改造」の日。
記者会見を待っていた自民党本部で

他局のGさん(いい人)が
「いやー、見ました」とおっしゃってくださいました。


あれ?今何かに出てたっけ?と思って
「・・・何をですか?」と伺うと

「タイガー&ドラゴンに出てるの見て、びっくりしました」


こっちが、
びっくり。





随分前の話ですわ、そりゃ。
何で今更おっしゃるのでしょう?

「今、再放送してましたっけ?」と聞いたら、


「DVD見ましたもん」



あ、なるへそ。
・・・まいどあり。



「伊東なんとかさんと2ショットでしたねー。
テレビであんなに可愛いんだから、
本物はもっと可愛いんでしょうねー、うぷぷー」


Gさんはそう言うと
夢見る瞳をキラキラさせてていましたが



いや、そんなことより
今時「伊東なんとか」さんの名前を
・・・ご存じないことにびっくり。





仮に「四朗」さんだったら
「・・・ニン!」だぞ「ニン!」(意味不明?)




正解は「美咲」さん。

ああ、Gさん、
エビちゃんのことは知っているのかなあ?
Gさあん、「蛭子能収」さんのことですよー。

カニちゃんは知ってるかなあ?
「蟹瀬誠一」さんのことですよお。

たまには出演?情報。

2007-08-28 | Weblog
例えばあなたが・・・

大掃除をしているのに
古い雑誌を見つけて読みふけってしまう。

受験勉強をしていても、
隣の部屋から聞こえるTVの音が気になる。

職場の窓から見える
カップルのイチャツキで仕事が捗らない。

仕事をしていても「ねこじゃらし」を振られると
我慢できずにニャーと鳴く。





恋人の名前を呼ぼうとして、
飼い犬の名前で呼んでしまった。

カレーを作るつもりが
途中でハヤシになった。

オーストリアに行くつもりが
オーストラリアに着いちゃった。

「部屋とYシャツと私」を歌っていたら
「酒と涙と男と女」になっちゃった。






大統領として執務中たけど、
押しちゃいけないボタンが気になる

世界陸上に出場しているが、
次のハードルはくぐってみようかと思っている




・・・あー、もうモンゴルに帰りたい



なんて。

「ちょっぴり集中力が足りないかな?」

って思っている君は

今週水曜日夜8時、NHKの
「ためしてガッテン!」
~脳もビックリ!集中力アップ大作戦~を

ごらんあそばせ。

石森も
ひょっこり出てます。

もし編集でカットしてあっても
出ていたつもりで応援しよう(・・・無理?)

※スタッフのみなさん、
ディレクターさんお世話様でした。

おお、奇跡の3ショット!

2007-08-24 | Weblog
近所に最近、
大きな書店がオープンした。

たまたま仕事と仕事の間があいたので
じっくり「立ち読み」することにした。
(↑迷惑だなあ・・・)

おお、品揃えも豊富だし
綺麗だしセンスもいいぞ。

あ、あの人の小説
平積みになってる!
上に「檸檬」置いて逃げちゃおか?


車の雑誌を見ていたら
横がスポーツコーナー。

そこに「ボクシング・ワールド」(9月号)
って雑誌が置いてある。

あ、こないだ
テレビ中継のリングサイド&控え室レポートや
勝利者インタビューをさせていただいた
「WBC世界フライ級タイトルマッチ」のこと出てるかな?

手に取ると表紙が
内藤大助新チャンピオン。

おお、巻頭に
あの試合の様子がグラビアで!
感動がよみがえ・・・


おわわっ!
僕がいるっ!

優勝インタビューのあとで
内藤新チャンピオンと

前チャンピオンの名選手
ポンサクレック選手、

その横で僕がマイクを持ち
3人で笑ってる3ショット。


・・・買っちゃいました。

今まで雑誌には何度も出てるけど
「載ってるの知らずに
本屋さんで見てびっくり」は初めて。

今回主役は自分じゃないから名前は無いけど
歴史的瞬間だしー、
テレビでも多分映らなかったシーンだしー、
この3ショットは貴重だしー、

嬉しいなあ。

ああ、また家に
本が増えちゃった。

ボクシング・ワールド9月号
(KKベストセラーズ)
11ページに載ってましゅ。
ここをクリック!


目を閉じないで。

2007-08-22 | Weblog
完膚なきまでに叩きのめされた時、

いかにして
自分の弱さや甘さを認め
這い上がってくるか。

例え孤独で 先が見えなくても、
どれだけ踏ん張れるか。
そこにこそ、
「その人間の、本当の強さ」が現れると、

僕に教えてくれたのは
ともに励ましあったスポーツ選手だった。

もし過ちを犯してしまったり
自分の弱さを後悔している時にこれを読んだなら
ここで終わりなのでなく
ここからが本当の戦いなのだと知って欲しい。

あなたのことを
励みにしていた人もきっといた。


誰もが
それぞれのリングで戦っているってこと
どうかもう一度、思い出して。

とまらない。

2007-08-12 | Weblog
いっそがすぃー。

でもそれは幸せなこと。

ただ、様々なジャンルのことを
同時進行でやらなければいけないので

「頭」の切り替えがとっても大事。


僕のバヤイ、
「静かな海を見たり」
「鎌倉の町並みを歩く」のが
普段、心をリセットする方法なのだが

なんかこの季節、
海岸あたりはスゴイことになってるので
安らげない。
(水着の人が沢山いるのが苦手)

そこで
きょうは移動中
何も考えないことにチャレンジした。

んが。
これが難しい。

座禅でもすりゃあ、別なのかもしれないが
「いろんな疑問」や
「日ごろ心にひっかかっていること」、
「タマちゃんの次にでてきたアザラシの名前なんだっけ」
「カマイルカって、お姉キャラだったりして、どんだけー?」
・・・などが、
あぶくのように浮かんでは消え、また浮かび・・・

最終的には

ドラえもんの

「ほんわかぱっぱ~×2、ドーラエモーン

っていう歌がループし続けた。
たすけて~。

う~、思考が止まらない。
すっかり弱っていたが
昼飯の時間である。

暑さで食欲がなかったが
カレーなら食べられそうなので

たまに行く専門店に入ると
「完熟トマトカレー」という新メニューが。

あ、おいしそう。
これください。

酸味の利いた煮トマトが具になっているか
ハヤシライス状に
トマトがルーに溶け込んだものを期待。

かくして
出てきたものは!?


ふつーのカレーライスの上に


新鮮な生のトマトが、ほぼ丸ごと
「どっこいしょ」と座っていました。





「      」


図らずして、
見事、思考は止まりました。
めでたし、めでたし?

太陽にほえない。

2007-08-04 | Weblog
都内での会議を終えて帰る道
「暑いなあ・・・」
その時!

パトカーの赤色灯が
激しく点滅しているのが目に飛び込んできた。

どうやらパトカーは2台!
それだけじゃない、
沢山の制服姿の警察官が慌しく走り回り
近くの店に飛び込んでいくのも見えた!

こりゃあ、
ただ事ではないぞ。

僕は既に走り出していた。
手にはいつも持っているメモ帳。

近づくにつれ、K県警のパトカーが2台
縦列駐車しているのがわかった。

そして
僕は見たこともない光景を目の当たりにしたのである!
・・・それはっ!

僕は見たことも無い光景を目の当たりにしたのである。
・・・それはっ!


へくしっ!

失礼。

それは
この暑さでオーバーヒートし
エンストしているパトカーであった。

ボンネットを開け
警察官が「隣の店で借りたやかん」で
ラジエターに水を注ぎ込んでいる。

おお、店に警察官が飛び込んでいったのは
やかんと水を拝借するためだったのだ。

そして
後ろに停まっている
もう一台のパトカーは、

なんと
片側一車線のこの道で
「交通整理」するためのものであった。


これって
「整備不良」じゃないの?
人騒がせだなあ。

でもすっごく警察官の皆さん、
気まずそうでした。

事件じゃなくてよかったですな。

さよならダイヤリー。

2007-08-03 | Weblog
僕が公式ブログなどを立ち上げるずっと前。
フリーになって間もないころから
やっていた公式サイトがある。

・・・しかし運営会社の都合で
9月一杯で閉鎖されることになった。

まもなく閉鎖される旧HP。

昔は「BBS」や
「エッセイ風の日記」もあったのだが、
現在は「公式ブログ」への誘導機能と
リンク集程度の機能しか残していない。

・・・しかし閉鎖にあたり
フリーになったばかりのころから書いていた
「エッセイ風の日記」だけ最後に復活させた。

僕にはもともと
日記など書く習慣はない。

でも書き始めたのには理由がある。

独立して最初のころは
CMのナレーションや
ドキュメンタリービデオの声などが主な仕事だった。

しかし、それまでの8年間
毎日2~3時間はリスナーに語りかけていたのに
全く発信する場がなくなった。

だから
これまで聴いてくれていたリスナー向けに
番組をお送りしているつもりで書きはじめた。

「フリートークが錆びつかないように」という気持ちもあり
時間を決めて一気に即興で書いていた。
多分、ラジオから遠ざかることが
怖かったのだと思う。

読んで下さる方はかつてのリスナーさんも多かったが
あのHPを通じて知り合ったかたも多い。
声優のkくんもそうだ。
ジャンルは違ってもメールで励ましあった。

ラジオとは全然関係ない仕事をしている時に
若手のアルバイトの子2人に
「石森さんは
ラジオを聴いたことがあります?」と聞かれた。
「あ、あるよ?」と答えると

「ラジオ面白イッすよ。
僕らナイナイの番組聴いているんですけど
すっげえ楽しくて、毎週楽しみなんす。
ラジオ聴き始めてから生活かわったっす!
石森さんも聴いたほうがいいっすよ、ラジオ!」と
目をキラキラさせて言う。

・・・8年やってました(汗)
とは言わなかった。

でも、
「僕の信じている道は 間違いじゃないな」と思った。

ルーティーンワークの中で何年も仕事をしていると、
ラジオの世界にいることが当たり前に思えてくることがある。
まわりを業界人にばかりに囲まれていると
世の中の常識的な感覚と乖離することもあるし
この世界にいさせてもらえることの「奇跡」を見失う。




僕は、放送局の社員(局アナ)をやめて
いったんラジオを失った時期に、
「いちリスナー」に戻って
ラジオの素晴らしさを再認識した。
・・・いや、思い知らされた。



あの時期があってよかったと思う。
素直に生きられるようになった。




さて、今消えようとしている「日記」読むと
なんじゃこりゃ?なものが多い。
あの頃の自分の気持ちも読み取れて
気恥ずかしいやら
初心は大事だなと思えるやら。


あと2ヶ月弱しか見られないが
読むものがなくて退屈しているかたはどうぞ。
エッセイのページは↓
これが幻のエッセイじゃ!長いぞ!ここをクリック!http://01.members.goo.ne.jp/www/goo/a/u/azumasou/friends.html


※今ごらんになっている公式ブログ
「SEASIDE RADIO」 は続きます。
またプロフィールのページはURLとデザインを一新しました。

今後とも
よろぴく。