中継スタッフの技術のたきちゃん♀は
仕事中は惚れ惚れするほど
プロの顔になる。
スピードと正確さを争う取材の現場で全幅の信頼を置いている。
しかし。
それ以外はである。
例えばUSJの取材のときに
「ええっ、大阪なら海を越えなければいけませんよね
中継車でいけるんですか」
・・・いけるよ。大阪ってどこにあると思っているの?
「四国」
嗚呼。
海に押し出されたのは高知か徳島か・・・
また、あるときは
高橋民夫デスクから
「よし!次の行動については
追って沙汰!でな」
といわれたのを
「おってSATURDAY!NOW!」だと思っていらっしゃった。
ベイシティーローラーズかよ。
さらに
ドライバーの張替さん:「きょうは道が込んでいるなあ」
石森「ええ、五当日だからですかねえ」
という会話を聞いて
「ゴトウビ」って何ですか?と聞く。
そうだ、そうだぞ。わからないときには
人に聞くのが一番だ。
我々に間違った知識を言うのはかまわんが
ほかの会社やスタッフの人にそんなことを言ったら・・・
おもしろいぢゃないか。
我々(張替さんと僕チン)は用例を演じはじめた。
「あなた、きょうは何の日か覚えているでしょうね」
「えっ・・・」
(結婚記念日じゃないよな、妻の誕生日は先月だし)
「ゴトウ日ぢゃないの、キーッ!」
とか
「おかあさん、きょうはなんでお赤飯なの?」
「ゴトウ日だからよ」
とか
「きょうはゴトウ日だから
クリスマスツリーに短冊を飾りましょう」
とかやってたが
たきちゃんは混乱するばかり。
(そりゃそうだ)
今のところ
「後藤田さんの誕生日」ということになっているようだ。
あるとき取材を終えて
中継車に戻ると
たきちゃんが街路樹を指差し
「あの木はなんで
荒縄をぐるぐる巻かれているんですか?」と聞く。
あれはね、冬の間にあそこに害虫が入り込むので
春になったらはずして処分するんだよ。(本当)
・・・と説明しようとしたが
はりかえさんがポツリと・・・
「夜になって、
・・・暴れないように」
たきちゃんは
のどの奥で「ひぐっ」て音を鳴らし
なんともいえない顔で
じっと街路樹を見つめているのだった。
(あとでちゃんと教えてます)
仕事中は惚れ惚れするほど
プロの顔になる。
スピードと正確さを争う取材の現場で全幅の信頼を置いている。
しかし。
それ以外はである。
例えばUSJの取材のときに
「ええっ、大阪なら海を越えなければいけませんよね
中継車でいけるんですか」
・・・いけるよ。大阪ってどこにあると思っているの?
「四国」
嗚呼。
海に押し出されたのは高知か徳島か・・・
また、あるときは
高橋民夫デスクから
「よし!次の行動については
追って沙汰!でな」
といわれたのを
「おってSATURDAY!NOW!」だと思っていらっしゃった。
ベイシティーローラーズかよ。
さらに
ドライバーの張替さん:「きょうは道が込んでいるなあ」
石森「ええ、五当日だからですかねえ」
という会話を聞いて
「ゴトウビ」って何ですか?と聞く。
そうだ、そうだぞ。わからないときには
人に聞くのが一番だ。
我々に間違った知識を言うのはかまわんが
ほかの会社やスタッフの人にそんなことを言ったら・・・
おもしろいぢゃないか。
我々(張替さんと僕チン)は用例を演じはじめた。
「あなた、きょうは何の日か覚えているでしょうね」
「えっ・・・」
(結婚記念日じゃないよな、妻の誕生日は先月だし)
「ゴトウ日ぢゃないの、キーッ!」
とか
「おかあさん、きょうはなんでお赤飯なの?」
「ゴトウ日だからよ」
とか
「きょうはゴトウ日だから
クリスマスツリーに短冊を飾りましょう」
とかやってたが
たきちゃんは混乱するばかり。
(そりゃそうだ)
今のところ
「後藤田さんの誕生日」ということになっているようだ。
あるとき取材を終えて
中継車に戻ると
たきちゃんが街路樹を指差し
「あの木はなんで
荒縄をぐるぐる巻かれているんですか?」と聞く。
あれはね、冬の間にあそこに害虫が入り込むので
春になったらはずして処分するんだよ。(本当)
・・・と説明しようとしたが
はりかえさんがポツリと・・・
「夜になって、
・・・暴れないように」
たきちゃんは
のどの奥で「ひぐっ」て音を鳴らし
なんともいえない顔で
じっと街路樹を見つめているのだった。
(あとでちゃんと教えてます)