石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

競馬すきなかた、どんぞ。

2006-01-23 | Weblog
お知らせ。
RIDE ON 22(グリーンチャンネル)
水曜日22:00~23:00
木曜日10:00~11:00(再)、19:00~20:00(再) の
SUDADASUというコーナーのナレーションを今年から担当してます。
競馬がすきなかたはどんぞ。

絲山秋子さん芥川賞受賞!

2006-01-20 | Weblog
取材から報道部に戻ると、芥川賞受賞者が決まったよと知らされた。
「誰に?」と聞くと
「いと・・・?何て読むのこれ?」
僕の手はすでに電話に伸びていた。「絲山秋子さんですわー!」

このサイトを以前からごらんになっている方はご存知でしょうが
OL時代(今回の受賞作のテーマにも通じる時代)に
FMでの僕のDJを熱心に楽しんでくれたリスナーさんだ。

きっとペンネームをいえば当事聞いていた方は
「ああ、あの?」と思い出すかも。
でもいわない。へへ。

あの番組を離れてからもずっと探していて下さり
サイトを通じて再会できた。
出演番組が少ない時期に応援してくれたことは
身にしみて嬉しかった。

作品は独自の世界観を持ち、言葉に独特の歯切れよさがあり、
音楽も聞こえてくる文章だ。
(うーん、僕は表現が下手だなあ)
ラジオをテーマに小説を書くということで
(その小説には実名で出してもらうつもり)
実際にお会いしたこともあるし
「芥川賞」でなく「石森賞」を授与したら
喜んでくださった。

「いつか受賞したらインタビューさせてよ」
約束がかなった、偶然にも僕の泊まり勤務の日だったのだ。
でも照れるもんだね。
妙によそよそしくなって吹いてしまった。

「私の本を知ってくださったかたにはありがとうといいたいけど
流行に関係なく、読みたい本を読んでください」とコメント
だから、あなた、最高だぜ。

受賞直後は「はい。ああ、石森さん」と
あまりにフツーのテンションで
しまった、間違えたか。と思ったほどだったが

夜飯を食っていたらまた電話がかかってきた。
「あたしFM群馬にゲストで出ることになったんです」
すげえうれしそう。それかい!君の喜びは。
「石森さんのラジオを聴いていたあの放送局に
出られるのが嬉しい」{/kirakira/だって。

握手したいようなことを言ってくださったが
手がピザソースでベタベタだったのでやめました。
受賞作「沖で待つ」単行本(「勤労感謝の日」同時収録)の発売は2月24日。
よかったら買ってね。

春よこい。

2006-01-13 | Weblog
そろそろ、春以降の
新たな仕事の話もちらほらと。

放送業界にとってみれば
始まる番組あり、終わる番組ありで
変化の大きい時期なのです。



すなわち
スタッフや共演者などとの
出会いや別れがある時期。



ただ、こうしたことを
繰り返すうちに
どんどん世界が広がる面白さもあります。



思えば、
子供のころから大好きだったDJ番組も
好きなよーにやらせてもらったし
今は憧れたラジオの大先輩たちのそばで
本当にやりがいを持って
報道の仕事をさせていただいているし、
思いがけず、TVのバラエティや
ドラマの仕事の面白さにも触れられました。



とても幸せだと思います。

もちろん
まだ自分に満足はしていないけれど
深呼吸のひとつでもしたら
また、DJとして
遠い夢に歩き出しまさあ。


自分のホームグラウンドであるラジオに
軸足を置くことになると思いますが
未知の分野にも触れていくことになりそうです。

また
報道部では経験不足を補うためにも
「ニュースパレード」など
妥協せずにやってきます。



春以降のTVやラジオの出演などについては
時期が来次第、発表します。

結構大幅に変わるかも知れませんが
今後とも応援よろーぴく
おねがいします。


もちろん

僕もあなたを
応援します。

手ぶくろを買いに。

2006-01-04 | Weblog
あけましておめでとうございます。

文化放送の「ネクスト!ニュース街の声」の
新年最初の取材にいきました。
テーマは「今年最初の買い物」

デパートの前のベンチに
独りで座っていた
「うろ覚えで描いたドラえもん」みたいな
イメージの彼(保険会社勤務)は

一度別れたけど
また付き合って6年になる彼女に贈る
手袋の包みを
無骨な手に大切そうに抱えていました。

こないだ寒い日に
手袋のない彼女の手が
かじかんでいるように
見えたから・・・だって。


君たち幸せにならなきゃ
嘘だわ。

また、チョイワル風の50代の男性は

低反発の座椅子風クッション。

脚の悪い母親が
こたつに入っているのさえ
辛そうだから・・・だって。


年老いて伝い歩きをするようになった
おばあさんのために
丈夫で倒れにくい家具に変えた・・・
というおじいさんは
大きなイスをタクシーにどう積むか
悩んでました。


一年の最初に
まず大切な人のことを
想うなんて
なんて幸せなことなんだろう。

今年が、あなたにとって
少しでも良い年でありますように
心から願います。

本年も
よろぴく。