石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

ジュジュタケシさんの個展。

2012-09-29 | Weblog
鎌倉、湘南。

どのあたりがどう好きなのかって言葉にするのは難しいんだけど
10年ぐらい前に出会った絵葉書たちが語ってくれていた。

鎌倉のイラストレーター
ジュジュタケシさんの個展が小町通りから少し入った『ギャラリーB』で開かれている。

葉書やTシャツなどは持っているのだが
個展に行くのは初めて

どんなかたなのだろうと幾分緊張気味にお訪ねしたのだが
とても優しく
まさにご自身の作品の中に
佇んでいそうなかたで
嬉しかった。

『昔は今みたいに
手軽に綺麗な写真撮れなかったから(笑)
でも僕が心に感じる魅力を
デフォルメして描いてみたんです』


って仰るんだけど
この作品の世界は
写真以上に
湘南や鎌倉、横浜の魅力を知っている人、特に地元の人を納得させる。

新作の絵葉書を買い
大変恐縮だが
サインまでいただいた。

まだご覧になったことのないかた、お薦めです。

スターダスト・レビューのニューアルバム「 B.O.N.D.」!

2012-09-23 | Weblog
スターダスト・レビューの3年ぶりとなるニューアルバム「 B.O.N.D.」がリリースされた。
『太陽のめぐみ』以来3年ぶりのオリジナル・アルバムだ。

先にシングルでリリースされた“夢への地図”“Magic~手をつなごう~”
“今日もいい日でありますように”なども収録されている。

これらの曲は、スタレビから「まだ復興していない日本」のみんなへの
エールでもあると、勝手に思ってる。

“Magic~手をつなごう~”は、とてもとてもシンプルな曲なのだが
実は、ここがミソで、

Ipodなど音楽を聴く環境がなくても
要さんの歌声とスタレビの演奏を、
いつでも頭の中でリアルに響かせることができる。

頭の中に、歩くスピードでよみがえるこの曲は
音楽など聴けない、過酷な状況におかれても
背中を押してくれる。

未発表曲も多彩で、
それにしても毎回
まだ、こんなアプローチがあったか、と思わせられる。

毎度の事ながら、
音楽好きなら、
「あのあたりのアーティストへのリスペクト・・・いやパロディ?なのか?」
「え?随分と最近の流れのものを取り入れているな」という楽しみもある。

若い世代のアーティストや仲間を
励ましながら敬意ももつスタレビらしい。

このあたりはメンバーから
「わかるかい?(にやり)」と挑戦を受けているような気もして面白い。
その点ではちょっとサザンや桑田圭祐さんにも似ている気がする。

絶え間なく新しいアプローチをしているのに
それがまぎれもなくスターダストレビューの音楽であり
深みを増していくのは

まるで老舗の鰻屋さんのタレが
継ぎ足し継ぎ足し風味を増していくかのようだ。

今回のアルバムで特に好きになったのは
「肝心なことは」という歌。
シンプルながら高い音楽性とボーカルセンスの良さを感じる。

憂鬱をエッジの聞いた刃物で
軽快に切り刻んでいくような感じ。

スタレビ、初めて聴く人にも
しばらく聴いていないなーってひとにも
お勧めでやんす。

9月13日(木)「くにまるジャパン」のピンチヒッターを務めさせていただきます。

2012-09-08 | Weblog

今度の木曜日9月13日、
「くにまるジャパン」(文化放送8:30~13:00)で
石田絵里奈ANとともに、
くにまるさんのピンチヒッターとして
パーソナリティーをつとめさせていただきます。

皆さんから愛されているこの番組に出演できることを本当に光栄に思っています。

また、今回も起用していただいたことに心から感謝します。
そして報道の皆さんにも感謝しています。

かつて地方FMのアナとしてDJをしていた僕は
「多くのプロと仕事をする中で磨かれたい」という気持ちと
「DJとして、より多くのリスナーのかたと楽しい時間を生み出したい」という考えで
独立してフリーとなり、夢を叶えるべくジタバタしてきました。

「こんなにもラジオが好きなんだな」と
自分の決断力に驚いたものです。

現在は報道記者として
文化放送に採用していただき、
様々な現場に出ていますが、

その経験がまた、
時折こうして、自分をマイクの前に導いてくれているのですから
不思議な気もします。

レギュラー番組をやらせていただいたときも
ピンチヒッターのときも
ニュースでの1分ほどの現場レポートをするときも

変わらずに思うのは
「マイクの前にいられるということは
決して当たり前のことではない」ということです。

様々な出会いなど、
奇跡の積み重ねで
自分はここにいられるのだと感じています。

だから、
13日(木曜日)は

リスナーのあなたと
この番組のレギュラーの石田絵里奈さんと、
コメンテーターさん、ゲストさん、スタッフの皆さんと

この幸せな奇跡を
分かち合えたらと思っています。

なんつってね。


座右の銘。

2012-09-02 | Weblog
『ステージに上がったとき、自分が一番上手いと思え。
ステージを降りているとき、自分は一番下手だと思え。』

エリック・クラプトン

光田健一さん「HIKARI NO SATO」

2012-09-02 | Weblog


人は元気を出したいときに力強い歌を聴いたり、
悲しいときには励まされる曲や、
敢えて悲しい曲を聴くだろう。

でも
名付けようもない気持ちになってしまったときには
このアルバムを。

もう何も考えずに、
川面に笹舟を浮かべるように心を預けて構わない。
ピアニストでありボーカリストでもある光田さんの曲は
高い音楽性に裏付けられているが、
その声のように
芯の強い優しさに満ちている。

光田健一さんの
ニューアルバム
「HIKARI NO SATO」(GHCD 3025)

FM時代に番組にお越しいただいて以来
お付き合いさせていただき
アルバムは全て聴いてきたけれど
それだけに
今回は「こんな世界もあるんだ」と
驚かされたりして。


光田さんの主なプロフィール。(HPより)

ポップス、歌謡、ジャズ、ラテンなどを生業とした両親の影響を受ける一方で、
南弘明、谷中優両氏に作曲、和声、対位法を師事。東京芸術大学音楽学部作曲科に入学。
同時にジャズ・ピアニスト、キーボーディストとして、1986年よりプロとしての音楽活動を開始。
多くのセッション、サポートの指名を受け、個性派プレイヤーとして常に第一線で活躍。
1995年ファーストアルバム「空が好きだった君に」を発表以後、
現在まで、20タイトルを超えるアルバム、シングル、DVDを続々と発表。
アレンジャー、サウンド・プロデューサーとしても数々の作品群を手掛ける。
小田和正「たしかなこと」「ダイジョウブ」「キラキラ」などの数々のシングル・アルバムにコーラスで参加し、
その歌声の実力を実証。
01年まではスターダスト・レビューの正式メンバーとしてキーボード、編曲を担当し、
数百回の公演を重ね、全国的に活躍。
近年は、吹奏楽や室内楽などのクラシカル作品も多く手掛ける。
■ AKB48「桜の栞」編曲(2010)
■ 石井竜也 / アルバム・シングル・コンサート多数プロデュース・音楽監督・編曲(2003-2011)
■ 江原啓之 / アルバム・コンサート音楽監督・サウンドプロデュース・編曲(2009-2011)
■ 小田和正 / 「自己ベスト1-2」「こころ」「どーも」他アルバム・シングル多数コーラス参加(1998-2011)
■ スターダスト・レビュー / アルバム・シングル多数プロデュース・作編曲・演奏(1995-2008)
■ チェンミン(二胡) / 「Affectioin~探幽」サウンドプロデュース・編曲(2010)
■ RAG FAIR / アルバム・シングル多数プロデュース・音楽監督・編曲(2003-2010)
■ 渡辺真知子 / アルバム・コンサート多数プロデュース・音楽監督・編曲(1993-2011)
■ 渡辺美里 / アルバム・シングル多数プロデュース・作編曲・演奏(2003-2011)
■ NAOTO(Vn)、柏木広樹(Cello)、葉加瀬太郎(Vn)各アルバムなどにピアニストとして参加(2004-2010)
■「ピアノによる宇多田ヒカル作品集VOL.2(ソニーレコード・光田健一名義で発表)」編曲・ピアノ(2001)
※国内海外で絶賛。
■ KENSO / アメリカ・フィラディルフィア・ロックフェスティバル「NEARfest」参加(2005)※世界各国で絶賛。