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絲山秋子さん芥川賞受賞!

2006-01-20 | Weblog
取材から報道部に戻ると、芥川賞受賞者が決まったよと知らされた。
「誰に?」と聞くと
「いと・・・?何て読むのこれ?」
僕の手はすでに電話に伸びていた。「絲山秋子さんですわー!」

このサイトを以前からごらんになっている方はご存知でしょうが
OL時代(今回の受賞作のテーマにも通じる時代)に
FMでの僕のDJを熱心に楽しんでくれたリスナーさんだ。

きっとペンネームをいえば当事聞いていた方は
「ああ、あの?」と思い出すかも。
でもいわない。へへ。

あの番組を離れてからもずっと探していて下さり
サイトを通じて再会できた。
出演番組が少ない時期に応援してくれたことは
身にしみて嬉しかった。

作品は独自の世界観を持ち、言葉に独特の歯切れよさがあり、
音楽も聞こえてくる文章だ。
(うーん、僕は表現が下手だなあ)
ラジオをテーマに小説を書くということで
(その小説には実名で出してもらうつもり)
実際にお会いしたこともあるし
「芥川賞」でなく「石森賞」を授与したら
喜んでくださった。

「いつか受賞したらインタビューさせてよ」
約束がかなった、偶然にも僕の泊まり勤務の日だったのだ。
でも照れるもんだね。
妙によそよそしくなって吹いてしまった。

「私の本を知ってくださったかたにはありがとうといいたいけど
流行に関係なく、読みたい本を読んでください」とコメント
だから、あなた、最高だぜ。

受賞直後は「はい。ああ、石森さん」と
あまりにフツーのテンションで
しまった、間違えたか。と思ったほどだったが

夜飯を食っていたらまた電話がかかってきた。
「あたしFM群馬にゲストで出ることになったんです」
すげえうれしそう。それかい!君の喜びは。
「石森さんのラジオを聴いていたあの放送局に
出られるのが嬉しい」{/kirakira/だって。

握手したいようなことを言ってくださったが
手がピザソースでベタベタだったのでやめました。
受賞作「沖で待つ」単行本(「勤労感謝の日」同時収録)の発売は2月24日。
よかったら買ってね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (あっこ)
2006-01-21 22:59:43
新聞とテレビで、受賞のニュースを知りました。

本当におめでとうございます。

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期待してます (あねは)
2006-01-23 07:42:12
おめでとうです。そろそろかなとは思ってましたが、いやぁすごい。
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