朝日新聞社が今回の東関東大震災に関して作った「ニッポン前へ委員会」 どんな復興への取り上げをするのかと興味を持っていたが、先ず読者からの論文を募集しこのほど
発表があった。
「復興計画私案」「これからのエネルギー政策」その両方、その他に内容を分けて審査、最優秀賞と中学生の特別賞が全文掲載されていた。
何度も映像で目にした、ズタズタに跡形もなく破壊された産業と生活。無残に残された瓦礫と空き地。それに勝るとも劣らない厄介な原発事故。これをどのように復興させるのか。原発に依存しない電力供給への切り替え・太陽光、風力、地熱等再生可能エネルギーへの推進等様々な意見を建築家、大学教授、大学生、定年後の会社員etc.が投稿した。
中学生から94歳まで、1700本余りの応募があり、男性からの投稿が圧倒的に多かった。
最優秀賞に選ばれたのは、単に再開発するのではなく、今の日本が抱えている種々の問題(高齢化、コミュニティ不足、生きがい等)の構造を作り直さないと、
と日本が変わる転換点として捉え大きな視点で訴えているのが印象的だった。
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