毎朝8時、家から愛車ルイガノ号(モラ夫のお下がり)で職場に向かってひた走る。
約15分。ジテ通なのは、もちろん交通費が支給されないからである。
毎日鍛えられて太ももの筋肉がしっかりしたおかげで体脂肪は下がっている。
これが電車に揺られるならば、「あ~今日は会社行きたくね~」とか、
いろんな逡巡があるのだろうが、無心にペダルを踏むうちに着くので、
通勤ブルーとは無縁だ。
たまに雨でメトロに乗らねばならないとき、既にパンパンにラッシュの車両に
身体をねじ込むのはとっても憂鬱だ。
週明け、朝の職場は皆、けだるさをひきずっているのが分かる。
仕事はときに同じ事の繰り返しでもあったり、しんどい事もあるけれど、
それでも一つ一つきちんと仕上げる事が、明日につながっている。
昼休みが終わり、あ~あと5時間かあ~と午後の長さにめげそうになったりもし、
こうこうするうち、今日も終業。
外に出ると、寒くなり始めた夜空に高層ビル群の明かりがきれい。