セカンド・アヒューズ(二次被害)
お正月のお餅が届き、母に電話した。
珍しく長電話。私が夫の実家に夫のモラハラについて告発?
した件で、母は義母と話をしたという、その内容について。
義母いわく、私にも思いやりが足りない所があるのでは?とか。
あああ・・・。これってまさにセカンド・アヒューズ(二次被害)
というやつかな。凹みました。セカンド・アヒューズとは、
例えば性犯罪の被者者に『 あなたにも落ち度があったんじゃない? 』
というような事。まあ、モラハラを理解するのは被害にあった人じゃないと
分からないから、無理もないのだが。
私は今までずっとキレ易い夫でも尊重して健気に愛情を
求めてきたのだが、DVと同じで繰り返し暴言を吐かれたり、
日々の些細なことを様々な場面で否定され、もっと私が努力すれば
いいんだと思い込み、夫の言うとおりにし、気持ちを切替えて
やってきて、結局また同じようなことをされ、ようやくそれが
モラル・ハラスメントだと気付いたんだが。
そして、自分のされてきたことが精神的DVだとハッキリ認識した
ときの衝撃たるや、ものすごいものだった。
決して思い込みではないはず。今までの事が、我慢の範疇に入るとも
思わないし、おかしい事はおかしいと言っていい、逃げて当然だとも。
おそらく義母は、自身の結婚生活で嫌なこともあったろうし、
前向きな義母のことだから、趣味を充実させたりする事で乗り切ってきたのだと思う。
しかし私は同じ方法は取りたくない。何かで気を紛らわせるのって、
根本的解決にはならないから。夫から離れてこそ解決だと思うから。
夫が頑として離婚に応じないから、私はとりあえず夫を
他人だと思うようにした。それだけでもかなり楽になった。
子どもの父親であり、同居人。
本当は普通の愛情のある結婚生活をしてみたかったけどな。