今日の札幌、お天気は快晴♪
今朝は、とっても嬉しいコトあり
でも、ちょっと複雑でもあり
おもしろい朝です(笑)
だけど、これで今日の忙しさを乗り切れそうです。
ありがとう♪
ではでは・・
今日も1日、頑張りましょうね~
2011-02-22 09:21:51
+ + + + + + + + + + + +
夜、追記
今日は、年に一度の”札幌市動物取扱責任者研修会”に出席。
慌しい1日になる・・ハズが
まず午前中のお客様のキャンセルから始まり(苦笑)
せっかく(?)時間が出来たので
慌しく父の晩ご飯作りを。
(作る予定は無かったの~・苦笑)
そして、1頭トリミングして準備→出発!
今回は夜に開催される研修会という事で
お勤め帰りの方が多いようでした。
お話しは、毎年恒例の管理センターの方からスタート。
これまた恒例の、動物取扱業の遵守事項から。
設備の適正管理・動物の適正管理・広告の基準・販売時の表示基準
などなど。。。
あと、年数的にそろそろ登録更新の方が出てくるので
その説明なども
ズーノーシス(人獣共通感染症)に関しては
狂犬病・エキノコックスを取り上げて、お話しして下さいました。
狂犬病は動画も見せてくださったのですが
狂ったように歯をむき出して、どんなモノにも噛み付いていく
いわゆる”狂犬”になってしまった犬と・・・
大人しく水も飲む・・・
(狂犬病の症状の1つ”恐水発作”は、水を飲めなくなるそうです)
狂犬病だけど、目立つ症状が出ない子も居るそうで・・・
海外で、その辺を歩いてる犬もどうだか解らない・・という事でした。
そして、札幌の場合も
石狩湾新港・小樽港などが近くにあって
海外からの船に乗ってきた”不法上陸犬”が狂犬病だったら
っていうお話しでした。
エキノコックスも、キツネがウロウロしている地域でお散歩している場合
検査してみた方がイイかもですね。。。
・・・って、うちだよね(苦笑)
肝機能障害を招く、怖い病気です。
あとは、数年前相次いで問題になった”犬ブルセラ症”と
最近話題(らしいです)の”カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症”について。
この”カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症”は
犬や猫の口腔内に常在する菌で、咬まれたり・引っ掻かれたりして感染。
免疫力が低下している方の場合、重症~死亡する事もあるそうです。
どのズーノーシスもそうですが”過度のふれあい”を避けて
手洗いを心がける事で、だいぶ予防できます。
・・でも、ワンコとの”過度のふれあい”
どうしてもね~。。。
『私はダメ飼い主だな、こりゃ』と思いながら聞いていました
続いて、農林水産省 北海道農政事務所の方から
”ペットフード安全法”についてのお話し。
この安全法が出来た背景・・
アメリカでメラニンが混入した原料を使って作られたペットフードにより
多くの犬・猫に健康被害が発生。
そして、このフードが日本でも発見され自主回収がされたものの
ペットフードの安全性を確保するための法律が無い・・って事になり
”ペットフード安全法”が出来たそうです。
対象となるのは、フードだけじゃなく
オヤツ・ガム・サプリ・ミネラルウォーター・・
また、ペットが食べるために加工した生肉・冷凍肉も含まれるそうです。
これらの輸入・製造業者は、届出が義務になっているそうで
販売業者も含め報告徴収・立ち入り検査が順調に行われているとの事でした
詳しく知りたい方・興味がある方は
農林水産省~ペットフードの安全関係~
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/petfood/index.html
↑コチラをご覧くださいね
で、最後は獣医さんからのお話し。
先生の最初の言葉・・・
『義務という事で、毎年講習を受けに来ている皆さんの
気落ちを充分に理解しながら、お話しします(笑)』で
みんな、先生の虜(笑)
実際、予定時間より早く終わってくださった(?)のですが
内容は大切なコトで
犬のパルボウィルス感染症や、皮膚糸状菌症(ズーノーシス)について。
どちらも感染力が強いコトや、ウィルス自体の生き残る力も強いので
消毒・治療などの”汚染除去”が大変だという事。
そして、感染症を広めない為には『入れない』という事と
譲渡する動物に感染があれば『出さない』という事。
(これが出来ればショップで感染症にかかった子犬を買わされるケースが、だいぶ減るでしょうね)
あと、口蹄疫でとられた対策にも触れていて
病気の発見→感染状況の把握→汚染除去の計画を立てる
これに基づき、予想される移動範囲より広く消毒したり・・と
目に見えないウィルスを”大きく囲い込む”という事が重要だったようです。
そして、そこには・・
何よりも、感染した・感染していないに関らず
殺処分された動物達が居たことを忘れてはいけないと。
・・ホントにそう思うし
畜産農家の皆さんの、決断や悲しい気持ちを無駄にしないよう
同じ事が起きないような対策を望みます!
最後は、動物遺棄の問題に関して
その原因になる理由や、対策のお話しを。
遺棄しようとする人の中には
そもそも、事前に動物を飼う心構えや知識の無い人が多かったものの
最近では、その犬種に対しての知識の無さが目立つ・・と。
例えば、吠える事が仕事になっていた犬種を飼って
『吠えるからいらない』とか
そういう人が多いんだそうです
なので、飼う前の勉強や売る側の説明など・・
もっと、お互いに知識を共有しなくては。
そう思いました。
3時間・・
眠たくて意識が薄らいだ時もありつつ(苦笑)
ここに書いた事は、なんとか頭に入れて(+資料も・笑)帰ってきました。
毎年同じようで、新たに考える事も増え・・
だけど、伝わらない人には伝わらないんだよなぁ・・という気持ちもあるけど
そんな人に、いつか伝わるような・・
もしくは、そんな人が生きていけない業界にするのが(毒)
動物愛護や管理の法律であって欲しいと思います。
・・・長い?
長いよね、ゴメンなさい
ここまで読んでくださった方がいたら、嬉しいです
ありがとうございました
業界の方じゃなく
普通に”飼い主”の皆さんも見てくださっている事と思いますが
一度飼ったら、最後の最期まで・・・
大切な子達を、心から愛してあげてくださいね
以上、研修会の報告&感想でした。
あっ!
万が一・・
獣医さんや、専門の方が見てくださって
『ココ違うよ』ってトコがあったら
訂正しますので教えてくださいませ!
よろしくお願いします
では、おやすみなさい
今朝は、とっても嬉しいコトあり
でも、ちょっと複雑でもあり
おもしろい朝です(笑)
だけど、これで今日の忙しさを乗り切れそうです。
ありがとう♪
ではでは・・
今日も1日、頑張りましょうね~
2011-02-22 09:21:51
+ + + + + + + + + + + +
夜、追記
今日は、年に一度の”札幌市動物取扱責任者研修会”に出席。
慌しい1日になる・・ハズが
まず午前中のお客様のキャンセルから始まり(苦笑)
せっかく(?)時間が出来たので
慌しく父の晩ご飯作りを。
(作る予定は無かったの~・苦笑)
そして、1頭トリミングして準備→出発!
今回は夜に開催される研修会という事で
お勤め帰りの方が多いようでした。
お話しは、毎年恒例の管理センターの方からスタート。
これまた恒例の、動物取扱業の遵守事項から。
設備の適正管理・動物の適正管理・広告の基準・販売時の表示基準
などなど。。。
あと、年数的にそろそろ登録更新の方が出てくるので
その説明なども
ズーノーシス(人獣共通感染症)に関しては
狂犬病・エキノコックスを取り上げて、お話しして下さいました。
狂犬病は動画も見せてくださったのですが
狂ったように歯をむき出して、どんなモノにも噛み付いていく
いわゆる”狂犬”になってしまった犬と・・・
大人しく水も飲む・・・
(狂犬病の症状の1つ”恐水発作”は、水を飲めなくなるそうです)
狂犬病だけど、目立つ症状が出ない子も居るそうで・・・
海外で、その辺を歩いてる犬もどうだか解らない・・という事でした。
そして、札幌の場合も
石狩湾新港・小樽港などが近くにあって
海外からの船に乗ってきた”不法上陸犬”が狂犬病だったら
っていうお話しでした。
エキノコックスも、キツネがウロウロしている地域でお散歩している場合
検査してみた方がイイかもですね。。。
・・・って、うちだよね(苦笑)
肝機能障害を招く、怖い病気です。
あとは、数年前相次いで問題になった”犬ブルセラ症”と
最近話題(らしいです)の”カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症”について。
この”カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症”は
犬や猫の口腔内に常在する菌で、咬まれたり・引っ掻かれたりして感染。
免疫力が低下している方の場合、重症~死亡する事もあるそうです。
どのズーノーシスもそうですが”過度のふれあい”を避けて
手洗いを心がける事で、だいぶ予防できます。
・・でも、ワンコとの”過度のふれあい”
どうしてもね~。。。
『私はダメ飼い主だな、こりゃ』と思いながら聞いていました
続いて、農林水産省 北海道農政事務所の方から
”ペットフード安全法”についてのお話し。
この安全法が出来た背景・・
アメリカでメラニンが混入した原料を使って作られたペットフードにより
多くの犬・猫に健康被害が発生。
そして、このフードが日本でも発見され自主回収がされたものの
ペットフードの安全性を確保するための法律が無い・・って事になり
”ペットフード安全法”が出来たそうです。
対象となるのは、フードだけじゃなく
オヤツ・ガム・サプリ・ミネラルウォーター・・
また、ペットが食べるために加工した生肉・冷凍肉も含まれるそうです。
これらの輸入・製造業者は、届出が義務になっているそうで
販売業者も含め報告徴収・立ち入り検査が順調に行われているとの事でした
詳しく知りたい方・興味がある方は
農林水産省~ペットフードの安全関係~
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/petfood/index.html
↑コチラをご覧くださいね
で、最後は獣医さんからのお話し。
先生の最初の言葉・・・
『義務という事で、毎年講習を受けに来ている皆さんの
気落ちを充分に理解しながら、お話しします(笑)』で
みんな、先生の虜(笑)
実際、予定時間より早く終わってくださった(?)のですが
内容は大切なコトで
犬のパルボウィルス感染症や、皮膚糸状菌症(ズーノーシス)について。
どちらも感染力が強いコトや、ウィルス自体の生き残る力も強いので
消毒・治療などの”汚染除去”が大変だという事。
そして、感染症を広めない為には『入れない』という事と
譲渡する動物に感染があれば『出さない』という事。
(これが出来ればショップで感染症にかかった子犬を買わされるケースが、だいぶ減るでしょうね)
あと、口蹄疫でとられた対策にも触れていて
病気の発見→感染状況の把握→汚染除去の計画を立てる
これに基づき、予想される移動範囲より広く消毒したり・・と
目に見えないウィルスを”大きく囲い込む”という事が重要だったようです。
そして、そこには・・
何よりも、感染した・感染していないに関らず
殺処分された動物達が居たことを忘れてはいけないと。
・・ホントにそう思うし
畜産農家の皆さんの、決断や悲しい気持ちを無駄にしないよう
同じ事が起きないような対策を望みます!
最後は、動物遺棄の問題に関して
その原因になる理由や、対策のお話しを。
遺棄しようとする人の中には
そもそも、事前に動物を飼う心構えや知識の無い人が多かったものの
最近では、その犬種に対しての知識の無さが目立つ・・と。
例えば、吠える事が仕事になっていた犬種を飼って
『吠えるからいらない』とか
そういう人が多いんだそうです
なので、飼う前の勉強や売る側の説明など・・
もっと、お互いに知識を共有しなくては。
そう思いました。
3時間・・
眠たくて意識が薄らいだ時もありつつ(苦笑)
ここに書いた事は、なんとか頭に入れて(+資料も・笑)帰ってきました。
毎年同じようで、新たに考える事も増え・・
だけど、伝わらない人には伝わらないんだよなぁ・・という気持ちもあるけど
そんな人に、いつか伝わるような・・
もしくは、そんな人が生きていけない業界にするのが(毒)
動物愛護や管理の法律であって欲しいと思います。
・・・長い?
長いよね、ゴメンなさい
ここまで読んでくださった方がいたら、嬉しいです
ありがとうございました
業界の方じゃなく
普通に”飼い主”の皆さんも見てくださっている事と思いますが
一度飼ったら、最後の最期まで・・・
大切な子達を、心から愛してあげてくださいね
以上、研修会の報告&感想でした。
あっ!
万が一・・
獣医さんや、専門の方が見てくださって
『ココ違うよ』ってトコがあったら
訂正しますので教えてくださいませ!
よろしくお願いします
では、おやすみなさい