C'est la vie

諸事情により復活。
❁︎2024年9月11日更新(例の事は話し合う提案などもありません。2024年9月10日)

今年も・・・ ~夜、追記~

2011-02-22 23:59:59 | その他
今日の札幌、お天気は快晴♪


今朝は、とっても嬉しいコトあり

でも、ちょっと複雑でもあり

おもしろい朝です(笑)


だけど、これで今日の忙しさを乗り切れそうです。

ありがとう♪


ではでは・・

今日も1日、頑張りましょうね~

2011-02-22 09:21:51


+ + + + + + + + + + + +


夜、追記


今日は、年に一度の”札幌市動物取扱責任者研修会”に出席。

慌しい1日になる・・ハズが

まず午前中のお客様のキャンセルから始まり(苦笑)


せっかく(?)時間が出来たので

慌しく父の晩ご飯作りを。
(作る予定は無かったの~・苦笑)

そして、1頭トリミングして準備→出発!


今回は夜に開催される研修会という事で

お勤め帰りの方が多いようでした。


お話しは、毎年恒例の管理センターの方からスタート。

これまた恒例の、動物取扱業の遵守事項から。

設備の適正管理・動物の適正管理・広告の基準・販売時の表示基準

などなど。。。

あと、年数的にそろそろ登録更新の方が出てくるので

その説明なども


ズーノーシス(人獣共通感染症)に関しては

狂犬病・エキノコックスを取り上げて、お話しして下さいました。

狂犬病は動画も見せてくださったのですが

狂ったように歯をむき出して、どんなモノにも噛み付いていく

いわゆる”狂犬”になってしまった犬と・・・

大人しく水も飲む・・・
(狂犬病の症状の1つ”恐水発作”は、水を飲めなくなるそうです)

狂犬病だけど、目立つ症状が出ない子も居るそうで・・・

海外で、その辺を歩いてる犬もどうだか解らない・・という事でした。


そして、札幌の場合も

石狩湾新港・小樽港などが近くにあって

海外からの船に乗ってきた”不法上陸犬”が狂犬病だったら

っていうお話しでした。


エキノコックスも、キツネがウロウロしている地域でお散歩している場合

検査してみた方がイイかもですね。。。


・・・って、うちだよね(苦笑)

肝機能障害を招く、怖い病気です。


あとは、数年前相次いで問題になった”犬ブルセラ症”と

最近話題(らしいです)の”カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症”について。

この”カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症”は

犬や猫の口腔内に常在する菌で、咬まれたり・引っ掻かれたりして感染。

免疫力が低下している方の場合、重症~死亡する事もあるそうです。


どのズーノーシスもそうですが”過度のふれあい”を避けて

手洗いを心がける事で、だいぶ予防できます。


・・でも、ワンコとの”過度のふれあい”

どうしてもね~。。。

『私はダメ飼い主だな、こりゃ』と思いながら聞いていました



続いて、農林水産省 北海道農政事務所の方から

”ペットフード安全法”についてのお話し。

この安全法が出来た背景・・

アメリカでメラニンが混入した原料を使って作られたペットフードにより

多くの犬・猫に健康被害が発生。

そして、このフードが日本でも発見され自主回収がされたものの

ペットフードの安全性を確保するための法律が無い・・って事になり

”ペットフード安全法”が出来たそうです。

対象となるのは、フードだけじゃなく

オヤツ・ガム・サプリ・ミネラルウォーター・・

また、ペットが食べるために加工した生肉・冷凍肉も含まれるそうです。


これらの輸入・製造業者は、届出が義務になっているそうで

販売業者も含め報告徴収・立ち入り検査が順調に行われているとの事でした

詳しく知りたい方・興味がある方は

農林水産省~ペットフードの安全関係~
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/petfood/index.html

↑コチラをご覧くださいね


で、最後は獣医さんからのお話し。

先生の最初の言葉・・・

『義務という事で、毎年講習を受けに来ている皆さんの
 気落ちを充分に理解しながら、お話しします(笑)』で

みんな、先生の虜(笑)

実際、予定時間より早く終わってくださった(?)のですが

内容は大切なコトで

犬のパルボウィルス感染症や、皮膚糸状菌症(ズーノーシス)について。

どちらも感染力が強いコトや、ウィルス自体の生き残る力も強いので

消毒・治療などの”汚染除去”が大変だという事。

そして、感染症を広めない為には『入れない』という事と

譲渡する動物に感染があれば『出さない』という事。

(これが出来ればショップで感染症にかかった子犬を買わされるケースが、だいぶ減るでしょうね)


あと、口蹄疫でとられた対策にも触れていて

病気の発見→感染状況の把握→汚染除去の計画を立てる

これに基づき、予想される移動範囲より広く消毒したり・・と

目に見えないウィルスを”大きく囲い込む”という事が重要だったようです。

そして、そこには・・

何よりも、感染した・感染していないに関らず

殺処分された動物達が居たことを忘れてはいけないと。

・・ホントにそう思うし

畜産農家の皆さんの、決断や悲しい気持ちを無駄にしないよう

同じ事が起きないような対策を望みます!


最後は、動物遺棄の問題に関して

その原因になる理由や、対策のお話しを。


遺棄しようとする人の中には

そもそも、事前に動物を飼う心構えや知識の無い人が多かったものの

最近では、その犬種に対しての知識の無さが目立つ・・と。

例えば、吠える事が仕事になっていた犬種を飼って

『吠えるからいらない』とか

そういう人が多いんだそうです

なので、飼う前の勉強や売る側の説明など・・

もっと、お互いに知識を共有しなくては。

そう思いました。



3時間・・

眠たくて意識が薄らいだ時もありつつ(苦笑)

ここに書いた事は、なんとか頭に入れて(+資料も・笑)帰ってきました。


毎年同じようで、新たに考える事も増え・・

だけど、伝わらない人には伝わらないんだよなぁ・・という気持ちもあるけど

そんな人に、いつか伝わるような・・

もしくは、そんな人が生きていけない業界にするのが(毒)

動物愛護や管理の法律であって欲しいと思います。



・・・長い?


長いよね、ゴメンなさい


ここまで読んでくださった方がいたら、嬉しいです

ありがとうございました


業界の方じゃなく

普通に”飼い主”の皆さんも見てくださっている事と思いますが

一度飼ったら、最後の最期まで・・・

大切な子達を、心から愛してあげてくださいね


以上、研修会の報告&感想でした。


あっ!

万が一・・

獣医さんや、専門の方が見てくださって

『ココ違うよ』ってトコがあったら

訂正しますので教えてくださいませ!

よろしくお願いします



では、おやすみなさい

コメント
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