さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

Hypermobility

2015年01月15日 09時16分52秒 | Web log
ベンジャミン、総じて「書く」のが苦手。

学校では「書く」ことがたくさんありますから、大変だと思います。

プリプライマリー(小学校入学前の一年)でも、先生に散々いじめられました。(←マジで)

親(私)の怠慢とも言われましたし、ベンジャミンも怠け者のレッテルを張られました。

つらかったです。

先生から「能力はあるのに、それが表現できない」と言われ続け、

わたしも「どうしたことか...」と途方にくれ。

でも、ベンジャミンなりに成長していくだろうと否定的にならないように心がけ

少しずつ少しずつ練習するように仕向けてきましたが。

4年生にもなるし、専門家に相談してみようとOccupational Therapyに行ってきました。

すると「ベンジャミンは、ダブルジョイントですね。←関節が異常にゆるい。
Biomechanical issue (生物学的器質の問題)です。Hypermobilityですね。」と言われました。

親指の付け根の関節がゆるいので、上手く鉛筆をもてず、力が入って腕橈骨筋(わんとうこつきん)
が痛み出すようなんですね。

そういうことって、あるんですね....納得。

そして、関連の英語文献を読んでみたら....もっと納得。

もしかして、わたしにも多少当てはまるんじゃ...書くのは問題ないですけど。

いやぁ、びっくりびっくり。

程度の問題かと思いますが、英語の文献を読むとちょっとびびります。
可能性として起こりうる、色々な医学的問題が書かれておりますので。

Hypermobilityは、母親から遺伝するということなので、ベンジャミンは私からその体質を
受け継いでしまったようです。

でも、書くのが大変だということへの対処法が見えてきたので、わたしはちょっとほっとしました。

ベンジャミン、一緒にがんばろうね!

わからないものです

2015年01月14日 10時24分01秒 | Web log
ジョナサン、T ballから始まって、野球に移行し、トータルで6年間
頑張ってきたのですが「辞めたい」と言い出しました。

野球に移行した辺りから、兆候はあったのですが、毎年、クラブ登録の時期には
「続ける」と言いましたし、続けさせてきたのですが。

実は、練習に連れて行くのに結構苦労しました。練習の日になると「行きたくない」
とごねるのです。

続けたいっていうから、登録したのに練習に連れて行くのに親が苦労するって
あり得ないんじゃないの??と思いつつ、「続けるって決めたのはあなたなんだから
最後までやりなさい!」と言ったり、ときには口論になったり。

なんでこんなことで...と思いつつ、なんとか続けてきたのですが。

辞めたい気持ちは固いようです。

親の目からみても上手だと思うし、コーチも He is a very good player と
言ってくれるし、なんだかもったいないと思うのですが、本人がやりたくないと
言っているのに、無理強いはできません。

野球が上手だからって、好きとは限らない。

野球が好きだからって、上手とも限らない。

でも、野球が好き、野球がしたい!という気持ちが何よりも大事なんだと思います。

で、ラグビーのほうが楽しいんだそうです。

ラグビーの練習はきついし、スポーツとしても荒いし、怪我も多いし、マイクは
ジョナサンがラグビーをすることにずっと反対していました。

ので、初めて「ラグビーをしたい」といったとき、許しませんでした。
2年目、またジョナサンが「ラグビーをしたい」と言ったので、「トライアル
させたら物怖じして、あきらめるに違いない」と目論んでトライアルに
連れて行ったのですが、本人はやる気満々。

しぶしぶ、承諾。

そして、ラグビーにはまってしまったようです。

親だからって、子供が何に向いているか、予想することはできても
予想が外れることもある。

何事も、やってみないことにはわからないものだなぁと....

若いときに、時間のあるときに色んなことに挑戦すると、徐々に自分の
進むべき道が見えてくるんじゃないかなぁと思います。

ラグビーは冬のスポーツなので、夏のスポーツを選ばなければいけないのですが
来年は水球をさせてみようかなぁと。

頑張れ!ジョナサン

Big Hero 6

2015年01月13日 20時24分44秒 | Web log
今日は 午後から泳ぎに行ってきました。

先週と先々週、ベンジャミンのスイミング教室があったので、彼がレッスンを
受けている間、わたしは別のレーンで泳いで体を動かしていたんですけれど、
今週はずっと体を動かすチャンスがなくて、今日は朝から体を動かしたくて
うずうず。

で、子供たちにお留守番を頼んで行ってまいりました。

1000m泳いできました。気持ちよかったです。

急いでプールから帰ってきて、子供たちを連れて Big Hero 6を
見に行ってきました。

日本人や日本文化へのオマージュじゃないか?と思わせられるほど、
あちこちに日本に関係あるものが散りばめられておりました。

うるっとくるところもあるけど、アクションシーンも満載で、単純に
いい映画だったと思います。

Baymaxは介護ロボットとして、ヒロ(主人公)のお兄ちゃん、ただしが
開発したものなんですけど、現実世界にBaymaxのような介護ロボットがいたら、
介護の世界もかわるだろうなぁと思いました。

頭が冴えて眠れない...

2015年01月12日 12時34分31秒 | Web log
今日は韓国人の友達と彼女の子供たち(男の子2人)と一緒に午後から
川沿いのビーチに子供たちを連れていって、川で水遊び。

日陰に入ると暑くもなく、アウトドアでのんびりピクニック。

子供たちは始終水遊びに興じていました。

昨日、夜の12時まで勤務で疲れていたこともあって、わたしは
のんびりと芝生に座って、彼女とおしゃべりしながら夏のひと時を
楽しませてもらいました。

彼女とはパースに来た2006年、ベンジャミンが生まれた年からの付き合い
なので、9年くらいになります。

近くの公園にジョナサンとベンジャミンを連れて行ったときに、
偶然出会いました。

そのときに、彼女の上の子Aくんがジョナサンと1才違い、そして彼女の
下の子Hくんがベンジャミンと同じ年齢ということが分かりました。

ま、公園で偶然会っただけだし、住んでところも車で5分くらいで近いから
縁があればまたどこかで会えるだろうと思っていたら、ジョナサンが通っていた
モンテッソーリスクールにAくんが入学してきて、その後、理由があってAくんが
先に公立の小学校に転校して、ジョナサンがその後同じ小学校に転校、
そして下の子たちがプリプライマリーで同じクラスになったりして、
ずっとお付き合いが続いています。

たまたま公園で会っただけなのに、縁って不思議ですね。

素敵な友人のひとりです。

さて、昨日は準夜勤で遅く帰宅。

遅くに帰宅すると、体は疲れているのに、頭が冴えて眠れないことが多いのですが、
昨日もそう。

始めての介護施設に行って、看護師(私)&2人の介護士で40人近い人の
お世話をしました。

とはいっても、Low careの施設なので、食事やシャワーの介助を必要としない人が多く、
仕事量はそれほど多くないのですが、それでも40人にお薬をあげるのは
神経を使います。

5時、8時に Medication Round があって、その間に介護士と二人で介助が
必要な人のお世話をして、書類を記入。最後に夜勤をする介護士に引継ぎをして、
気がついたら、飲まず食わずでシフトをこなしておりました。

初めて派遣される施設は、何もかもが初めてなのでミスしないように、
やるべきことを見落とすことなくやろうとすると、どうしても一つ一つに
時間がかかってしまいます。

やっとシフトを終えて、家について、シャワーを浴びて、寝ようと思っても

どうも頭が冴えて眠れない....

やっとこさ眠りに落ちたのですが2時間くらいで、目が覚めてしまったので、
体を温めるためにシャワーを浴びて、フルーツティーを飲んで、ハチミツ入り
ホットミルクを飲んだらやっと眠くなってきたので、再び眠りにつくことができました。

シフトを重ねるたびに、いろんなことを学んで、少しづつ自信につなげて
いければいいなぁと思います。

レジデントの皆さんも、スタッフの皆さんも、素人の私にとても優しく
接してくれます。

あるレジデントさんは「見かけない顔だけど、ここに来たの初めて?
いろいろあるだろうけれど、一つ一つメモしてね、覚えていくのよ。
そしたら、大丈夫よ」とアドバイスをくれました。

その施設に固定で派遣してもらえたら、皆さんと仲良くなれるのに...と
思いつつ、今はあまりそういった余裕もないので、まずは自分の仕事を
きちんとこなすことに集中しないと...

はじめの一歩

2015年01月11日 10時17分54秒 | Web log
先日、看護師として働いて初めてのお給料をいただきました。

とてもうれしいです。

ここまでくるのは、決して楽ではありませんでしたし、これからも
修行は続いていくのでしょうけれど、今は感動や感謝が大きいです。

この道を進むことを許してくれて全面的にバックアップしてくれた
マイク

そして、私が忙しいときに色々と我慢して、泣き言もいわずに
協力してくれた子供たち

学校や実習で忙しく、学校にお迎えにいけなかったとき、放課後、
子供たちの面倒をみてくれた友人たち

ここに辿り着くまでずっと励ましてくれた学友

そして、卒業したばかりでほとんど経験のないわたしを信頼して
雇ってくれた派遣会社の面接官....

本当に感謝しています。

10年前、オーストラリアに来たとき、まさか自分がこの地で
看護師になるなんて夢にも思っていませんでした...

今のところ週2日のペースで働いています。少なくとも3日くらい
働いて経験を積み上げていきたいところですが、子供たちにあまり
負担をかけたくないので、突っ走りそうになる気持ちを抑えながら、
ゆっくり、じっくり一歩一歩進んでいこうと思っています。

感謝

2015年01月07日 10時35分25秒 | Web log
昨日は、先日夜勤をした介護施設の午前のシフトに入って働かせていただきました。

通常、派遣看護師は、現場経験のある人が「自由」や「フレキシビリティ」を求めて
その職につくわけですが、わたしは学校は卒業したものの現場での経験がほとんどないので
毎回が修行のような感じ。

ので、毎回、多少(かなり??)緊張して職場に向かいます。

どこに何があるかすらもわからなく、現場を右往左往するわけですが、今のところ、
みなさん本当に優しくフォローしてくださいます。

現場で学ぶことも沢山あって、チャレンジも多いですが、一生懸命働かせていただいてます。

わたしにとっては本当に一つ一つが貴重な経験です。

昨日は、認知症棟で働きました。

投薬とWound Care(創傷のケア)がメインの仕事で慌しく一日が過ぎていったのですが、
バタバタとあちこち動き回っているときに、せん妄の患者さん、パジャマを着て
ショルダーバックを抱えて、泣きそうな顔で認知症棟を何度も出て行こうとする患者さん、
遠い遠い昔の思い出(両親が離婚をした話)を悲しそうに語るおばあちゃんをみかけました。
挑戦的な患者さんもいまして、スタッフに文句を言ったり、喧嘩をしかけてきたり、物を
投げたり....

介護士の皆さんは、下の世話から何から何まで「前線」で毎日、毎日接しているわけですから、
本当にすごいと思います。頭が下がります。

色々と考えさせられます。

まじですか??初めての派遣先で初めての夜勤

2015年01月02日 10時38分40秒 | Web log
昨日は、ジョナサンの友達の3家族が集まって、新年のローカルイベントに行ってきました。

市主催の新年イベント(花火の打ち上げとアマチュアバンド演奏)

川の近くで行われたので、子供たちは公園で遊んだり、ビーチで遊んだり、大人は飲んで
食べておしゃべりを楽しみました。

さて、先日のお話。

初めて派遣された介護施設で、夜勤のお仕事。

「 夜勤だったらさほど忙しくないだろうし、いざとなったら正看護師がいるだろうから
なんとかなるだろう 」と思って行ってみたら.....

到着すると午後勤務の看護師さんが玄関先まででてきてくれました。

私「 派遣会社からきました!准看護師の○○です。」と、まず自己紹介。

看護師A「 正看じゃないのね?? 」

私 「 残念ながら 」

看護師A「 今夜は、たぶん看護師あなたひとりよ。ひとりで160人のレジデントさんを
みることになるわ。 」

私 「 そうですか.....(えぇぇぇ!!!!!!! 心の中で絶叫) 」

看護師A「 じゃ、一通り施設のこと説明するから 」

と、言われて

On call ナースの電話番号
施設のドアのセキュリティーコード
オフィスのドアのセキュリティーコード
などなど、必要最低限の情報を説明してもらい

最後に 「 終末期の患者さんがいるけど.....何も起こらないことを祈るわ 」

私「  .....(沈黙) 心の中で、再び、まじですか???をつぶやく )  」

看護師A「 夜勤経験の介護士もいるし、だいじょうぶよ 」と軽く励ましを
頂きました。

もうひとりの看護師Bさんがやってきて、引継ぎをしてもらいまして。

夜勤、スタート。

6人の介護師さんに挨拶をしまして、初めての施設で何もわからないので、色々
教えていただくことになると思いますというと、みなさんとてもフレンドリーで
基本的なことを教えていただきました。

基本的な介護は介護士さんがしてくれたので、わたしは基本的に全体管理のような
立場で仕事をさせていただきました。

眠れない、気分が悪いなど訴えたレジデントさんが数人おりましたが、薬の副作用
と思われるものだったり、老人特有の不眠だろうと推測されるものだったりで
体調の急変を訴えるレジデントさんがいらっしゃらなかったので、責任を
任された私としては、本当に本当によかったです。

介護施設の慢性的な人材不足なのか、それとも季節的なものなのか(クリスマスから
年始にかけてホリデーをとる人が多いとか)よくわかりませんけど。

夜勤だったので、現実を知ったときは既にエージェンシーの事務所は閉まっていたので
電話することもできなかったし、私が断って帰宅したら、6人の介護士さんたちも
困惑するだろうし、実際、現場も回らなかっただろうし...

ギリギリのところで留まらざるを得なかったというところです。

派遣ナースのいいところは、比較的自由がきくというところですけれど、働いたことの
ないところに突然行かされて、ある程度の責任を任されることもあるという点で、
経験の少ないわたしとしては、大きなチャレンジなのです。

施設内の4つのハウスを迷いながら歩きまわって、レンジデントさんと介護士のみなさんが
大丈夫か確認しながら、飲み食い&休む時間もなく、ペーパーワークと格闘し、あっという間に
朝を迎えた次第でした。

今回、かなり根性が叩き上げられますた(苦笑)

署名

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