さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

『依存』が キーワード

2011年12月21日 10時16分02秒 | Web log
土井健郎氏の『甘えの構造』という本があります。学生の頃に読みました。

土井氏が アメリカ留学時に受けたカルチャーショックを元に、『日本』を把握しようとして
書いた論文のようです。

そしてその本の 英語のタイトル は The Anatomy of Dependence 

甘えという言葉を Dependence(依存)に置き換えています。

ま、個々人をみた場合に、依存心が強い人、そうでない人 いると思いますが、日本人は全体的に
依存心が強い国民だなぁと わたしも思います。(オーストラリアに来て、実感しました。
わたし自身もそういう部分が強いなぁと自覚しています。)

誰かがなんとかしてくれる あるいは なんとかしてくれよぉ 的な意識

そして、日本では、その期待する誰かが なんとかしてくれちゃったりするわけですから、それは
社会として完結しているので、そういう社会に生まれ育った人がそうなるのは 当たり前といっちゃ
当たり前なんですけれども。


昨日書いた、個人の権利意識が弱く、誰かに決めてもらってそれに従うことで安心を得る傾向が強いのも、
こういうところから来ているのかなぁとも思います。


オーストラリアの人なんて、人や会社なんて関係ない 『自分は自分』という意識が強いですから。


ところで


セロトニントランスポーター遺伝子(セロトニントランスポーターいでんし)とは、神経伝達物質である
セロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。
染色体番号17に存在する。S型とL型が知られる。組み合わせはSS型、SL型、LL型がある。
1996年11月、ヴェルツバーグ大学精神医学部のピーター・レッツ(PETER LESCH)がS型がセロトニン分泌に関与すると発表。
この遺伝子型を持つ者の割合は国や民族によって異なる。不安遺伝子とも呼ばれ、日本人はこの割合が高いとされる。

という記事を Wikipediaで見つけまして。

不安遺伝子 染色体番号 17 日本人はこの割合が高いのだそうです。

この記事を読んで 先天的に不安感が強い=依存性が強い=それを満たす文化というシステムが構築された→
文化システムの中で『不安』がある意味取り除かれる

という図式が成り立っているのかもねぇと思います。

ま、それは一面 不安要素を取り除くという機能を果たしているので、意味があるものと思うのですが

反面、その枠組みを離れては生きていけない という結果ももたらすのであります。

子離れできない親、親離れできない子に代表される 依存関係に似ています。

だから、いくつになっても親の言うことを聞いてしまうというような。


さらに悲惨なのは、そこに歪みが存在しても、そこから離れられないということにもなり得ます。

なので、大きいものに管理(支配)される結果になるのです。


不満を感じながらも、おかしいと心のどこかで感じながらも、その支配関係から抜けられない。

そういったところなんでしょうか。

根は深いような気がします。

人間的な生活

2011年12月20日 09時45分41秒 | Web log
常々思うことなんですが(以前も書いたかも)

オーストラリアに住んで、不満がないわけではないですが

一つだけ、いいことを挙げるとしたら

人間的な生活が送れるということ。

働いていようが、取ろうと思えば休みが取れ、正社員が嫌ならパートに切り替えられるし、

学校の先生もパートが多い。

子育てが終わっても、普通に社会復帰は可能だし、大学に戻ることも普通に可能だ。

日本もそのようになりつつあるのなら、それは、幸いなことなんですけれど。

それは、人間として普通にあり得る

気が変わったとか

新しいことに挑戦したいとか

ちょっと休みたいとか

収入が多少減っても、生活と仕事のバランスを取る選択肢を選びたいとか

精気を養う為に、ちょっと長い休暇を使って海外に行きたいとか

そういう思いを叶えるシステムが存在するかどうかと言うのは、人間として当たり前に健康的に
生活するにはとても大事な要素なんじゃないかと、思うんです。

やりたいならやればいいと言う人もいるかもしれませんが、危険やリスクを冒してまで、

やりたいからやるなんて言うのは、

アホ あるいはものすごく勇気のある人(アホというのは 乱暴な言い方かもしれませんが、そういう選択は
理解されにくいでしょうね・・・危険やリスクを想定し、計算ずくでそれでもというのなら、それはとんでもなく
勇気のあることだと思うし、尊敬に値します。)

あるいは責任を顧みない人

あるいはかなりのお金持ち

でしょうねぇ。

普通の小市民はあくせくと働き続けることでしょう。

一生懸命働いてもいいし、自分の生活を楽しむことを優先させて、適当に働くのもいい。
それは、個々人がどちらを選択するかだけであって、

一つ言えるのは、それを国、会社などの大きな組織から強制されるものではないと思うんです。

そこが、決定的に欠落している悲しい社会なんだなぁ。日本は。

休みまでコントロールされているって、どういうものなんでしょう。

全体としての効率ばかり優先されて、個人の権利意識を持たない、持てないようにさせられているんじゃないの
だろうかと、思うのです。

しかも、私がいなければ会社が、部署が、業務が上手く運ばないなどという幻想を植え付けて

休んだらいけないような気持ちにさせるなんて、あり得ません。

誰が突然亡くなっても、例えば大企業の社長や、国の元首が亡くなっても、動き続けるのですから。


日本人は本当に素晴らしい国民だと私は信じて疑わないので、欧米諸国で可能なように、個々人が自由に休みを

取るような仕組みを作ったとしても、全然問題ないと思うし、みんな心身ともに健康になって、もしかしたら今以上に、

効率よく回るような気がしてならないのですが。

スクールホリデー 私もホリデー

2011年12月19日 21時53分29秒 | Web log
先週、マイクが出張から帰ってきてから会社から休暇をもらいまして。

私は二週間の緊張の糸が切れて、というか伸ばし続けていたゴムの緊張を解いたら、
ゴムが伸びきってしまったという状態がピッタリの私。

やるべきことまでも、めんどくさく感じる始末。

ご飯の支度、掃除、洗濯 何もかも やりたくな~い。

他にやってくれる人がいると思うと、ますますやる気ゼロ。

あ、子供の面倒はよろしく。私はエレカシの曲を聴いてますから。という感じになって、

これじゃいかんと思っても、やる気が出てこないんですよ。

それでも、頑張って炊事、洗濯、掃除はしましたけどね。やる気を奮い起こして。

今朝、マイクが会社に行ってくれてホッとしました。

依存心って、甘くて危険だわ。

そして今日は、友達と会って、友達の子供と家の子供が遊んで、私にとっても久しぶりにまともな
社会生活を送りました。

でも、マイク、明日もお休みなんですって。

ゲゲ。逆戻り??

いいえ、そう言うわけには行きません。

クリスマスにお呼ばれしているので、その準備をせねば。




Perth Heat (プロ野球)のナイトゲームにて

2011年12月17日 22時56分38秒 | Web log
今日は 地元パースとメルボルンのプロ野球チームの試合を観に行ってまいりました。

というのは、U9の対抗試合で優勝したジョナサンのチームが招待されたのです。

試合が始まる前に、Perth Heatの選手と一緒にフィールドに入場するという機会が与えられたのでした。


とは言っても、オーストラリアのプロ野球ってマイナーなんですよ。マイナーすぎて、プロでも
生活のために他で仕事しながら野球をしているという感じなんじゃないのだろうか・・・


オーストラリアのプロ野球ってどんなもんかなぁと思って、観ていましたが。

プロのレベルってこんなもんですか??? と思うシーンが何度かありました。


私は、あまり野球のことは知りませんが、このくらいの球は根性でとるだろう?というような

球を落としたり。野球をしない私が批判するなんて、おこがましいのですけれども。

で、途中ピッチャーが交代になったのですが Perth Heatの試合相手である Merbourne Ace のピッチャー
として 日本人の『KIMURA』選手がマウンドに出てきました。

へぇ、日本人がオーストラリアで活躍しているなんて、びっくりした!!と思って、
調べたら西武ライオンズの選手らしいです。菊池雄星選手と一緒に期間限定で派遣されたらしいです。

びっくり、びっくり。

隣に座っていたジョナサンの友達のお父さんも「いやぁ、あの日本人ピッチャーすごいね」
と言っていたくらい、ずば抜けて上手かったです。

ということもあって、Perth Heatは負けちゃいました。が、ジョナサンにとっては、特別な夜になったようです。

ファールボールをキャッチしたのですが、それを宝物にする!!!と言っていました。

日本に帰国するチャンスがあったら、是非日本のプロ野球を観戦させてみたいものです。


それにしても 私は どちらかというと 野球よりもサッカーのほうが動きがあって

観ていて楽しいし、ジョナサンにはサッカーで頑張って欲しかったのですが。

ジョナサンは野球(T-Ball)が好きなようで、しかも上手なんですよ。チームの中でも

一番と言われるくらいに上手なんです。よく打つし、守りも上手い。


仲良しの友達がやっているという理由で始めたので、もしその友達から声がかからなかったら、

わたしもマイクも積極的にジョナサンにT-Ballをさせようなんて思わなかったと思うので、

分からないもんだなぁと思いました。

ありのままで

2011年12月16日 19時56分19秒 | Web log
一年以上前の話ですが、香港の大学生が家に2週間くらいホームステイしました。

ジョナサンもベンジャミンもその子にとても懐いて、いっぱい遊んでもらったし

わたしも色んな話をし、彼女も色んな話をしてくれました。

とってもいい子でした。  


先日、彼女の誕生日だったので Facebookを通じて、Happy Birthdayのメッセージを送ったのですが

彼女から素敵なメールが届きました。

大学を卒業して、インターナショナルスクールの 学校カウンセラーになったこと。
仕事の関係でイギリスに行ったこと。そこでイギリスの生徒に わたしたちのことを「オーストラリアにいる私の家族」
として話をしたこと。
でも、色々あって仕事を辞めることにしたこと。
オーストラリアでの日々を思い出すと、いつも暖かく、スイートな気持ちになること。
友達のような、お母さんのようなAyakoに会えてよかったこと。
Ayakoに色々話したことがきっかけで、実のお母さんにも色んなことを話せるようになったこと。

などなど、書いてありました。

特別なことをしたことも、話した記憶もなく、私にとっても素敵な楽しい2週間だったので
そういう風に思ってもらえていることがちょっと意外でしたが。

意気込んで何かをしてあげようなんて 思わなくても

ありのままで接する それだけで人の役に立つときが あるんだなぁと思って

なんだか、ちょっぴりうれしくなりました。

私たちが香港に行くことがあったら、また彼女に会いたいなぁと思います。

クリスマス 近し

2011年12月15日 21時14分19秒 | Web log
クリスマスが近いので、デザインをクリスマス風にしてみました。

こちらは 雪も 降らないし、北半球のクリスマスとは 全然違うのですが。

気分だけ・・・ということで。

色の組み合わせとかイラストがカワイイなぁと思いまして。

全ての行事が終わって、夏休みが始まって、マイクも出張から帰ってきて今週はお休みだし

のんびり、だらだらと過ごしています。


2週間気が張っていたからか、尚更 伸びきったゴムみたいな感じです。

やる気ゼロ。全くゼロ。

空手も休みに入ったのですが、空手は続けたかったなぁ。

自分で練習するべきなんでしょうけれど・・・

誰かに何とかしてもらおうなんて、甘いですな。


午後に カラテ・キッドのDVDを子供たちと観たのですが、いいですね~。

主人公のドレが相手に足をわざと負傷させられて、試合に戻るかどうかの選択を迫られるときに

「 恐れを抱いたまま 試合を去ってしまったら、恐れがずっと残ってしまう。
恐れを抱いたまま 終わらせたくない 」

と言って、最後の戦いに挑んで、( まぁ、勝っちゃうところが ハリウッドなんですけれども。)

まぁ、そういう展開を見ているほうは期待しちゃうでしょうから、仕方ないのですけれども。

ま、仮に負けてしまったとしても、後悔を残さないために、自分に挑み続ける というスピリッツは

カッコイイなぁと思います。


後悔を残さない。


勝ち負けの問題ではなく、後悔を残さない。

「 やるだけやった 」と 自分に納得したい。

そういうことなんだろうと思います。

私も いざというとき、あるいは 重要な選択を迫られたときに

そうありたい と思いました。

やりたくないなら、やらなくてもいい

2011年12月14日 10時42分46秒 | Web log
今日は 学年末 最後の日。

明日から夏休みです!!! いえぇーい。

ここしばらく忙しかったので、子供と同じくらい 明日からの休みが 超楽しみです。


さて、最近痛烈に感じたこと。

こちらの学校は4学期制なのですが、後半2学期、定期的(週二日)に学校にお手伝いに行っていました。

前半の2学期は、あるお母さんが1人でがんばっていたのですが、誰も手伝っていないようだったので、
その人を助けるつもりで始めたところ、その人が途中から来なくなり、最終的には私1人残されてしまったのでした。

複雑な思いを抱えながら、でも ここでわたしが「わたしもやりません」と言ってしまったら、任された
プログラムが存続しなくなることを知り、覚悟を決めて最後までがんばりました。


あるとき、他の父兄に「やりたくないなら、やりたくないとはっきり言えばいいんじゃないの??」と言われました。

その通りだと思います。はっきり言ってしまえば、わたしに責任はないのです。

お金をもらっているわけでもなければ、任命されたわけでもないので。

わたしがやらなくて、学校でそのプログラムが存続しなくなったとしても、極論を言えば わたしは自分の子供に
するべきことを家庭で教えるなりなんなりすればいいだけの話。

プログラムが立ち消えすることで、他の子が不利益をこうむったとしてもそれは、それをどうするかは親の責任なんですよね。

でも、結局、わたしは最後までボランティアを続けました。

前任者は、ほぼ毎日学校に来て、がんばりました。

やりたい、やりたくないという自分の気持ちをまず置いて、全体の利益を優先させるというのはある種の『偽善』なんだろうけれど

でも、「 やりたくない 」それだけの理由で「 やらない 」というのは わがままのような気がして出来ませんでした。


「 やりたくないなら やらない 」

わがままだろうが、なんだろうが 自分の気持ちに正直に生きるというのが、こちらの基本スタンスなんでしょう。

そして 自分が「やる」と選んだのならば、最後まで責任を持つ。そこに第三者が介入する余地は全くといっていいほどありません。


相手や全体を考えて、自分の気持ちをとりあえず保留するという 日本人にありがちな態度は、原則としてあり得ないのかもしれません。

個人主義の傾向が強いこの国の特徴なのかもしれません。

全体主義の傾向が強い日本は、まず自分のことを考えるよりも、全体(それは、地域だったり、学校だったり、職場だったり)を考える
ことから 始まる気がします。

ま、どちらにも 長所と欠点があるわけなのですが。

こちらの「良くも悪くも自己中心」の価値観には考えさせられるところが沢山あります。

この年になって 

「 じゃ、自分は一体どうなんだ? 」
「 どう考えるのか? 」
「 どう感じるのか? 」
「 好きなのか? 」
「 嫌いなのか? 」
「 やりたいのか?」
「 やりたくないのか?」

そういう基本的なことを 振り出しにもどって、考えさせられることが本当に多いのであります。

でも、それは ある意味 わたしにとって 大事な作業だったりするのであります。

グレーディング 終了 

2011年12月12日 12時31分09秒 | Web log
蒸し暑い午後。4時間のグレーディング 最終日。

基礎をみっちり繰り返し、期待されるレベルに到達しているか(到達していなければ到達するように)
あれこれ指導を受けながら、甘い部分を徹底的にチェックされます。


ま、とりあえず、大変でしたが 終了!!!!!!!!!!!!


そうそう、土曜日の練習では 緑帯のグループの男の子2人 泣きました。


泣いた男の子もかわいそうだなぁと思ったけれど、泣かれたインストラクターも つらかったでしょう。

別にいじめているわけではないのだから。

言わなくてもいいならば、言いたくもないだろうに。別に関係ないと言ってしまえば、関係ないですからね。


でも、言われれば 次は気をつけよう という気になるので、それも成長に必要なことだと思います。

言われないより、言われたほうが 絶対にいいです。


で、最後は 黒帯候補者と 初段候補者相手の スパーリング

それぞれの候補者は全員とスパーリングしないと、いけません。休みなしです。

見所は 黒帯保持者たちのスパーリング。


もう、カッコイイ。みんな、カッコイイ。スピード感が たまりませんね。


みんな さすがに目つきとか かなり鋭いですけれど 普段はやさしいです。

私にも忍耐強く教えてくれますし。

彼らのレベルからしたら 「 何やってんの? 」ってな感じなんでしょうけれど、

それでもバカにせず、励ましてくれます。


そういう優しい人たちが それぞれの実力をああやって見せつけてくれちゃったりすると、

更に 感動しますね!

それにしても あぁ、みなさん、カッコよかったです。

携帯も、財布も、車の鍵も 子供 もろとも消えた・・・

2011年12月11日 09時13分01秒 | Web log
昨日、グレーディング2日目。

マイクがいないのに、2時半から6時半までの長丁場。

ジョナサンには3時半から5時まで、最後の練習があるとはいえ、ベンジャミンを4時間も1人で道場に置いといたら 退屈するだろうし、ちょっとかわいそうかな・・・

最初は、仕方ないかと思っていたけれど、最後に「 誰かに面倒みてもらおうかな 」と思いだして知人に電話しまくった。

(→ ここが 決定的な過ち。道場においておくと決めたら、それを全うすればいいのに最後の最後に気が変わる。そして、電話しまくったからって、他の人はだいぶ前から予定を入れているから
子供の面倒をみてもらう確率がより少なくなるのは当たり前なのに。)

でも、有難いことに 友人が「 いいよ 」と言ってくれたので、2人をピックアップしてもらい、
グレーディングが終わるまで面倒みてもらうことになった。

「 もっと 早く言ってくれたら いいのに ・・・ 」 と言われて、猛省。


当然です。


で、プレゼンテーションに向けて、グループで猛練習をしているときに、友達が到着。話すチャンスもなく、眼と眼で挨拶しあって。互いを確認。


しばらくして、水分補給の短いブレークがあったので、そのときに様子を見にいったら


ベンジャミンがいない。
でも、ジョナサンは、いる。ジョナサン練習に混じってる。



早く終わらせてもいいから、適当な時間に2人を連れ出してもいいとお願いしたと思ったのだけれど


きっと、ジョナサンが一生懸命練習していたから、邪魔したら悪いと思ったのか?

それとも、ベンジャミンだけピックアップすればいいと勘違いしちゃったのか?


あぁ、申し訳ない。すれ違い発生。


友人の到着を確認したときに、わたしがちょっと練習から抜け出して一言友人と言葉を交わして、ジョナサンが練習から抜け出せるように私からマスターにお願いすればよかった。


小心者の自分を呪う。猛省。


そして、彼女に連絡を取ろうと思ったら、バックがない。わたしの何もかもが入っているバックがない。

あちゃ、ベンジャミンと一緒に持ってっちゃったんだ。

ガビーン。んー、どうしよう。


周りにいた父兄で知っている人に、ベンジャミンを見かけなかったか? ベンジャミンは私のバックを持っていたか?
と聞いたら、どうも持っていったらしいということ。

で、電話して友達と連絡取り合ったら? と言われたのだけれど、電話もなければ、番号なんて覚えていない。

全部 携帯 が覚えてくれている。

そしてそれは、連絡を取りたい友人とベンジャミンと一緒。


ま、ここで慌てても 意味はない。今出来ることは何もない。


彼女が戻ってくることを信じて、戻ってこなければ それはそれで なんとか連絡をとる方法はある。

最悪、ジョナサンはグレーディングが終わるまで道場に残し、家にもどって、自転車で彼女のうちに行けば

いいだけの話しだ。


グループに戻って 練習を継続。


で、ジョナサンの練習が終わったときに、抜け出してジョナサンに わたしのグレーディングが終わるまで

道場に残るようにと言っているところに 友人とベンジャミンが到着。もちろんバック持参で。


ふぅ。ほっとしました。


それにしても、ここぞというときに 大事なことを優先できない わたしって 一体 なんなんでしょう。

練習ごときを抜け出せない、わたしって。本当に情けない。


ゲームを買ってレシートをもらえず、そのことについて 気がついているのに 一言「 レシートをもらってません 」

と言えなかったときの失敗と同じようなことを またやらかしてしまった。


『 今、できることは何もない。』と意外と冷静になれて、練習にもどった私。

わたしも冷静になれるんだ!と思ったけれど、そんなことに感心するのは、ちょっと違うだろ!!!!!と

自分に 激しくつっこむ。


必要なときに、必要なアクションをとればスムーズに行ったはずなのに、とらなかった私に全ての原因があるんじゃないか!!!!

と 本当に 自分は情けないなと思う。


そういう部分は 本当に 小学生並み、あるいはそれ以下だなぁと 思うのです。

ぶっちゃけた話、トイレに行きたいのに『 トイレに行きたい 』と言えなくて、おもらししちゃいました、という
レベルと同じなのではないかと思う。


まったく成長していない。自分で自分を訓練しないと・・・ とマジで思うのであります。

ところで、昨日のグレーディング。


ボード割り(韓国語で キョッパ(恐らく漢字では強破))で、失敗しました。

3回蹴って、4度目で割れました。


技とか、型を覚えるだけでは ついていけない レベルになっていることが分かりました。

来年のテーマは 「 強くなる! 」に決定。筋トレとかしないとだめなのかなぁ。

空手 グレーディング 初日

2011年12月10日 10時51分12秒 | Web log
木曜日、グレーディングがスタート。

当日のお題は 『 Endurance 』 忍耐ってやつですね。

で、近くの学校の校庭を3週。それから 腕立て、腹筋、足上げ 各50回

校庭3週、きつかったです。


グループのなかで、一番ビリ。それでも別に恥ずかしくない。

走ればいいんだ、走れば!!!という感じで開き直り。



それから、2時間半 動きっぱなし。基本の型、演舞を延々と。

そして、締めは 15分の 黙想。

何が つらかったかって 15分の黙想。途中で 喉のイガイガが始まって、咳き込んで

吐きそうになるのを耐えて、涙や鼻水が出そうになるのを堪えて。地獄のラストでした。


でも、まぁ、終わった。


翌日の金曜日(昨日)は、全く何もやる気が起きず、一日音楽聞いて、のんびり過ごして

部屋を片付けたり、掃除したり、洗濯したり。


午後、ジョナサンの友達が遊びにきて、夕方からは ジョナサンの T-Ballのナイトゲームがあり、

9時まで外にいました。


今朝は、起きたくありませんでした。


午後から、またグレーディング2日目。 みんなの前で 練習用のボードを割る 実技があります。

体中の筋肉がまだ痛い。


この年になったからこそ、冷静に対応できるけれど、若かったら、嫌になって 投げ出していたに
違いありません。


わたしが若いときは、とても感情的で すぐ嫌になったり、逃げ出したくなるタイプだったので 
この年になって初めて、空手を続けられるくらいまでの精神力を見につけたといったほうが
いいのかもしれません。(成長したのかどうかは、定かではありませんが)


今日、そして明日が終われば グレーディング終了。

何もしないで ぼぉーっとする時間が欲しいです。

署名

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