さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

クリスマス イブ と クリスマス

2011年12月26日 08時51分38秒 | Web log
二日にわたって、二組の家族から招待を受けた私たち。

チーズケーキを焼いて、鶏のから揚げを揚げて、プレゼントを準備して。

それでも、おもてなしする側に比べたら、全然楽チン。

家族がいない私たちにとって、家族が一緒になるパーティの場所に招待を受ける
というのは、とっても有難いです。

初日に招待されたのはLund家。ご主人は大学で物理学を講義していたことがある学者さん。
で、ご主人の弟さんご家族がいらっしゃいました。弟さんはザンビアで神学を
教えている神学者。物理学と数学の博士号ももっていらっしゃる人で、色々興味深い会話を
聴かせていただきました。

私のような庶民に対しても、非常に優しく接してくださり、くだらない質問にも真摯に丁寧に答えて
くださいました。

ファンダメンタリストではないので、聖書とか神に対する解釈にも柔軟性を許すという姿勢らしく、
心に残った言葉は

「 不確かさというのは人生の一部ですから、それを受け入れなければなりません。」

不確かなものをそのまま受け入れて、それでも尚、その不確かさを少しでも確かなものにするために、
『真実』を追い続けるという、サイエンスの博士号を持っている人ならではのお言葉でした。

マラウィとかザンビアとかアフリカの国々を数年単位で回っているらしく(草の根運動の仕事のお手伝いとか)アフリカのお話もおもしろかったです。ま、ありきたりですが、アフリカでは芋虫を食べるとか、ゴキブリを食べるとか。芋虫系は油でしっかり揚げるので、食感は「クリスピー」ですよ、とか。
ま、日本人だってゲテモノ系は結構食しますので特にびっくりもしませんでしたが。


二日目は Blakey家でのお昼から夜にかけてのクリスマスパーティ。

まずはランチでスタート。BBQランチ。
お食事したり、飲んだり、おしゃべりしたりした後、わたしは1000ピーズのパズルに挑戦。
その後、プールで泳いで、それから七面鳥のローストをメインのディナー。

子供同士が友達なので、子供たちは4人で仲良く思い思いに遊んで、私たち大人は飲んで、食べて、
しゃべってと一日中そんな感じでした。

Blakey家のご主人のお母様もいらしていて、85歳になる女性だったのですが、彼女との会話も
とっても楽しく、彼女の昔話、ご主人の話などなど聞かせてもらって、85歳とは思えないほど
思考に柔軟性があり、ご主人を亡くしたあとお1人で生活しているらしいのですが、独立精神が強く
寂しさを微塵にも感じさえない、惨めさとか暗さのない、本当に素敵なおばあちゃまでした。

私が会話の中でユングの話を引き合いに出したときも「 あら、面白いわねぇ 」と興味を
示してくれて、85歳の女性の知的好奇心の強さに感動しました。

色んな人がいて、色んな考えかた、感じ方、生き方があって、いろんな話を聞かせてもらえるのは
楽しいし、いい刺激になります。

とっても 素敵な クリスマスでした!!!!!

署名

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