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さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

手を打つのが早ければ

2010年05月22日 10時18分02秒 | Web log
先週の土曜日、友人から携帯電話にメッセージが届いた。
かつてジョナサンのクラスメートだった女の子のお父さんが
喘息の発作で亡くなったと。

そのお父さん、鉱山の発掘場で働いており、2週間働いて
1週間休むというローテーションだったのだが、
タイミング悪く、働き先での発作だった。

法律上、救急処置を施す救急医療員が配置されていたはずだけれど、
早朝突然のことだったので、間に合わなかったのか、
個室で休んでいたので助けを呼べなかったのか。

事情は定かではないけれど。

聞くに悲しいニュースだった。

そして宮崎の口蹄疫のニュース。
対応が遅れたために、被害が拡大した。

感染していない家畜も含めて20万5000頭が処分されるとのこと。

家畜農家の人は一体どんな思いでいるのかと想像すると
私のことではないとはいえ、やりきれない。

手塩に育てた家畜が処分され、
築きあげてきた時間が、一気に崩れた。

立て直すのに時間がかかることを思えば、
将来への不安も募るだろうに。

本当に心が痛む。

対応がもっと早ければ、少ない被害で済んだかもしれないのに。

そして、私が不安に思うのは日本の経済状況。

① 製造業の空洞化、就業者数が2年以上も現象し続けていること。
② 国債発行額553兆円
(日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、
ドイツ、カナダの中で、群を抜いて最悪)

②に関しては、国債の買取の95%が国内であること、
対外債務ではないので、破綻はしないそうです。
また個人資産が1400兆円もあるので、破産はしないとか。

仮にそうだとしても、国債を発行しているのは確かなので、
今の現状は借金の上に成り立った幻影でしかないような気がします。

例えば、借金を抱えて家を購入して、返済し続ける限り、
購入した家に住め続けるわけですが、実際は『自分の家ではなく』
所有権はローンを組んでいる銀行のものなわけで。

で、借金を続けていろんなものを購入したりして、実際手に
しているように思っても、それは厳密に言えば、
仮に手にしたもの。

最悪破綻はしなくても、どこかで借金は相殺されなくちゃいけない
わけで。

日本の財政、なんとか手を打たないと手遅れになるんじゃないの?
と心配するのは、単に私が無知だからなんでしょうか。

手を打つなら、早いに限ると思うのですけれども。

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