さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ハロウィーンが近いので

2010年10月26日 08時07分09秒 | Web log
テンプレートを変えてみました。ハロウィーンまでもうすぐですね。

去年はとても楽しかったので、今年もお隣さんに混ぜてもらって楽しく過ごせるかなぁ。

だめだったら、自分たちでグループ組んでみようかなぁ。

衣装を買わなくちゃ。

今年はわたしも何か地味目に変わったことをしたいと思います。

帽子をかぶるとか、お面をつけるとか。

そういえば、前に友人から聞いた話。

またまた怒り心頭なお話です。

わたしの友人の義理の弟さんに起こった出来事。

数十年も昔、イギリスから移民でやってきた夫婦。
二人には1歳になる男の子がおりました。
(その男の子が、友人の義理の弟さん)

家を買い、オーストラリアの地で
新しい人生を始めようとした矢先。

何が原因かはわかりませんが、お父さんが家を突然出て行きました。

残されたお母さんは、幼い子どもを抱えながら、掃除の仕事とか、
できることならなんでもやり、家のローンを払いながら頑張ったそうです。

やがて幼かった子どもも大きくなり、独立し、そのお母さんは
再婚をすることもなく、1人で老後の生活を楽しんでおりました。

で、年をとったお母さん。
年もとったし、住んでいる家も1人には大きすぎるし
息子の住んでいるところから遠い。

ので、売却して息子の近くに住もうと決心したのでありました。

ちょうどよく周辺で土地開発が進められ、その家の価値が100万ドルくらいと査定。

今、AUドルが80円ほどなので、8000万円くらい。

で、ひっかかったのが、その不動産が、家を出て行った昔のだんなさんと共同名義になってたこと。

売るには昔のだんなさんの同意が必要で、しかも、売値の半分はだんなさんが得る権利がある
ということ。

とにかく、その不動産を売るのに同意してくださいとお願いにいったのですが。

案の定、相手は半分の値段を要求。

で拒否したら、脅しに出てきた。

元だんなと再婚した女性との間にできた4人の成人した息子たちがやってきて
家をむちゃくちゃにしていった。

老女1人、何もできなかったんだと思います。

で、敢え無く半分が相手の元に。

わたしが「警察にどうして訴えなかったのか?どうして裁判を起こさなかったのか?」
と話すと、義理の弟さんのお母さんが恐怖のあまり、復讐を恐れて諦めてしまったのだと。

私「キィィィィィィ!!!!!」

「恐怖」というのは防御的、生存的な本能的感情なので、多くの場合、自分を守るために
意外と簡単に恐怖を与える相手に屈してしまう。

恐怖により怯えた状態になり、他者の望みに一方的に従ってしまう。

そうなると何が正しいと正しくないとかそういうことは問題外になってしまう。

誰が強いか、弱いか。

暴力、威圧とか、恐れを抱かせる心理的なアプローチとか、そういうものは
下等でありながら相手を屈服させるのに非常に効果的な方法だと思う。

本当にね。

わたしだって「戦うのだ!」なんて言いながらも、しみったれなところありますから。

だから、不当な行為に対して、泣き寝入りする人の気持ちもよくわかる。

わたしも「ギャーギャー」言われたら、結構、黙っちゃうほうですし。

そういう相手に言い返したところで、あんまり意味ないかなと思っちゃって。

戦うのは疲れますからね。本当に。

諦めるのが一番楽だと思うし。

それで納得できるのならば、それでいいのかもしれません。

人は常に「正しい」とか「間違っている」とか、それだけを尺度にして生きているわけではない
ってことなんでしょうね。残念ながら。















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