さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

良くなりました。

2009年07月09日 20時42分45秒 | Web log
あまりにも咳が収まらず、熱も出てきて
悪化の一途を辿っていたので、医者に行って
レントゲンをとってもらいました。

肺炎か???

とびくびくして結果を待っていたのですが、気管支炎でした。
左側の気管支が炎症を起こして腫れていました。

で、火曜日から飲み始めた3種類目の抗生物質でやっと回復しはじめ
今日は、朝から大忙しでした。

いやぁ、マジで肺炎かと思っていたのですが、これが気管支炎
だったとしたら、肺炎はすごく辛いんだろうなと思いました。

で、ごろごろしている間に読んだというか今も読んでいるんですけれど、
鈴木大拙の「禅と日本文化」という本を読んでいます。

禅の思想がどれだけ深く日本の文化に浸透しているかというのが
分かります。

鈴木大拙(明治3年生まれ)は、80歳(昭和30年)でアメリカへ渡り、
アメリカの有名大学(イェール、プリンストン、ハーバード大学など)で
8年間仏教哲学を教えたのだそうです。

この本が書かれたのは昭和15年で、第一次世界大戦の間みたいですから
かなり古いです。

「禅と日本文化」は英語で最初書かれたものを和訳したものらしく、
外国人でも分かりやすくということを念頭に置いて書かれたためか、
広く、浅く、分かりやすく禅と日本文化の関係を説明してます。

でも、これが深い。

日本人の私が読んで感心するくらいですから、この講義を聴いた
アメリカ人はさぞ驚嘆したことかと思います。

使われている言葉が古かったり、漢文だったり、古文だったり
して難しいけれど読み応えあります。

深く感動する本です。

新渡戸稲造の「武士道」あたりと読み合わせるともっと面白い
かもしれませんね。

署名

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