さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ジョナサン

2009年05月09日 21時14分31秒 | Web log
ほぼ自転車が乗れるようになったにも関わらず、
いまいち自信のない彼。

練習しようと誘ってもノリが悪い。

で、マイクが彼の欲しいおもちゃを餌に
釣ってみた。

「自転車でKマートまで行けたら、『爆丸』を
買ってやるから頑張って行ってみよう。」

「・・・・・」

やる気ゼロ。

「スイミングに行きたい。だってダディ午後は
スイミングに行くって行ったじゃん。」

どうもカーブが苦手らしい。で、転ぶのが怖い
らしい。

でも、裏庭で乗ってる姿はほぼ完璧。

「上手じゃん、ママが小さいときよりも全然上手だよ。
こんなに上手なのに、なぜ、ためらうのか理解できないな。
できるよ。早く行っておいで!もうお店閉まっちゃうよ。」

と、おだてたらやる気がでてきたようだ。

でも、完全におだてたわけではない。
本当に上手なのだ。

照れくさそうな顔をして、マイクと一緒にでかけた。

一時間後、うれしそうな&自信に満ちた顔で帰ってきた。

もちろん爆丸を手にして。

もう、完璧だね。偉いな~。

ところで、わたしは5年生まで自転車が乗れなかった。
興味がなかったから、なぜ怪我をしてまで練習
しなければいけないのかが理解できなかった。
5年生になってやっと興味がでてきて、乗れるように
なった。

そういえば自動車の免許も24歳で取得した。
通勤に必要だったからである。
ほとんどの人は大学に入ってしばらくして
取得するみたいだけれど、興味もなかったので
ずっ~と、ほっといた。

必要がなかったらずっと取得せずにいたかも
しれない。

自転車に乗ってどっか行くわけでもない。
転べば怪我をするし、痛い。
必要も、興味もないのに別に自転車なんか
乗れなくたって・・・と考えていたかも
しれない彼の中にちっぽけだけれど、
自分のDNAをみる気がする。


署名

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