
ニシキギ科ニシキギ属の木の果実は 殻(果皮)のなかにさらに仮種皮に包まれた赤い種子があるという格好をしています。

で、その種子を覆う殻(果皮)は いくつに割れるか?というのに決まりがあって以下のようになってます。
ニシキギとコマユミ・・・・2裂、
ツルウメモドキ・・・・・・3裂、
マユミとマサキ・・・・・・4裂、
ツリバナとアメリカマユミ・5裂。
となってます。

ただ、マサキの実を見ていていつも思うのですが、4つの種子が最初からあるのではなく、種子はまるで朱色のお餅が膨らむように 果皮に自ら裂け目を入れて「ぷ~~っと」膨らんでくる感じなのです。

なので果皮が4裂すると言っても、橙赤色の仮種皮に包まれた種子は4つ全部 出揃っていないことが多いのではないでしょうか。

生垣に使われることの多いマサキですが、最近は生垣そのものが少なくなってきました。このマサキも畑の縁に一本だけ植わってたものです。
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