2つの植物の「南の国」はどこでしょう?
アメリカデイゴ

アメリカデイゴは「アルゼンチン、ウルグアイの国花である」(wiki 「アメリカデイゴ」)とあります。 そして「マメ科の落葉低木」とあります。でも 私が自宅(岡崎平野)近くで 最初に見たアメリカデイゴの木は樹高5mはありました。5mでも低木なのでしょうか (´・ω・)

wiki にはさらに 「寒さに弱いため関東以南で栽培可能。」とあります。

wikiとは別の記事を読むと、かなりイメージが変わります。
「アメリカデイゴはマメ科デイゴ属の耐寒性落葉広葉高木です。
■デイゴとかなり似た花形ですが、比較的寒さに強いのが特徴です。デイゴが奄美以南でなければ越冬できないのに対し、アメリカデイゴは関東以南なら地植えが可能です。」(暮らし〜の > ガーデニング > アメリカデイゴの特徴と育て方!)

「東北地方でも戸外で育ち」と書いているブログ記事もあります。

マメ科の花なので、蝶形花です。 下側に大きく出ているのが 旗弁なのでしょう。 旗弁は昆虫に花の存在を知らせる旗印の役割をしています。 でも旗弁は通常 上側につきます。 アメリカデイゴでは 大きな旗弁が下側についています。

他のマメ科の蝶形花(たとえばフジでは) 旗弁以外の 4枚の花びらが雄しべ・雌しべを二重に包み込みますが、アメリカデイゴでは、外側の2枚は退化して小さな鱗のようになり、内側の2枚は融合して丈夫な鞘(さや)になっています。鞘の中、雄しべと雌しべの付け根には、蜜が溜まっています。 (福原のページ「フジとマメ科の蝶形花」)
アメリカデイゴでは、南の国は 南アメリカでした。
マオラン

アメリカデイゴに似た花にサンゴシトウがあります。 サンゴシトウもアメリカデイゴと同じ時期に咲くようなので、以前撮った場所に行ってみたのですが、まだ咲いていませんでした。 代わりに デンパークのグラスウォークで撮った マオラン を。
「マオラン Phormium tenax はニュージーランドとノーフォーク島に固有の常緑多年草の一種。」(wiki 「マオラン」)

「2mに達する細長い葉の塊として成長し、その中から花茎が伸び、鮮やかな赤や黄色の花をつける」(同上)

ニュージーランドの先住民であるマオリ人が「その繊維はマオリの伝統的織物(英語版)に広く用いられていた。」(同上)

印象的な扇型の尖った葉は庭園においてよいアクセントとなるため、近年では近縁種のPhormium colensoi とともに観賞植物として広く栽培されている (同上)

ニューサイラン(入才蘭)やニュージーランドアサという和名も存在する。(同上)
というわけで、 マオランでは 南の国は ニュージーランドでした (^^)/
アメリカデイゴ

アメリカデイゴは「アルゼンチン、ウルグアイの国花である」(wiki 「アメリカデイゴ」)とあります。 そして「マメ科の落葉低木」とあります。でも 私が自宅(岡崎平野)近くで 最初に見たアメリカデイゴの木は樹高5mはありました。5mでも低木なのでしょうか (´・ω・)

wiki にはさらに 「寒さに弱いため関東以南で栽培可能。」とあります。

wikiとは別の記事を読むと、かなりイメージが変わります。
「アメリカデイゴはマメ科デイゴ属の耐寒性落葉広葉高木です。
■デイゴとかなり似た花形ですが、比較的寒さに強いのが特徴です。デイゴが奄美以南でなければ越冬できないのに対し、アメリカデイゴは関東以南なら地植えが可能です。」(暮らし〜の > ガーデニング > アメリカデイゴの特徴と育て方!)

「東北地方でも戸外で育ち」と書いているブログ記事もあります。

マメ科の花なので、蝶形花です。 下側に大きく出ているのが 旗弁なのでしょう。 旗弁は昆虫に花の存在を知らせる旗印の役割をしています。 でも旗弁は通常 上側につきます。 アメリカデイゴでは 大きな旗弁が下側についています。

他のマメ科の蝶形花(たとえばフジでは) 旗弁以外の 4枚の花びらが雄しべ・雌しべを二重に包み込みますが、アメリカデイゴでは、外側の2枚は退化して小さな鱗のようになり、内側の2枚は融合して丈夫な鞘(さや)になっています。鞘の中、雄しべと雌しべの付け根には、蜜が溜まっています。 (福原のページ「フジとマメ科の蝶形花」)
アメリカデイゴでは、南の国は 南アメリカでした。
マオラン

アメリカデイゴに似た花にサンゴシトウがあります。 サンゴシトウもアメリカデイゴと同じ時期に咲くようなので、以前撮った場所に行ってみたのですが、まだ咲いていませんでした。 代わりに デンパークのグラスウォークで撮った マオラン を。
「マオラン Phormium tenax はニュージーランドとノーフォーク島に固有の常緑多年草の一種。」(wiki 「マオラン」)

「2mに達する細長い葉の塊として成長し、その中から花茎が伸び、鮮やかな赤や黄色の花をつける」(同上)

ニュージーランドの先住民であるマオリ人が「その繊維はマオリの伝統的織物(英語版)に広く用いられていた。」(同上)

印象的な扇型の尖った葉は庭園においてよいアクセントとなるため、近年では近縁種のPhormium colensoi とともに観賞植物として広く栽培されている (同上)

ニューサイラン(入才蘭)やニュージーランドアサという和名も存在する。(同上)
というわけで、 マオランでは 南の国は ニュージーランドでした (^^)/
アメリカデイゴのお花、目が覚めるように美しく撮られていて、最高です。
落葉低木…とは言えないかも。
私はブエノスアイレスに6年近く住みましたが、街中にこの大木が幾つもありました。
あちらで初めて見たので、満開の花の見事さは今も忘れません。
マオランのお花を見たとき、ニューサイランではないかと思いましたが同じなんですね。
私も花を載せています。
ネットには「40年に一度咲く花」なんて書いてありますが、同じ株で2年後に咲いたのを見ています。
珍しいことは間違いないでしょうが。
これは斑入り葉ですから、もっと珍しいのかもしれません。
アップのお写真が見事です。
見せて下さって有難うございました。
ブエノスアイレスに長らくお住まいになってた話、そういえば前にもお聞きしたような気が(^^♪
6年もというと、さざんかさん、スペイン語ペラペラなんでしょうね(^^)/
異国の地では、珍しい植物に(生き物も?)出会えて、それが楽しみですね
私も振り返ってみると、スラウェシ島のウジュンパンダン(現マカッサール)の街路樹のフランボヤンに出会い、いっぺんにこの街が好きになりました(遠い昔のことですが)
マオランは 撮った写真をスマホのGoogleLensアプリで検索させたら「マオラン」と出てきたので そちらを使いました。「ニューサイラン」て 「Newサイラン」かと思ったら 「入才蘭」なんですね。
いろいろ勉強になります、また教えてください \(^o^)/