
まだ開き切っていない、ぽっちゃりしたハスの花ですが、 これは 午後3時過ぎに撮ったものです。(デンパーク(安城市)にて)

これも 別の場所ですが、午後3時ごろ撮ったものです。 やはり 開き切っていません。
なぜ撮った時間を注記したかというと、 一般に ハスの花は 午前中しか咲かないからです。
「午後の蓮池で、ふっくらと大きく丸みを帯びたハスの蕾があったら、午前中に咲いていて翌日も咲くハスの花です。細い茎の上に乗るふっくらとした淡いピンクの蕾は、キャンドルの灯を思わせるような可愛らしさです。」(LOVEGREEN「蓮(ハス)の花の季節!神話、香り、食べ方、特徴、睡蓮との見分け方」)

「ハスの花は早朝開きお昼には閉じる、そのサイクルで4日間。4日目は夕方まで咲き続け、そのまま花びらを落として散っていきます。4日目になると花びらは開き切り、花芯の黄色の部分が見えるようになってきます。」 (同上)

ところで、ハスは英語で Lotus(ロータス)です。
「ロータス効果」という言葉をご存じですか? (私は きょう このコメントを書こうとして調べていて初めて知りました(´∀`))

ハスの葉は水を弾くという特徴があります。 これはハスの葉の表面が特殊構造になっていて、表面に乗った水滴を浸透させずに落としてしまうからです。これをロータス効果と言います。 ハス効果とも言います。

「ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。この現象がロータス効果として知られる。 またサトイモ(里芋)の葉などでも微細構造と表面の化学的特性から同様の効果が見られる。」(wiki 「ロータス効果」)

ハスの葉のことをコメントしながら、画像は 蓮の花ばかりですが、 ハスの葉の中心には 茎につながる臍のような穴があることをご存じでしたか (^^)/
ハスの茎も、中に蓮根(レンコン)のような穴が空いています。ここから水を吸い上げるのですが、根と茎が同じ形状をしているのが面白いとは思いませんか。(蓮根も根ではなく 実は地下茎だったのです。)
ロータス効果、そうなんですね!
そういえば、ハスの葉の性質を利用して、汚れの付かない壁や屋根を開発したという記事(宣伝)を見たことがありますが、それがロータス効果だったのですね。
ところで、ハスの茎の穴、私は知っていました。
なぜなら、ハスの葉にお酒を入れて、茎をストローのようにして飲むハス酒をいただいたことがあるからです(笑)
そうそう、wikiには森永のヨーグルトのアルミ蓋をこの方法で加工した例が載ってますね。
マジックテープがアレチヌスビトハギのフックの応用って話もだけど、元の植物に、特許料を払わなくっちゃ (^_-)-☆
> ハス酒
あぁ、そういえば、確かに! 私は あるときデンパークであった観察会で ガイドの人が「水で」実験してくれました(´∀`)