アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オオケタデ - タデ科

2021-08-02 11:17:48 | みんなの花図鑑

オオケタデの花にアリが来て蜜を吸っています。
場所は Sさんの畑(家庭菜園)です。




イヌタデ(Persicaria longiseta )より大きいものに オオイヌタデ(Persicaria lapathifolia )があり、それよりさらに大きいので オオケタデ(Persicaria pilosa または Persicaria orientalis )と呼びます。
このオオケタデは 私の背より高いです。




見てわかるように、タデ科の花ですが、より大きくてマクロで花シベを撮るには好都合です。





さてこれは、おしべ期の花のようです。ピンクの葯がきれいです。
おしべの数を数えてみると、7個あります。




これも 葯が7個見えます。




これも、上の小花は おしべが7個あります。
右下の小花は 葯をつけているおしべは3つしかありません。残る4個は活動を終えて 葯を落としています。
その代わり、下のほうに 雌しべの柱頭が見えてます。




これは 雌性期に入った小花です。




雌しべの柱頭に おしべの花粉がついています。




蜜はどこにあるのでしょうか?
アリがなめているところに蜜があるのだとすれば、シベの付け根に蜜を出しているようです。






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