アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アズキナシ、ロウヤガキ - 安城デンパーク

2023-11-21 15:00:00 | みんなの花図鑑
安城デンパークの木の実、きょうは一見食べられそうな木の実です。

アズキナシ

果物のナシはバラ科で 学名は Pyrus pyrifolia var. culta
アズキナシはバラ科ですが 学名は Aria alnifolia。Aria というのはナナカマド属のことです。
というわけで 「ナシ」が付くのは見かけだけのようです。




「和名アズキナシの由来は、果実が小さくアズキ(小豆)大ほどの大きさであること、表面にはナシのような白色の皮目があるところから来ている」(wiki「アズキナシ」)


「寒冷地向きの樹木であることから、風通しを良くする程度に枝葉を間引く」(同上)





ロウヤガキ

カキ(柿)の学名は Diospyros kaki (ディオスピロス・カキ)。
で、ロウヤガキ(老鴉柿)の学名は Diospyros rhombifolia
こちらは柿の仲間のようです。


ただし果実は小さく渋柿で、よく見るのは盆栽です。



「普通の柿のように枝に直接できず、ぶら下がってできるのが特徴。(中略)長めの萼(ヘタ)を羽根つきの羽根になぞらえ、ツクバネガキとの別名もある。」(庭木図鑑 植木ペディア「ロウヤガキ」)


「雌雄異株であり、実をならすためには両方の株が必要という説が根強いものの、厳密な雌雄はなく、複数を植えれば結果しやすい。」(同上)





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