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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ジュズダマ - イネ科

2020-09-03 17:13:12 | みんなの花図鑑
イネ科の花が出たので、ついでに同じイネ科のジュズダマを。こまい花ではないですが。


8月20日の撮影なので、まだ丸い玉になってませんが。
「ジュズダマはインドシナ・インドネシア原産の多年生草本。本州以南の小川などに野生化している。」(植物雑学事典「ジュズダマ」)



かえって おしべ・めしべを観察するにはちょうどいい時期です。ジュズダマの子房から ミノムシのようなのがぶら下がってますが、これは何でしょう?




まず、若い雌花で 子房と柱頭を観察しておきましょう。将来 数珠玉になる雌花は 包鞘(総包に相当するもので、非常に固くなったもの)から子房とその上の 白い糸のような 柱頭を咲かせます。




そして、さっき見たミノムシのようなものが 雄花だったのです。
雄花の小穂は包鞘から外に出て垂れ下がります。黄色い筒のようなのが雄しべの葯で、端っこに穴が開いてます。さっきキビ属の花で見たと同じように、風が吹くと葯が揺れ花粉が飛び出します。
雄花の集まった雄花穂は緑色でやがて落ちる。(同上)




〔欄外〕みんなの花図鑑掲示板時代のある日の「ジュズダマ検索結果」です(編集済み)

なつみかんさんが大活躍です。お数珠になったジュズダマまで (^^♪


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