愛知県緑化センター第3駐車場に車を止めたら、目の前の雑木林の林縁にトサミズキの花のような黄色い花を付けた木が目に飛び込んできました。
でも、樹高は 6~8mあります。トサミズキの木はこんなに高くなりません。
近くによって花を見てみると、トサミズキのように 花序がぶら下がるのではなく、枝の先に房状についています。
反対側の実習舎の向こうの川沿いの林にも 同じような黄色い花を付けた木が・・・
若芽が枝先にだけついていて、あとは黄色い花房です。
少し検索したところ、クロモジ、シロモジ、アブラチャンなどが似ているかな?と思いました。
掲示板にお尋ねしたところ、「アオモジ」でしょう、とのこと。当たらずとも遠からじ、ハハハ(◞‸◟)
同じクスノキ科のクロモジ属クロモジに対し、枝が緑色を帯びているところからアオモジと呼ばれ、芳香があることから爪楊枝の材料とされる。成熟した果実はレモンのような香りと、辛味があることからショウガノキの呼び名もある。(みんなの花図鑑「アオモジ(ショウガノキ) 」より)
去年の果実が残っていました。くるっと丸くて、ツバキ科のモッコクの実にそっくりです。
また地方により、花姿からソロバンノキ、開花時期から卒業花の名もある。(同上)
アオモジ(青文字)はクスノキ科だから?雌雄異株です。
「花弁状の4枚の苞葉(直径約1cm)の中に5個の白色の小花がつく。
雄株の花のほうが大きく多数がつき、雌株は花のつきかたが少ない。」
。。。とのことですが、雌雄の区別がちょっとよくわかりません・・・
本来,アオモジの分布は、九州西岸から山口県までと文献には記されているので、愛知県にあるのは植栽と考えるのが一般的です。実習舎に植栽していたものを 鳥が種をはこんだのでしょうか?
モッコクの実にそっくりな果実でしたが、アオモジのつぼみも果実そっくりです。
華やかだから、雄花なんでしょうかね (´v_v`)