アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オオニシキソウ - 郷東川(愛知・安城)

2018-11-28 16:38:02 | みんなの花図鑑

オオニシキソウの果実は コニシキソウに比べると相対的に大きく重いので、成長につれ、カップ(杯状花序の杯)の外に飛び出しぶら下がることが多いのですが、ここの オオニシキソウ は果実が大きくなっても 上に向け 持ち上げたままです。




先日来、ずっと 注目しているのが 果実と同じ高さの 爪楊枝状の 器官。
上の写真では 果実に挟まれ、果実とひとつ置きに 出現?しています。




同じ個体を ピント位置をやや下にずらして、撮っています。
ピントの合ってる 果実や問題の爪楊枝の根元の、「つくしの はかま」みたいな部分、これが 雌しべや雄しべを産みだす元の杯(カップ)です。




黒化している果実がありました。




問題の爪楊枝について、今、
第1の仮説は 「受粉しなかった雌しべ」という説ですが、
今日は 第2の仮説として
すべての果実が 黒化するのではないと思いますが、もしかして、こんな風になって 果皮が割れて種子がこぼれた後の果柄は 問題の爪楊枝みたいになるのかな??
を付け加えたいと思います (´∀`)




コシロノセンダングサ - 愛知県安城市JJ

2018-11-28 16:09:25 | みんなの花図鑑

花がないので 分からないのですが、
ひっつき虫(そう果)の形状から コシロノセンダングサ ということにしておきます。




もっとも そう果 も、アメリカセンダングサを除き、コセンダングサも センダングサ も このシロバナセンダングサも ほとんど変わらないのですが・・・
「そう果は4稜があり、先端の3〜4本の冠毛に逆刺がある。」(松江の花図鑑「ひっつき虫」)




若い そう果。



紅葉もきれいですよ



コニシキソウ - 郷東川(愛知・安城)

2018-11-28 14:02:51 | みんなの花図鑑

郷東川堤防の 砂利の上を這う コニシキソウ。




果実の表面は 毛が多い。




果実の後ろの 「リンゴの芯」のようなものは なんだろ?
(先だってから、ずっと 宿題になっていること)




そう、この円の中の 「爪楊枝みたいなもの」のことです。
画像の 円の中には 3つの杯(カップ)があって、いちばん左は 実った果実は 向こう側に 倒れている。
残る 2つのカップから 問題のものが出ている。
茎の太さは ちょうど果実をぶら下げている果柄の太さくらいだ。




さらに 近づいてみると、左側の果実のなっているほうのカップは 黄色い粒がみえる。これは花粉を入れた 雄しべ だろうか?
果実の実ってないほうは、扁平なヒラヒラが4つ あるように見える。これは 蜜腺の名残りか?




左半分の 3つの杯(カップ)にピントを合わせているが、
下向きの杯は 果実をぶら下げている。
上向きの2つのうち、左側は リンゴの芯のような茎の根元に 4つの米粒上の器官がついている。
最後の 右側のものは となりの左側と同じだが、途中で 成長が止まり、やや枯れかけている。そのため、中央の柱も 細い。