アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トキワハゼ - 愛知県安城市

2018-11-25 21:51:24 | みんなの花図鑑

田んぼの畦に咲いています。



よく似たゴマノハグサ科の植物に、サギゴケ があります。



この時期、田んぼの畦に咲いているのは トキワハゼ ではないかと思います。
トキワ(常盤)とは 花が春から秋まで長い期間咲いていることから。




トキワハゼの花は 1cm 前後と、サギゴケの花より小さいです。







シャクチリソバ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-11-25 16:24:02 | みんなの花図鑑

矢作川の センダンの実の写真を撮りに 河川敷へ降りていったら、下に シャクチリソバがあった。



シャクチリソバは 「日本には明治時代に薬種として持ち込まれ、東京大学大学院理学系研究科附属植物園で栽培された。その後、園外に飛散した種子が繁殖し、帰化植物として繁茂することとなった。」(wiki)



シャクチリソバの花や実は ふつうの 信濃一号 や 信州大そば と同じなのだが、「種子はえぐ味が強く、他のソバ類のように食用することはできない。一方で若葉は食用にできることから、明治期には「野菜ソバ」の名称で宣伝されたこともあった。」(同上)



赤いのが 花粉を入れた葯で おしべ です。
中心に それより背の高い 先に赤いのがない 雌しべ があります。
雌しべの先の 受粉する部分を花柱といいますが、この株のばあい 花柱が 雄しべ より長いので、こういうのを「長花柱花」といいます。別の株には 花柱が 雄しべより短い「短花柱花」があります。



大きな ソバの実をつけています。これが食べられないとは ちと 残念です。


チョウジタデ - 愛知県安城市KS

2018-11-25 08:01:42 | みんなの花図鑑

刈り取りの終わった 田んぼの畦に 真っ赤に紅葉している野草があります。
数的には ヒレタゴボウ が圧倒的に多いのですが、
ところどころ このチョウジタデが見られます。



ヒレタゴボウは 黄色い花がキレイなので、花の時期にも気がつくのですが、
よく似たチョウジタデはの花は小さいので、水田にイネが生い茂っている季節には なかなか気がつきません。



このチョウジタデ、長い果実を実らせます。



先ほどの 果実に、さらに近づいてパチリ。
果皮が裂けて 種子がこぼれるところを見てみたいです。