Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

春風に

2011-03-29 11:46:43 | 日記

                  少しづつ春の薫りが漂ってきました。
                  今日も一日どうか被災地で生活されている皆様が
                  無事に過ごされますように。
                  そして、笑顔の輪が少しでも広がりますように。
                  命がけで原発のお仕事をされている皆様、
                  本当にありがとうございます。
                  毎日皆様のご無事を心から祈っております。

                  控えめに「桜」の開花のニュースが始まりました。
                  被災地の皆様の事を考えると、「桜の開花」なんて・・
                  そんな事をふと思ってみたりしますけれど
                  でも、日本を象徴するこの「桜」の開花も日本を元気付けること。
                  今年は桜の木の下で、「祈り」を捧げたい・・
                  そう思っています。
       
                  「花明かり」・・桜が満開のときに言いますよね。
                  薄桃色のお花が満開になると、夜でもふんわりと明るく感じます。
                  桜の持つ力というかオーラというものが
                  「ともし火」のように光っているのではないのでしょうか・・。
                  自然の力は災害で分かるように、人間ではどうにも止められない。
                  だからこそ、こんな時には美しい自然の力が見方になる。
                  ましてや、「春たけなわ」という言葉もある春ですもの
                  そこには「生命の息吹き」を感じます。

                  やっと春の薫りがほんの少し漂う今日は
                  春風の使者もお仕事をしてくれそうな気がします。
                  ご一緒にお願いしてみませんか?
                  悲しみに溢れている日本の故郷の山々が
                  美しい「花明かり」を灯してくれることを。
                   

美しい日本語

2011-03-27 18:00:25 | 美しい生活

                  今日も寒い日でした。
                  被災地の皆様、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。
                  原発の処理に命がけで働いて下さっている皆様、
                  心から感謝しております。
                  毎日皆様のご無事を祈っております。


                  子供の頃、父方の祖父が東西南北を指さしながら
                  二礼二拍手一礼で朝を迎えている姿を見て
                  思わず隠れたものでした。
                  子供心に何か神々しくて、見てはいけない気がしたのです。
                  何かモソモソと小さな声で唱えながら
                  それはそれは神妙な面持ちの朝の儀式。
                  「感謝」の言葉を唱えていることを知ったのは
                  祖父が亡くなってからだと思います。

                  「東雲」
                  夜明け・・東の空にほんわりと明るさが出てくることを表した言葉。
                  しののめ・・素敵な響きです。
                  日本語には「言霊」が宿っていると言われています。
                  美しい日本語を思い出して、今の日本を力づけたい・・
                  そんな事を最近考えます。
            
                  東北地方は日本の心がしっかりと残っている地域です。
                  2世代、3世代が同居して子々孫々と受け継がれている「心」を
                  アッという間に破壊していった災害。
                  残された私達の課題は、日本の「心」を取り戻すことのように思えます。
                  
                  必ず夜明けは訪れます。
                  東雲の光は必ず東北地方を照らします。
                  もう既に暁です。日本中が団結しようとしていますもの。
                  そして東雲、曙、・・そんな日本の夜明けの表情と共に
                  東北に素晴らしい朝がやってくる。
                  美しい景色が必ず戻ってきます。
                  だって・・
                  あの地域が日本の「お陰さま」を支えてきたんですから。
                  
                  春の季語に「山笑う」があります。
                  新芽や花に彩られた山々は確かに微笑んでいるような感じです。
                  4月になればもう少し暖かくなるでしょう。
                  自然の力は偉大です。きっと東北の山々も新芽が出てくる。
                  そしたら、「笑う」力も出てくることでしょう。
                  それを私は心から信じています。
                  
                      

レオから

2011-03-24 18:51:34 | AVANTI通信

    レオの旅立ち



             


              1998年4月6日生まれ
              12歳11ヶ月の命を全うして、天国へ旅立ちました。
              3月23日午前10時30分でした。
              
              12年間お世話になった先生から
              「大型犬は最後の頑張りはあまり強くないんだけれど
              レオちゃんは本当に頑張ったね。正直、驚いたよ。」と
              労いの言葉を頂きました。
              最後、本当に頑張ったんです。
              徹夜でずっと看病できて、本当に幸せでした。
              まだ、この身体にレオのぬくもりを感じます。
 
              父が亡くなる前に姪達に言っていた言葉を思い出しました。
              「おじいちゃんは死んだら神様になるんだから、泣くなよ。
               神様になった方が今よりもっと守ってあげられるんだからな。」・・
              レオも同じことを、私達に言ってくれているように感じました。
              「これからもずっと番犬だよ。守ってあげる。」

              「死」に直面することで「生きる」意味をしっかりと受け止めることが出来る。
              無駄にしてはいけない大切な学びです。


           


  

              可愛がって頂き本当にありがとうございました。

  

   







                 

動の祈り

2011-03-22 16:51:15 | AVANTI通信
              
                 今日も寒い一日になりましたね。
                 被災地の皆様、どうかお元気にお過ごし下さいますように。
                 そして、今日も原発のお仕事に携わって下さっている勇気ある皆様、
                 被災地で救援活動をして下さっている皆様、
                 本当にご苦労様です。
                 心から感謝申し上げます。


                 東北地方といえば一番に思い出すのは「佐藤初女先生」です。
                 「おむすびの祈り」や「地球交響曲 第二番」などで先生のご活躍が
                 話題になり、大勢の方に「愛」を届けられている姿が映し出されました。
                 ご存知ですよね。
                 マザーテレサと同じ洗礼ネームを持つ初女先生は今年90歳になられます。
                 「心をさしあげる。」という徹底したご奉仕で、現役でご活躍されています。

                 「奉仕のない人生は意味がありません。奉仕には犠牲がつきもの。
                 犠牲の伴わない奉仕は、真の奉仕ではありません。」
                 この神父様の言葉をきっかけに始められた「森のイスキア」。
                 何も持ち合わせていない自分に何が出来るのか・・と、先生は自問自答され
                 ふと「私には心がある。」・・と気づかれたそうです。
                 お金もない、特別な技術があるわけでもない・・
                 でも、「心なら存分に使えて、差し上げることが出来る。」
                 そうひらめいたとき、神様からの啓示だと思い涙が止まらなかったそうです。

                 青森県の岩木山麓に佇む「森のイスキア」でどれほどの方達が助けられたことか・・
                 それは数え切れないほど。
                 先生は「食事」を通じて生かされている「命」に向き合うことを教えています。
                 イスキアを訪れた方へ、心を込めて丁寧にお食事の仕度をする。
                 何も聞かずにお食事を食べて頂く。笑顔で一緒に食卓を囲む。
                 先生にとってお食事を作ることは、食材の「命」に心を通わせること。
                 そうすることで、生かされている自分自身の「命」に感謝が出来るという
                 「祈り」の証なのです。
           
                 日常のもっとも平凡な営みのなかにこそ、深い祈りが込められている。
                 先生は生きて動いていることの全てが祈りに通じていると仰っています。
                 「丁寧に愛を込めて感謝しながら過ごす」大切さを教えていらっしゃるのです。
                 今、この先生のメッセージはとても大切な意味があると思います。
                 温かな食事は当たり前ではない。家族が揃って笑えることも当たり前じゃない。
                 そう気がついた時に、被災地の方達の辛さを自分のことのように受け止められる。
                 だから、子供達に伝えましょう。
                 ご飯一粒も無駄にしてはいけませんって。
                 その一粒、一粒が「命」なんですから。

3月20日(日)のつぶやき

2011-03-21 01:22:17 | AVANTI通信
17:09 from goo
レオも頑張っています! #goo_avanti970911 http://blog.goo.ne.jp/avanti970911/e/8951ad8f36a414fb13d88d938b7a62b5
18:35 from web
洋服全品5%OFFさせて頂き、義援金をお願いしています。皆さん本当に喜んで募金して下さる。募金だけをして下さる方もいらっしゃいます。この小さな親切がどうか素晴らしい力になりますように!
by avanti970911 on Twitter

レオも頑張っています!

2011-03-20 16:05:53 | 日記
              


              2月20日のブログで愛犬のお話しをしましたけれど
              あの後、血便・血尿と大変な状態で
              3月4日に往診して頂き、血液検査をしましたら
              尿毒症をおこしていて、腎臓が救いようのない程最悪な状態でした。
              5日、6日と点滴をして頂きましたが
              先生が「1週間はもしかしたら、もたないかもしれないよ。」と
              とっても悲しい表情で仰いました。
              「吐いて、とても苦しがるかもしれないから・・その時は連絡してね。」
              私も妹も「・・・・」
              先生は「点滴を続けても1~2日を延命するだけだからね。
                  それでも点滴が必要なら連絡して下さい。
                  レオちゃん、頑張れよ。」

              何も食べ物を受け付けず、とても静かに寝ているレオを見ていると
              本当に1週間は無理かもしれない・・
              そんな諦めのような気持ちでいた8日頃、
              姪から「レオね、今日はハムを食べたんだよ!」と嬉しい報告。
              それから、1週間後の10日にはそれまで全く吠える気配すら無かったのに
              かすれた声で吠えて食べ物を欲しがったのです。

              奇跡の1週間越え。
              そして、11日の震災後も被災者の方達の頑張る姿を応援するように
              レオも日々懸命に生きています。
              こんなに痩せるものかしら・・と思うほど、骨と皮だけになってしまいましたが
              その分軽くなってくれたので、本当に介護がしやすくなりました。
              床ずれが出来ないように、毎日身体を移動させるのも
              妹と二人で軽々と「よっこらしょ!」です。
              その自分達の姿が可笑しくて、つい笑ってしまい力が入らずレオを困らせることも(笑)
              笑顔で介護を楽しむ日々です。

              レオの両親、兄弟姉妹は警察犬です。
              きっとレオもうちの子にならなかったら、立派な警察犬になっていた事でしょう。
              被災地で救助犬としてお役に立てていたかもしれません。
              だからこそ、きっと・・レオは頑張って生きているのだと思います。
              レオがシェパードとしての、これが任務と思っているのかもしれません。
              そして、 
              私達家族の祈りに応え、祈りは必ず届くことを証明してくれているのだと
              そう私達は確信しています。


                                      
                          被災地の皆さん頑張って! 救助している方達も気をつけて、頑張って!
                
                



              

凡事徹底

2011-03-19 11:03:07 | AVANTI通信
今日は暖かな一日になりそうです。
被災地で救援活動されていらっしゃる皆さま、
どうぞ今日もお気をつけて励まれますよう。
そして被災地の皆様、今日はお陽さまからたっぷりと力を頂けますように。


              ブログで少しでも何か発信出来ないかしら・・と毎日のように考えています。
              自分に出来ることは・・なんて、自問自答の日々。
              何かこの緊急事態の為のボランティアを・・なんて、出来もしない事に
              心が右往左往していたのです。
              毎日、仕事場に入って一読する言葉があるのです。
              今日、その言葉を言いながら「ハッ!」と気づきました。
              「凡事徹底」
              平凡なことを徹底してこつこつやり遂げる。
              日常のごく当たり前のことを一所懸命やる。
              手に届く範囲のことから、まずは出来ることからやっていく。
              小さな親切、日々の足元にあることに手を差し伸べられずして
              大きなことが出来るはずは無い。

              私が毎日一読している素敵な言葉はマザーテレサの言葉です。
              <愛と祈りのことば>               
               親切で慈しみ深くありなさい
               あなたに出逢った人が 誰でも
               前よりも気持ちよく 明るくなって帰るようになさい
               親切があなたの表情に まなざしに 微笑に
               温かく声をかける言葉にあらわれるように
               子供にも貧しい人にも 苦しんでいる孤独な人すべてに
               いつでも喜び溢れた笑顔をむけなさい
               世話をするだけではなく あなたの心を与えなさい。

              

              「愛」に満ちた生活をするという、小さな親切。
              二つの手のひとつは必ず自分以外の人の為に。
              口は思いやりに溢れた言葉を言う為に。
              ・・祖父母、曾祖父母たちが当たり前にしてきた小さな積み重ね。
              これを粗末にした生活の中からは、被災地の方達に手を差し伸べられるわけがないのです。

              節電・節水・環境を大切にする・物を大切にする・譲り合う姿勢など
              この大震災をきっかけに、今だけに終わらず「凡事徹底」の精神で続けていきましょう!
              未来を担う子供達に残せる、これは私達大人からの大きなかけがいのない贈り物です。

  ブッマークから「In my dream」、友人のsoraのブログをご覧下さい。
  思考場療法のセラピストの友人ならではのコメントがあります。 
              

礼と返礼の法則

2011-03-18 12:35:39 | AVANTI通信
 被災地の皆様、お疲れもピークだと思います。
 くれぐれも心を強く持たれて、乗り切って下さい。

               各国からの支援が毎日の報道で伝えられていて
               本当に心から嬉しい・・と思って拝見しています。
               日本がいかに他国の為に援助をしてきたのかを
               改めて実感致しました。
               「恩返し」という言葉を聞く度に
               「礼と返礼の法則」という思想をしっかり胸に刻みますね。

               「感謝」には「感謝」のお返しがあり・・
               「親切」には「親切」のお返しがある。
               世の中は円を描くように回っている、という事を
               今だからこそ、子供たちに伝えたい大切な人間としての心構えです。
               そしてその反対もあるという学びも伝えなければならない。
               哀しい事件、小学校に備蓄していた灯油を盗んだ人がいるらしいですね。
               どうやら「売る」ことが目的なのでは・・と言われているらしいですけれど
               これは人間として最低レベルです。
               「悪」には「悪」のお返しがあることを、やはり伝えなくてはいけない・・。

               大きな災害は他人事ではありません。
               天災というのは、ある日突然襲い掛かってくるから「天災」。
               誰にでもあり得ることなんです。
               だからこそ、その痛手を自分のことのように受け止める。
               もし自分だったら・・そう考えれば行動も決まってくる。
               支えることで、自分も支えられていることを心から受け止める事で
               万が一の時にその精神性が強い味方になるものですよね。

               被災地での「光」は中学生や高校生の凛々しい姿。
               支える大切さを教えてくれていますよね。
               そして、子供たちの笑顔。
               その姿に大人達は感謝の気持ちを隠しません。
               「本当にみんな親切にしてくれて、有難い。」と言って泣いています。
               あの悲惨な被災地で、本物の「心」の絆が生まれています。
               哀しい、辛い、苦しいばかりではない事にほんの少し安堵致します。

               私達女性に出来ること。
               「礼と返礼」の心のバトンを育むことを、子供たちに伝えることですよね。
               そして「笑顔」には「笑顔」が返ってくることを忘れずに!