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今日は雛祭りです。
我が家では2月4日に毎年出てきてもらいます。
今年で56回目のお雛様も
古びた箱から、今か今かとお囃子を鳴らし、催促のあらし・・。
でも、ちっちゃなケースなので、すぐ飾れます。
若かりし頃、両親がお金が無くて、やっとこさで買ってくれた宝物。
母方の祖母が贈ってくれるというのを
父が丁寧にお断り申し上げ(笑)、
ナケナシのお金で買ってくれたのだそうです。
あの頃、父は婿養子のような待遇で
随分と肩身の狭い思いをしたとか・・。
その境遇があったからこそ、自力で商売を始め、成功したのでしょう。
そんな父の想いが詰まったお雛様。
子供の頃は、大きな五段飾りや七段飾りがとっても羨ましかったですけれど
姪が産まれたとき、これを受け継がせたいと思うようになりました。
憧れの大きな五段飾りや七段飾りには、
どうも縁がないようです。
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56年目のお雛様 鈴のお雛様
姪が産まれた頃、行く先々でお雛様と出会う機会があり
毎年買い集めたものがちょっと珍しいもの。
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とっても表情が豊かで今にも動き出しそうでしょう?
思わず微笑みがこぼれます。
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群馬県の伝統工芸師作 繭雛
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京都で見つけた武士姿雛
子供の幸せを祈りながらお祝いをする。
その親の姿を見ながら育つ心には、必ず、「感謝」の想いが育ちます。
お雛様を飾らなくても、
蛤のお吸い物とちらし寿司を頂くだけでも
温かな想いの継承になるのでは・・と思います。
日本の伝統文化には「想い」の継承をいつも感じます。
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雛あられで川を形どり、流し雛を。
今年の流し雛には、特別な想いがあるのです。
二度と会えなくなった大切ないとこへ、感謝と愛を伝えるために・・
天までどうか、届きますように。
皆様も、心温まる一日をお過ごし下さい。
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