Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

櫻景色

2013-04-01 14:00:03 | 日記

         


         今日から4月ですね。
         新年度・・新入社員の方のピカピカ姿が目を引きます。
         慣れないスーツ姿が何とも新鮮で・・
         思わず、「似合っているよ。大丈夫!!」と声をかけたくなりますね。
         これからが、人生の始まり。
         くじけず、勇気を持って、笑顔で過ごして下さいね・・って
         若者達の背中にせめてものメッセージ。

         3月30日、31日と冬のように寒くて
         せっかく咲いた桜がちじこんじゃっていないかな・・
         風に吹かれて散ってしまわないかな・・と心配でした。
         でも、やっぱり新渡戸稲造さんも仰っていたように
         「櫻は大和魂の典型」ですね。
         散る時期がくるまでは、何が何でも枝にしがみつく。
         そして、自ずと決めた最期の時期には潔い姿を見せてくれる。
         命のある限り、しっかりと自分のお役目を果たします。
         毎年、こうして櫻の美しい景色を眺めながら
         私は「命」を想います。
         


            


         櫻を題材にした和歌や俳句、<源氏物語>に描かれた桜の情景、
         櫻の名所での古式を大切にした数々の行事など、櫻をなくしては
         日本の文化は語れません。
         櫻は中国から渡ってきたと聞いていますが、櫻を日本人の心に刻みこんだの
         和歌だと言われています。
         その第一人者が西行ですけれど、和歌も中国の詩を平安貴族が十分に学び、
         深めて作り上げた文化だそうです。
         <櫻狂い>をした西行。その西行を慕う歌人や俳人達、又、その歌人を慕う
         歌人たちが櫻を愛し・・やがてそれは文学全般に染み渡り、絵画・着物・
         蒔絵・更に和菓子となって文化にまで高まっていったのでしょうね。
         日本の文化は殆どが海を渡ってきたものですけれど、日本流にアレンジされ
         独特の文化が定着しています。
         誇るべき、素晴らしい文化です。


              
          お気に入りのお店の玄関先


         昨夜、仕事が終わってから一人でお気に入りの場所でお花見。
         冷たい風にさらされながらも、凛とした美しさで輝いていた櫻。
         今夜はどんな表情を見せてくれるのでしょう。
         「花明かり」の中、今夜はしばし天へ昇った懐かしい方達との
         おしゃべりを楽しみたいと思います。

      





        


         



                                          





        





 


         






         
         

雛祭り

2013-03-03 12:48:56 | 日記

                  


         今日は雛祭りです。
         我が家では2月4日に毎年出てきてもらいます。
         今年で56回目のお雛様も
         古びた箱から、今か今かとお囃子を鳴らし、催促のあらし・・。
         でも、ちっちゃなケースなので、すぐ飾れます。
         若かりし頃、両親がお金が無くて、やっとこさで買ってくれた宝物。
         母方の祖母が贈ってくれるというのを
         父が丁寧にお断り申し上げ(笑)、
         ナケナシのお金で買ってくれたのだそうです。
         あの頃、父は婿養子のような待遇で
         随分と肩身の狭い思いをしたとか・・。
         その境遇があったからこそ、自力で商売を始め、成功したのでしょう。
         そんな父の想いが詰まったお雛様。
         子供の頃は、大きな五段飾りや七段飾りがとっても羨ましかったですけれど
         姪が産まれたとき、これを受け継がせたいと思うようになりました。
         憧れの大きな五段飾りや七段飾りには、
         どうも縁がないようです。

 
 
             
             56年目のお雛様                   鈴のお雛様


         姪が産まれた頃、行く先々でお雛様と出会う機会があり
         毎年買い集めたものがちょっと珍しいもの。

          


          


         とっても表情が豊かで今にも動き出しそうでしょう?
         思わず微笑みがこぼれます。

          
             群馬県の伝統工芸師作 繭雛

          
             京都で見つけた武士姿雛


         子供の幸せを祈りながらお祝いをする。
         その親の姿を見ながら育つ心には、必ず、「感謝」の想いが育ちます。
         お雛様を飾らなくても、
         蛤のお吸い物とちらし寿司を頂くだけでも
         温かな想いの継承になるのでは・・と思います。
         日本の伝統文化には「想い」の継承をいつも感じます。

         
              雛あられで川を形どり、流し雛を。

         今年の流し雛には、特別な想いがあるのです。
         二度と会えなくなった大切ないとこへ、感謝と愛を伝えるために・・
         天までどうか、届きますように。

         皆様も、心温まる一日をお過ごし下さい。

         
         


         

         

         





     

     


           

         


         

        
         
         


     
                      

節分と立春

2013-02-04 14:41:07 | 日記

              


         昨日の節分、豆撒きはしましたか?
         枡を抱えて、お豆を握りしめると
         嬉しさのあまり、満面の笑顔になってしまいます。
         つい、鬼は外・・の言葉より
         福は内・・ばかりになってしまう私。
         「鬼」なんて寄付きっこないもんね~と
         確信しているせいかもしれません。

         何しろ、世の中で一番恐い人が父でしたので
         この父に敵う者は居ない・・そう思っていたせいもあるのかな?
         まっ、いずれにしても
         「福は~うちぃ~!!」の言葉で十分のように思います。

         毎年2月3日は何かと忙しい。
         豆撒きをした後、玄関に立春のお札を貼り、
         夜中の12時ぴったりに「一陽来復」のお札を恵方に向けて貼る。
         改めて、神棚に手を合わせ、仏壇に手を合わせる。
         今年も又、昨年と同じ事ができたことに
         心から感謝して、幸せだなぁ~と思える瞬間です。
         何も特別なことがなくて良い。
         大きなことが出来なくても良い。
         家族皆、健康で笑顔で過ごせたらそれだけで良い。
         どうか、あの人もこの人も今年も笑顔で居られますように。
         毎年2月4日の午前12時30分に祈りながら
         私の立春の日が明けます。

               


     


         こうした節目の行事を繰り返すことで
         「心を尽くす」ことが自然と身についていきますよね。
         「手をかけることは、心をかけることだ・・
         だから下手でもいいからきちんとやりなさい。」
         下手でもいいからきちんとやっていると、
         いつかは褒めて頂けるようになる・・と
         母が申しておりました。

         「心を尽くす」
         今年もまた、私の立春の想いはこれにつきるようです。

         まだまだ寒さは続きます。どうぞ、ご自愛ください。

         「三日月は そるぞ寒さは 冴え返る  一茶」

         

     
         


         

成人式

2013-01-13 14:13:44 | 日記

             


         今日は姪の成人式。
         朝、4時半に私達保護者は起床しました。
         妹は朝食の支度を始め、
         私はいつもの朝のように日課をこなし
         ほぼ、何も変わらない一日の始まり・・
         でも、早朝5時半から出張して下さった美容室のまよちゃんが
         笑顔いっぱいに手際よくメイクをして、髪をセットしていく。
         そんなパワフルな姿から元気を頂いた朝の始まりになりました。
         
         まよちゃんと姪が冗談を言いながら、ゲラゲラと笑う声。
         お湯が沸騰する音。炊きたてのご飯の香り。
         朝陽が昇っていき明るくなる空。
         母が妹の為に仕立ててくれた振袖・・。
         そんなひとつ、ひとつの小さなことを
         五感で丁寧に感じていると、不覚にも涙がこぼれそうになりました。

         この晴れ姿、両親に見せたかったな。
         
         年齢を重ねると、涙もろくなりますね。

         8時少し前に、着付けの先生が到着。
         お友達の美容室の着付けの合間に来て下さいました。
         若いのですけれど、腕前は超ベテラン級。
         とっても信頼している方です。

                        


         3年前、私の振袖を長女の姪が着ました。
         その時も、このお二人に大変お世話になったのです。
         こんなに頼り甲斐のある友人に恵まれて幸せ。
         やはり、神様は駄目な人間にはちゃ~んと
         素晴らしいブレーンを与えて下さるのですね。
         それにしても、母は凄いなぁ~と思いました。
         私の着物は長女が妹の着物は次女が・・
         バッチリ似合うように仕立ててくれていたのですから。

                 
             前撮りの時                       今日


         かんざしは7歳のお祝いのときに京都で誂えたもの。
         成人式でも使えるものを・・と、お願いした思い出の物です。
         姪達がこれから結婚して、もし女の子が生まれたら
         この着物もかんざしも受け継がれていくのかしら・・
         なんて思ったら、「想い」というのは
         「命」の継承なんんだな~と、つくづく実感致しました。

         母から子へ、そして孫へ。
         この子々孫々という継承が「愛」の基なんですね。

             


         中学の時の同級生だったBFがお迎えに来て
         彼のご自宅へお赤飯を持ちご挨拶に。
         そんな姿を見ていると
         いつか、この家を旅立っていくのね・・なんて
         親父の心境になってしまいました

         今年成人式をお迎えになられた全ての皆様へ
         心よりお祝いを申しあげます。

        
        



     


         
         
         
         


         



新年

2013-01-02 19:25:41 | 日記
         



         明けましておめでとうございます。
        
         2013年が始まりましたね。 
         時代が変わろうとしている・・そんな漠然とした想いがありますけれど
         何はともあれ
         家族全員が何事もなく、無事に一年間過ごせたこと
         一年間、無事に仕事が出来たこと
         大切な仲間達が笑顔で過ごせたこと
         寝込む事なく 一年間健康に過ごせたこと
         その事にひたすら感謝して、2012年を見送り
         新たな感謝と共に 2013年を迎えることが出来ました。 
         今年も 笑顔いっぱいに過ごしていきたいと思います。

         それにしても・・・
         2ヶ月半ほど、ブログをほったらかしにしていたのですね。
         もともとこういう事が苦手なのです・・。
         仕事が忙しくなると、まったくもって手がつけられなくなり・・。
         そうなんです!
         お陰さまで、10月後半から12月31日まで忙しかった
         ・・・と、そういう事にしておいて下さいませ。

        


         お正月の飾りつけは毎年、28日と30日に致します。
         どの行事も楽しみな飾りつけですけれど
         やはり、お正月には日本の精神文化を一番感じます。
         「言葉の盛り物」にはやはり、言霊が宿っているのです。
         柑橘を飾ったのは、橘の音が吉に通じその形が大きければ大きいほど
         大吉につながるとされているからです。
         大きな柚子を神楽鈴に見立て、それに五色の紐を結びリビングに飾りました。
         今年も、「五常」を大切にという我が家の家訓でもあります。

         年神さまをお迎えするために松、難を転じるようにと南天、
         南天の赤と紅白になるよう、今年は白椿。
         松は「常盤木」という言葉のほうがしっくりきます。
         枯れることなく永遠に続く命を願っています。
         「子々孫々」を願うことにもつながりますね。


            


            


         姪が31日に仕事から来ると、
         「ねぇ、お節とかあまり作らないないんだね。年越し蕎麦も食べないって。」
         とても不思議そうに言いました。
         お節料理には特別な意味があること、門松を飾る事の意味、お雑煮を食べる事、
         そこには私達日本人のご先祖様の知恵の結集だということが
         最近ではあまり伝えられていないのでしょうね。
         「食」の大切さをもう一度、見直す時期にきているのかもしれません。
         今年のお節は、中々美味しかった
         妹もやっと、母に近づいてきたな・・と思いました。
         この輪島塗のお重も、何だか喜んでいるように感じました。

                       


         鏡餅・・鏡は古代より神さまが宿るものとされ、神事に用いられます。
         餅には稲の霊が宿り、食べると生命力が与えられるハレの日の食べ物。
         この二つの意味を持つ鏡餅を飾る事で、豊作と健康を祈るのです。
         ですから、せめて居間と台所だけにも鏡餅は飾って欲しいと思います。
         私は、鏡餅を飾ると神様がそこにいらっしゃるよう気がして嬉しくなります。

         年越しの夜に神さまを迎えて、お供えであるお節料理を家族で頂き
         新年を迎える喜びを分ち合う・・これが日本のお正月の風景のような気が致します。

         皆様のご多幸を心よりお祈り致します。


         

        


         





         
     


         




                  
  


  


               

弘前の思い出

2012-10-16 18:28:46 | 日記
弘前の思い出



         商売屋で育った私は
         暦で大切な時期を決めて動くことが当たり前に育ちました。
         方位もそのひとつ。
         一年間行っては行けない方角、
         絶対に行った方が良い方角。
         出かける時期も暦に添って決めます。
         「~しなくてはいけない」というよりは
         人間の力には限りがあり、最終的にはお天道様に委ねる・・
         そんな他力本願なのです。

         今年の吉方位は、北と北東。
         出来れば北を優先的に・・という事でしたので
         「弘前市」へ行くことに致しました。
         今年20歳になる姪と、愉しい二日間を過ごして参りました。

         弘前市観光といえば、「桜」。
         紅葉祭りも一週間後でしたので、観光客もまばらで静かでした。
         それがとっても良かった。
         何処へ行っても、二人だけの貸切。
         景色も建物も、そこで笑顔で迎えて下さった方も
         ぜ~んぶ、私達ふたりだけのもの・・そんな感じでした。

         ちょっと函館に似ている・・と感じたのは
         洋風建築物が多いこと。
         明治・大正期の建物が美しい町並みを作り出していて
         ブラブラ歩く楽しみもあります。
         何でも、弘前市は人口比の割合では日本一フランス系の飲食店が
         あるのだそうです。
         確かに、フランス料理という看板は多かったなぁ。
         青森の言葉はどことなく、フランス語のイントネーションに似ている・・
         そんな事も関係があるのかしら・・(笑)

         珈琲も庶民では弘前が日本で初めて飲んだとか。
         「津軽藩の珈琲の再現」というメニューもあり、その事を伝えていました。
         

    
    「津軽藩の珈琲の再現」                    お昼に頂いたカレー                 リンゴのシャーベット&リンゴパイ


         モダンという感覚には、シャープさという表現がつきもののような
         そんな感じがありましたけれど、
         弘前市で味わったモダンな感覚には、「温故知新」という温かな優しさがあり
         タイムスリップした日本人の「楚々」という精神性を頂きました。
         二人で、その温かな「気」の中で日本人としての幸せを実感して参りました。

         静かに黙々とお仕事をしている姿。
         お婆ちゃん達の愉しそうな会話。
         質素な佇まいで生活をしている姿を肌で感じた姪は
         しっかり生きる事のベースを感じ取った様子でした。
         弘前を選んで良かった。

         100円バスに乗る事をすすめて下さったおばあちゃん。
         途中までご一緒させて頂き、本当にありがとうございました。
         バスを降りて会釈をすると、手を振りながら「楽しんでね」と。
         祖母の姿と重なり、胸がいっぱいになりました。
         ふと姪の顔を見ると、やっぱり私と同じ表情。
         血は争えない・・何かこみ上げるものがあったようでした。

         弘前公園から眺めた岩木山。
         壮大ですけれど、裾野が広くてとても美しいお山でした。
         このお山の形に青森県のお人柄をみるようでした。
         どんな困難にも揺るがない強さを、岩木山が語っていました。
         次回は絶対に岩木山神社にお詣りに行きたいと思います。

         姪が「今度は桜の時期に来よう。」と嬉しい言葉。
         ・・・えっ!ちょっと待って・・
         「来よう。」と「来ようね。」とでは大きな違いが
         いつかは、私とではなくお友達や恋人と出かける日が来るのね~
         でも、あと1、2年は付き合ってよね

         祐気旅行。必ず、得るものがありますよ~。
         是非、良い時期に良い方位へお出かけして下さい



         



         


         


         

中秋の名月・・のプレ・・

2012-09-29 17:13:17 | 日記

             

        
         明日は十五夜さん
         中秋の名月です。
         台風が接近しているみたいなので
         もしかするとお月様とのデートは叶わないかもしれませんね・・。
         でも、出ていなくても
         雲の向こう側にはまん丸のお月様が
         私達の幸せを願ってくれていますから
         ちゃ~んとお供えしましょうね

         昨日、姪がパワジオ倶楽部で2回目のフラワーアレンジのお教室でした。
         母親と共に親子で楽しめるので、嬉しそうに出かけて行きました。
         とても不器用なのでさぞかし苦戦しているのでは・・と
         心配していましたが、持ち帰ってきたお花は可愛かった
         自分でお花を生けるという事で、季節毎の家のお飾りに興味を示したり
         伝統を受け継いでいく・・そんな事に繋がっているようで
         本当に嬉しくなります。


                        
               姪の作品                         妹の作品


         今朝、姪が「あっ!そうだ十五夜さんのお団子を飾ろう」と
         いそいそとお菓子の袋を嬉しそうに持って来ました。
         「十五夜さんのプレ~だよ~」と申します。
         さすがに親子・・妹はニヤッと笑って雄勝石の菓子皿を出し
         「はい、どうぞ。」と・・
         無印良品の「ブール・ドゥ・ネージュ」を飾り始めました。
         別名「スノー・ボール」と呼ばれるお菓子・・確かに、お団子みたい(笑)
         これが飾ると可愛いのです。
         ちょっとユーモアがあって愉しいと思い、私も一役加わり本日の写真となりました。
         漆の盃に懐紙を敷いいたら、とてもお供えらしくなりました。
         小さな可愛らしいお団子に見えますでしょう?


                        
         <ブール・ドゥ・ネージュ>団子


         日本には毎月、季節に添った行事があります。
         ほんの小さな事でも、家庭の中で愉しむことで
         知らないうちに「命」の育みに感謝できる・・
         これは素晴らしい精神性だと思うのです。
         この姪がいつか嫁ぎ、
         同じようにこんな日々のことを大切に過ごしてくれることを
         明日のお月様に託そうと思います。

         明日は本物のお団子をお供えして
         中秋の名月を愉しみたいと思います。
         お団子の食べすぎに気をつけなくては・・

         


         

    
         
         

         


         


         

         

大切なもの・・大切なこと。

2012-09-24 15:03:38 | 日記

              


         今朝は寒くて目が覚めました。
         涼しくなりましたね・・日中は30度ありますけれど、
         暑さが違いますね。
         さらっとしています。湿度が無いって、本当に気持ちが良いですね。

         私の大切な友人でスペインの方と結婚されて
         あちらで生活している素敵な女性がいます。
         もうスペイン人といったほうが良いくらい・・
         お顔立ちが日本人ではありません(笑)
         日本で生活していた年月より、海外で生活している年月の方が
         長いせいもあるのでしょうね・・。
         すっかり、ラテン系のお顔立ち・・素敵です。

         私より10歳下の彼女。
         美貌は勿論のこと、身長から始まって
         才能、体力、愛情、何から何まで私より大きなものをお持ちです。
         10年も長く生きているのに・・
         何故に学ぶ事がこんなに沢山あるのかしら・・と
         時々、自己嫌悪に陥ります
         でも、彼女に始まったわけではなくて
         私がご縁を頂く方達は全て、未熟な私をちゃんと左右上下から
         叱咤激励し、大きな学びを下さる方ばかり。
         こんな素晴らしいブレーンに囲まれている、幸せ者なのでございます。

         それでも、彼女とのご縁は何か不思議なものを感じている私。
         「好みが似ている」・・古の何処かの時代で、時を過ごしたことがあるような
         そんな想いがあるのです。
         写真のものは全て、彼女からのお土産です。
         私はクリスチャンではありませんが、東西関わらず神秘的なものに惹かれます。
         彼女も同じです。
         更に、日本文化の精神や伝統工芸品。中世時代の文化や物など・・。
         日常の生活の中に、きちんと伝統的な要素を取り入れながら
         現代のシンプルさを大切に過ごしている。
         彼女には及びませんが、こんな生活スタイルも感性が似ています。
         日本人としての誇りを心に持ちながら、スペイン人になろうとしている心構えが
         彼女の姿勢から伝わってきて、私はそんな彼女を心から尊敬しています。

         私は子供の頃から、日本文化を愛する外国人にとても惹かれました。
         そして、外国で生活をしている日本人にも大変惹かれました。
         共通するのは、自国文化を心から愛しているという想いが根底にあるという事。
         いつか、そんな方とお友達になれたら・・私の夢でした。

         陶芸家バーナード・リーチさんの言葉が私の心を捉えて離しません。
         「西洋が男性で東洋が女性。私はこの二つの国を結婚させたい。」
         初めてこの言葉を知った時のワクワクした感情を忘れません。
         西洋文化と東洋文化の融合。
         文化の融合は人と人との心の融合でもあるのです。

         私の友人は、この言葉を実行しているとても素敵な女性です

         

         
         
         
         
         

美しい女性

2012-09-17 15:00:15 | 日記

             


         今日は「敬老の日」なんですね・・。
         あ~私にはこの「ハッピーマンデイ」というネーミングは
         どうも気持ちに入ってこないんです。
         古い人間なんでしょうね。

         敬老の日は「9月15日」で良いと思うのです。
         きちんと、毎年決まった日というのが
         とっても有難い感じがするのです。
         皆様は如何ですか?
         姪は9月15日生まれで、この日に生まれたという事が
         姪自信も「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん孝行」と思っていましたし
         父も母も、口を揃えてそう申しながら、大変喜んでおりました。
         国の記念日と自分の記念日が重なるって、何だか幸せな気持ちになりますものね。
         ・・・こんな風に思うのは、私だけかなぁ~。

         皆様のご家庭ではお祝いはされましたか?

         我が家はお祝いしてあげる人がおりませんので、
         今朝はいつもより念入りに
         お経を唱え、感謝の言葉を伝えました。
         心なしか、写真の表情が嬉しそうに感じました。

         そして、心から尊敬する美しい80代の4人の女性の為に
         これからのご多幸をお祈り致しました。
         一度はお会いしたい女性達です。
         「渡辺和子シスター」「佐藤初女先生」「辰巳芳子先生」「瀬戸内寂聴尼様」です。
         これからも長生きして、心丈夫に生きていける教えを伝授して頂きたい。
         そう思っております。

    


         自分が道に迷ったとき、信念で自分を支える事ができるように         
         自分が年齢を重ねた時に、誰かのお役にたてられるように・・
         大切な家族が何らかの苦悩を抱えたときに
         私が「ともしび」になれるように、
         そうなりたい・・と思った時に出逢った方達です。
         その想いの原点はマザーテレサ。
         マザーを学ぶうちに、必要な学びを与えて頂きました。
         40年以上の月日の中で学んだ精神が
         どうか、実りますように。
         
         私もいつか、お婆ちゃんと呼ばれる日が訪れます・・
         お婆ちゃんと呼ばれる時には少しでも
         この女性達に近づいていたい、と思うのです。
         慈愛に満ちた眼差し、常に片方の手は誰かのために、時には厳しく
         「利他」を日々の糧として生きていけたなら、最高の人生です。

         そろそろ、「美しい女性」が芽吹いてこないと・・間に合わない。
         もう私には時間が迫ってきている・・。
         わ~、焦りますしっかりしなくては。

         「敬老の日」はこの命の継続に感謝する日でもあります。
         今日は心から、「ありがとう」と言いましょう
         
        
         

         
         

新月の願い事

2012-09-16 11:09:52 | 日記

              



         今日は新月。
         乙女座に午前11時10分に迎えました。
         ちょうど、このブログを書き始めた時間です。

         新月には願い事を書く・・
         いつ頃から始めたか・・殆ど記憶にありません。
         もう、習慣っていう感じです。
         「迷信だよ~。くだらない。」って一言で済まされる方も
         沢山いらっしゃるようですけれど、
         迷信でも何でもいいんだもんね~って
         心密かに思っております。
         太古の昔から、ご先祖様たちがこの自然の摂理に生かされて
         ひとつの行事として行ってきたことを
         大切に行えることは・・何だかロマンを感じちゃいます。
         特に、新月は見えないから余計に未知への想いが強くなります

         「なりたい自分になる」・・自分自身の成長の為に
         ちょっと宇宙のお力を拝借できるって考えたら
         何だかとっても嬉しいですもんね。
         勿論、自分自身の努力は大切ですけれど、その一生懸命の背中を
         大きな宇宙さんが後押しをして下さる・・って思ったら
         何だか、テンションが上がります

         でも、
         書いてお終い・・っていけません。
         書いたら、自分を成長させていかなくてはなりません。
         なりたい自分に近づけるための土台がなくては
         夢を実現するための出会いも何も降りては来ないでしょう。
         新月にお願い事をするのは、
         そんな自分を見つめ直すきっかけも与えてくれているのだと
         私は思います。

         素敵な習慣です。

         今朝の新聞の一面に尖閣諸島のことで、中国のことが大きく報道されていました。
         連日、ニュースでも報道されていて本当に胸が痛みますね。
         企業や一般人を襲撃するという事は道徳的にどうなのでしょう・・
         「道教」としての学問が日本に伝わったのは中国から。
         日本の五節句なども殆どが中国から伝わってきた素晴らしい文化。
         日本はその文化を日本人の感性で独自のものにして、
         今日まで子々孫々と伝えてきています。
         中国ではその教えはどうなっているのでしょうね。
         本当に、中国に住んでいらっしゃる日本の方達が気の毒でなりません。

         偶然にも今日の日めくりの暦の言葉が「平和」でした。
         乙女座で起こる新月は一年で一番浄化率が高いとか。
         ならばお願いするしかありません。
         中国での暴動が終結するように。日本で同じような事が起きないように。
         日本人が中国の方を襲撃しないように。
         子供たちがこの事態を見て、喧嘩するのが当たり前と思わないように。
         暴力が最終手段だと思わない様に。
         世界中の人が共に喜び、哀しみには寄り添い、怒りは抱きかかえ、
         そしてお互いを励まし、協力できるように。        
         祈り、お願いするしかありません。

         新月のお願いは、8時間以内が一番効果が高いと言われています。
         今まで経験された事の無い方・・今日はご一緒に如何ですか?
         
         何か心に感じるものがあるかもしれません。
         
                 

お盆さま

2012-08-16 16:07:18 | 日記

              


         今日はお盆明け。
         我が家も両親をつい先ほど送り届けて参りました。
         この家には、確かな気配が致しますので(笑)
         お盆に提灯を持ってお迎えに行き、
         又、提灯を持って送っていく・・というのも何だか不思議なのです。
         でも、お盆入りには好きだった果物や豪華なお花や
         仏間にはちゃんと二人の座布団まで用意して
         帰ってくるのを待っているんですよね。
         キュウリとナスに足をつけて、13日には玄関から上がってくる様子、
         16日には玄関の外に出して帰る様子。
         せっかく帰ってきているのだから・・と、外出もせず・・。
         温かくて、安心して、幸せな気分が味わえる。
         お盆ってやっぱり特別な日。
         毎回、そんなふうに思います。

         姪達は母の時は臨終が病院でしたので天国へ昇った瞬間は知りません。
         父の時は、自宅で看取りましたので
         天国へ昇った瞬間を見届けることができました。
         目を見つめ、手を握り、父に感謝の言葉をかけ、
         最期の最期まで父のぬくもりを身体に感じながら見送りました。
         父にとっても、私達にとっても、姪達にとっても
         それはそれは、本当に幸せな時間だったと思っております。

         さてこのお盆、正しくは「盂蘭盆会」といい、餓鬼道に落ちて苦しんでいる
         弟子の母親を救うために、お釈迦様が供養を勧めたという仏事が始まりと
         されていますよね。地方によって様々な風習があるようです。
         お寺の宗派によっても盆棚の作り方には違いがあるようですし、
         全くお盆様の飾りもしない宗派もあります。
         でも、日本の年中行事として仏壇のないお宅でも
         ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、季節の果物やお花を飾り
         目に見えない祖霊の存在を子々孫々と伝えていく・・
         そんな事の中から家族の絆や生命の流れ、そして生かされているという事を
         家庭の中で伝えていくことも大切だと思います。

         丁寧にこういう事を行うことで、自然や先人の恩恵に気づき
         自分を見つめ直す中から心や魂の成長に繋がっていくのではないでしょうか。
         

祈りの月・・葉月

2012-08-09 20:23:29 | 日記

       


         暦のうえでは「秋」ですね~。
         そう言われてみれば、ここ2~3日の朝・晩は涼しいですよね。
         でも、まだまだ暑さは続きます。
         どうぞ、ご自愛下さいね。

         8月は6日・9日・12日・15日と祈りの日が続きます。
         広島の原爆、長崎の原爆、御巣鷹山の日航機墜落、
         そして、終戦記念日。
         更に月命日で11日の東日本大震災供養。
         日々仏壇で手を合わせていますけれど、8月はその日その日に
         必ず「祈り」を捧げるようにしています。

         まずは、ご先祖様達が道に迷わないように
         鬼灯を提灯に見立てて飾ります。
         毎年、同じ事を繰り返しているのに
         毎年新鮮な緊張感を持ちながら、この準備を致します。
         今年も無事にお盆さまを迎えられる・・という安堵感。
         その気持ちが多分、毎年新鮮な気持ちでいられるのだと思います。
         何が起きても不思議のない世の中ですものね。

         「一期一会」で過ごす日々がとても大切なこと・・
         それをつくづく思い返すことができる八月。
         朝、家を出るとき不機嫌に挨拶もせず出かけていくことがないように、
         「ありがとう」「ごめんなさい」は神様の言葉だということ、
         食事は手を合わせて「いただきます」と言い、
         「美味しいね」と感謝を表しながら楽しく頂くこと、
         そんな日常の小さなことがとても愛おしい・・。
         明日の幸せの保証なんて無いんですもんね。
         だったら、今日というこの日を
         大切な人と、笑顔で、一分一秒さえも丁寧に過ごしたい。
         あちらの世界へ逝ってしまった両親や友人のことを思い出しては
         そんな事を考えます。

         生前母が、「お母さんはいつまでも居ると思ったら大きな間違い。
         気がついたら親は居なくなっていて、後悔するんだから。」と
         よく申しておりました。
         本当にその通りで、あれも、これも聞いておくべきだった・・と
         14年経っても後悔しています。
         でも、どんな事でもしっかり親と向き合ってきた私は
         親孝行は出来ませんでしたが、親子のスタンスでは後悔はありません。
         「信頼」という絆は、身体が見えなくなった今でも私達親子の愛情の証です。

    


         今日は、長崎に原爆投下された日ですね。
         こんな大惨事に遭うとはその瞬間まで思っていなかったであろう・・
         と思いを巡らすと、自ずから今日という日を大切にしなくてならないと思うのです。

         ご冥福を心からお祈り致します。


         

         

                
         
         

         

初めてのお稽古

2012-08-07 19:03:53 | 日記

              


         私には23歳と20歳の姪がおります。
         20歳になる姪が6月の終わり頃、
         「何かお稽古事がしたいなぁ・・」と申しました。
         「えっ!何、何がしたいの?」と私。
         「ん~、例えばお花とか・・」
         やだ~、嬉しい・・。夢にまで見た、姪のお稽古姿。
         「させてあげる!大丈夫、いくらでも出してあげる。」と私。
         姪は・・又始まったよ・・とでも言いたそうに、
         「ねね(私の事です)が考えているような堅苦しくないお花だよ。」と。
         堅苦しくない・・あ~華道ってことね。
         まっ、この娘には華道は無理だし、第一、毎週なんて通うわけがありません。
         でも、進歩です。
         お稽古がしたい・・その言葉をず~と待っていましたから。

         パワジオ倶楽部という素敵なお店があるのです。
         スペイン在住の友人がこのお店でオリーブオイルなどの販売のコーディネーターをしていて
         毎月のようにイベントでフラワーアレンジメントの講習会や
         友人が帰国している時は、彼女のお料理教室や楽しくてとてもお洒落なイベント尽くし。
         さすがに、母親である妹は姪の性格に合うお稽古をGET。
         パワジオ倶楽部の茂木さんの講習会に行かせることにしました。

         私も妹も、この茂木さんが大好き。
         ナチュラルなイメージがとてもピュァで素敵な女性なんです。
         可愛い人が大好きな姪も大喜びでした。

              


         教えて下さった先生のセンスの良さが伝わるでしょう!?
         こんなに素敵なアレンジに。
         やっぱり女の子ですもん、お花を上手に飾ることが出来た方が良いですよね。
         姪も妹も大満足。私も勿論大満足!!
         こうして女性になっていくんだなぁ~と、ほんの少し嬉しい反面寂しくもなりました。

         そして、もっと嬉しいことが・・
         家族全員でお世話になっている美容院へ行った時、
         「みさちゃん、お花が習いたいって言ってましたよ。何でって聞いたら、
          ねねがいつもお花を生けたりしているのを見ていて、自分も出来たらいいな・・
          って思ったんですって。可愛いですね。」ですって。
         ほんとう~・・何て嬉しい。最高の「想い」がそこにはあったのね・・。

         やっぱり、子供は大人の背中を見てくれているんだ・・。
         ヘラヘラ生きている場合じゃない。しっかり生きねば

         そんな私自信も学びのあった、姪の初めてのお稽古でした。

         
         
         

私のお父さん

2012-07-28 12:11:09 | 日記

             



         毎日暑い日が続いていますけれど
         皆様はお元気でいらっしゃいますか?

         今日の題名・・何だかプッチーニの曲名みたいになってしまい・・。
         7月30日が父の命日で、その日が近づいてくると
         父がウロウロし始めます(笑)
         耳元で、「おい、あれはどうした。ちゃんとやれ。」とか
         「まったく、どうしようもねぇなぁ~」とか
         常にブツブツと小言のようなものが
         声ではなく、波動のように伝わってくるのです。

         昭和6年生まれの父は終戦を14歳で迎えました。
         東京の下町っ子でしたから、東京大空襲を経験しましたので
         「何事も諦めない」ということでは、天下一品(笑)
         その自分の心構えを押し付ける教育魂も天下一品(苦笑)
         本当にスパルタで躾されました。

         成田山新勝寺での護摩供養は曾祖父の代からで
         「不動心」と書いてある扇子は新勝寺で頂いたものです。
         何かことがある度に、この扇を出しては
         「肝を据えてよく考えろ。決めたことはしっかり最後までやる。」
         などと、申しておりました。

         何とか人様に迷惑をかけず、今日まで生きてこられましたのは
         そんな父のお陰だと・・この年齢になりますと実感しております。
         ・・隣で、「そうだろう」と憎らしいかな父が笑っております。
         でも、本当に「厳しさ」とは愛情なくしては出来ない事だと思います。

         姪の父親代わりになってから、改めて両親の愛情を考えるようになりました。
         叱るということの辛さ。厳しく言葉をかけてからの自己嫌悪。
         それでも、姪のため・・。
         そう思った時に、決まって両親の顔が浮かぶようになりました。
         逝っちゃってからじゃ・・遅いですけれども・・。

               


         日本の物が大好きな私は
         父愛用の形見の印傳の巾着をお守りとして使っています。
         瓢箪は厄除けとして、トンボは何事にも怯まず前進する・・という
         そんな決心を時折自分に言い聞かせるために。
         耳元で「お前は俺にそっくりだな」・・と呟く声。
         いやいや・・お父さん、それは困ります。
         私は、去るものは追わず・・何かがあれば一目散に逃げまする・・
         まだまだこの精神は掃えません

         いつか、私も「不動心」を自分のものに出来る日がくるように
         どうか、気を長くして見守って下さい。

         今年もあの日がやってきますね、お父さん。
 

         

        
         

         

堀木エリ子展   スパイラルホールにて

2012-05-17 16:00:15 | 日記
堀木エリ子展



        堀木さんを存じ上げたのは「和楽」という本でした。
        何気なく開いたページに その女性は美しい佇まいで
        「凛」という言葉がそのまま人間になっている・・
        そんな只ならぬオーラを 雑誌なのにも拘らず輝かせていました。
        「えっ、何?この女性は誰?何をしている方?」
        ページをめくりながら、心臓の鼓動がどんどん早くなっていき
        私は「一目惚れ」という感情に陥ってしまったのです(笑)

        いつか お会い出来たら・・
        いつか 作品のお話しが聞く事ができたら・・
        いつか 堀木さんの作品を入手できたら・・
        私の「いつか」は願いのように心に積み重なっていきました。

        伝統和紙を後世に伝えていく為の弛まない努力と情熱
        既成概念からかけ離れた和紙作りを発信し続けて
        大きな苦労を超えて今の堀木さんの地位があります。
        その「ほとばしる情熱」が「命」を生み出している・・
        堀木さんの名言
        「伝統といわれている和紙の技術も1200年前には革新であった。
         伝統と革新は対極にある単語のように使われるが
         私は未来の伝統は現代の革新がなくては成り立たないと考えている。」
        私は、伝統を遺していくうえでのこれ以上の言葉に未だ出逢ってはいません。

        堀木さんの漉く和紙は光との融合で完成されているように感じます。
        和紙に反射する光は朝陽や夕日、照明の角度、様々な環境でまったく変わってくる。
        まるでその都度、手を合わせずにはいられない厳粛な心の描写があるのです。
        一瞬にして日本人の「精神性」を感じてしまいます。
        やはり日本人は「紙」は「神」へ献上するとても神聖なものと捉えていたのだと
        私の心の描写でそれを実感致しました。

        まず鳥居のような作品を通って行きました。
        ひとつづつくぐる度に、清められていくように感じました。
        不思議な感覚。こみ上げるものがあり、涙がこぼれそうになるような。
        そしてあの円形の幻想的な光が出迎えてくれます。
        妹は「わぁ~・・」と言いながら、すでに未知との遭遇を口ずさんでいました。
        未来へ羽ばたく、未来へ受け継がれていく・・そんな躍動感を感じました。
        少し口が開いている卵型のオブジェの前に立つと、思わず瞑想をしたい衝動に(笑)
        優しい光のシャワーを浴びているような、そんな有難い気分を味わいました。
        上って見ては溜息、又降りて見ては溜息、更に堀木さんの写真を拝見しては溜息、
        日頃の疲れを全て吹き飛ばして頂きました。 

        堀木さんの作品は成田空港の第一ターミナル北棟到着ロビー、ヒルトン大阪、
        東京ミッドタウン等々、ざっと数えても70~80件以上はあります。
        是非、ご覧になって頂きたいと思います。
        詳しくは http://www.eriko-horiki.com でどうぞ。


              
          今回のパンフレット                              堀木さんのご本


        この堀木さんのご本、必見の価値ありです。
        堀木さんの作品はもとより、堀木さんの仕事風景も素晴らしい!!
        私の一目惚れもきっと納得して頂けると思います。

        作品展は20日迄です。
        是非、お出かけ下さい