オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

石打丸山初すべり

2011-12-28 | スキー

石打丸山に2泊3日で行ってきた。3日間生憎の天気。失敗だった。
新幹線で行く場合は宿だけ予約すればよいから、天気が確定してから行くのが良さそうだ。家を6:30に出ると、9:30に湯沢に着く。上越国際やガーラ、石打なら接続がよければ、10:00には現地につける。1泊2日で十分である。
スキーだけが目的なら、新幹線で行ける近場がいい。

冬休みに入ったせいか、子供連れのファミリーが多かった。1‐2月のスキーシーズンに向けて足慣らしは完了。雪はたっぷり、雪質もよいから、今シーズンのスキーは楽しみである。去年、震災で3/13から予定していたルスツ・ニセコをキャンセルしたことが思い出される。戦後生まれの私達団塊の世代はいい時代に生を受けたものだとつくづく思う。戦後の高度成長の時期に青年壮年期を迎え、退職まではどうにか経済も持ちこたえた。生活も豊かになり、技術革新も進み、信じられないほど便利な世の中になった。

安定した老後も・・・と思いきや、未曾有の震災と原発事故に見舞われ、今後どんな苦難が待っていることか・・・・

チリの落盤事故で生還した33人のうち、一人だけPTSD(Posttraumatic stress disorder) を逃れて、健康な精神を保ち続けた男性がいる。牧師という職業を通して備えていた「サバイバー・パーソナリティ(生存者の人格)」に注目が集まっている。過酷な状況下で揺るぎない信仰心を貫き、困難な状況も試練と捉え、生かされていることに感謝して日々を過ごしたという。仲間たちを常に励まし、ユーモアを忘れなかったという。ユーモアは、事を楽観的にとらえたり、注意力を集中して気づきの力を高め、あらゆる状況に適応することを促す作用があるという。そう言えば、「127時間」のアーロン・ラルストンも常にユーモアを忘れなかった人物だ。 

 トラウマを克服することがいかに大変であるかを考えれば、トラウマに免疫を持つ者のメカニズムを知り、「サバイバルスキル」として習得することで、トラウマへの耐性を高めておくのが得策だ。重力を一生研究し続けても、飛べるようにはならない。トラウマを克服しても、その人が幸せになれるとは限らない。それよりも、幸せで、トラウマに強い人に、そのメカニズムを学べばよいわけだ。
 感謝、ユーモア、信念、目的意識が幸福感につながるということだが、言うは易く行うは難し・・・・なかなか凡人には習得が難しそうである。



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