豪山火事で住民電力会社を訴え

　讀賣新聞2009.02.18.国際面。
　まだまだ、森林火災関連のニュースは続きそうです。

オーストラリア山火事で住民電力会社を訴え
【シンガポール＝伊藤彰浩】
　オーストラリア南部ビクトリア州の山火事で、同州の被災者がシンガポール資本の電力会杜の送電設備管理に不備があったとして、損害賠償を求める集団訴訟を地元裁判所に起こした。親会杜の「シンガポール・パワー」が17日、明らかにした。
　訴えられたのは、同州の「ＳＰオースネット」社。シンガポール紙の報道によると、住民らは断線した電線の火花が火災を招いたなどとしている。親会社は同日の声明で、「管理運営に不備はなく、火災発生時の対処も関係法に沿ったものだった」と主張。「原因調査の前に(訴訟で)争うのは時期尚早で不適切だ」としたが、訴訟では住民側と争う姿勢を明らかにした。