新聞に見るオーストラリア

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旧日本兵3遺体発見豪州との戦場跡で白骨化

2010年06月10日 | 社会
2010.06.08.北海道新聞朝刊第4社会面
 まだまだ、戦争の傷跡が残っている。

旧日本兵3遺体発見
パプアニューギニア東部
豪州との戦場跡で白骨化
【シドニー共同】
 太平洋戦争で日本軍とオーストラリア軍が激しく戦ったパプアニューギニア東部の「ココダ道」沿いで7日までに、戦場の跡が新たに発見され、旧日本兵とみられる3体の白骨遺体や日本側の野戦病院の跡、小銃の弾薬などが見つかった。
 ココダ道の専門家でオーストラリア人のブライアン・フリーマン氏が発表した。
 ココダ道は長さ約100キロの山道で、太平洋戦争の激戦地の一つ。1942年(昭和17年)、ニューギニア島束部ポートモレスビー攻略を目指した日本軍はオーストラリア軍などの反撃で壊滅的打撃を受け、数千人が死亡したとされる。
 見つかったのは、オーエンスターレン山脈の「イオラクリークの戦い」の戦跡。
 同氏によると、42年10月の激戦でオーストラリア兵約80人が死亡、日本兵は少なくとも約70人が死亡した。両軍が陣地を置いた跡があり、日本軍の外科器材なども見つかった。
 同氏は日本政府に対し遺骨の身元確認を促すとともに、跡地を貴重な歴史資料として保存する計画を進めるとしている。


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