霊場巡り第4弾!
今回の訪問は8番札所からだが、5番地蔵寺のイチョウの様子確認することを番外として入れた。中門をくぐるとまだ葉は青々としたままだったが、木の下には、無数の銀杏が散乱していた。職員らしき女性が、長ほうきで実を掃き集めていたが、風が吹くと熟れた銀杏がばらばらと音を立てて雨の様にふりそそいで落ちてくる。銀杏の雨は人生初の体験だ‼ すごい 風景! 毎日実を集めるのも大変な作業、処分はどうするんだろうと心配もしてみた。
訪問者が銀杏に気づかず、踏みつけていく! アー~~ ニオイガー~‼
葉が黄色に色づくともっとすごい風景になるんだろうなあ。見るにはいいが、落葉の掃除も大変だろうなあと心配にもなった。
<8番札所熊谷寺>
熊谷寺は四国霊場の中でも最大級のお寺ともいわれている。
仁王門の左右の仁王像はカラフルな色彩で和風の木彫とは一味違う。
熊谷寺は、あじさいの名所として知られているようで、参道から境内にかけて1500株が植栽されているとある。あじさいは咲いていないが、白色の彼岸花が数本咲いていた。春の時期、梅雨の時期、そして紅葉の頃の違いを楽しむのも良いかも…
<9番札所法輪寺>
法輪寺の本堂には、たくさんの草鞋が奉納されている。調べてみると、
「むかし、松葉杖なしでは歩けなかった人が参拝に来た時、参道の真ん中あたりで足が軽くなり、松葉杖なしでも歩けるよう完治したという言い伝えがあるとのこと。」
それから、お守りとして草鞋が奉納されているのだろう、中には、松葉杖や帽子も奉納されていた。
境内の隅に写真の5体の布袋尊が置いてあった。ユニークな風貌で微笑ましい。誰かが毛糸編みの帽子を被せていた。
<10番札所切幡寺>
切幡寺は天然温泉御所の郷から少し山手に入ると山深い森に山門がある。そこから290M先に本堂を示す石碑が立っている。坂道を進んでいくと途中より階段が現れ、本堂まで340段と表示がある。先の本堂が見えないほどの急階段でずっと先まで続く。此れはきつい!10年前はもっと早く登れていたのに…。心で呟きながらゆっくり上がっていく。あと100段程になったころ、「女やくよけ坂」の表示が現れる。続いて、「男やくよけ坂」それぞれの大厄年が階段数に置き換えられている。我々にはもう関係ないが…厄払いを兼ねてのアイデア―が面白い❣ 最終61歳の厄年の人には、少し頑張りの後の厄除けをいただけたらこれは嬉しい!
上りもつらいが、下りもつらい! 足がガクガクになりました。
天然温泉御所の郷の道の駅と板野の道の駅によって高槻に帰りました。