Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

除草作業の闘いと農地問題

2020年09月08日 | 夢宇窯郷たより
 8月末から、夢宇窯の里の除草作業に帰省しました。
今年で、4~5回目の除草作業になります。
 田舎での作業以外は外に出ることも無い生活で、体が暑さに対応できません。
慣れるまで3日間は、早朝庭や窯場の傾斜地の草抜きをしました。
 9時ごろになると暑さで作業はできません。
 梅雨明けから晴天が続いた勢いでしょうか、大草です。

  

 運良く夕立が有り、作業は少し楽になりました。しかし、写真の場所を含むアトリエ周辺の草取りに4日間を要しました。

   
 

 その後、畑の耕うんや野菜の植え付け準備、空き地や田の岸の主だった草刈り作業で4日間ほどかかりました。

 
 田舎生活を求めて移住を希望する人がいます。
へき地の活性化の一助になることは間違いありません。
しかし、あまりにも現実の厳しさに対応できないで挫折する方もあるようです。

 夢宇窯の里は、へき地とまではいかない中山間地です。
農業、林業が主だった産業で大きな産業はありません。
ですから、農業者も兼業であったり若者は殆どが他地域へ働きに出かけます。
農業従事者のほとんどは高齢者です。
後継者の減少による農地放棄は、私だけの課題ではなく、周辺農家の目前の問題となりつつあります。
 
 農地の維持管理は大変厳しい状況です。草との闘いは続きます。
同時にイノシシとの闘いも悩ましい問題です。

 ともかく農業でのナリワイは、そう簡単なものではありません。