ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

涙がにじんだ出来事

2020-03-12 00:45:15 | 日記
月1回の定期検診に行ってきました。
いつもは満員なのに、空いていました。 お薬をもらって、ついでに銀行と買い物へ。

薬屋さんを数軒回りましたが、マスクは売り切れ。 困ったな~。
先日の電話で、妹がトイレットペーパーが売ってないと言ってたけど、大阪は売ってるよと話してました。
2パックあったのを1つおろしたので、生協に頼んでいたら、昨日、欠品で届きませんでした。
まさか?とドラッグへ買いに行くと棚は空っぽ。 ガセネタで、在庫はあると言ってたのに~。
買い溜めはしないで無くなったら注文したり買いに行ってたけれど、こうなったら、これからは1ヶ月分ぐらいは予備を置いとかないといけないな。

スーパーに寄ろうと、大きな4車線の交差点で待っていると、80代ぐらいのどちらも小柄なご夫婦が待っていました。
御主人が右手で自転車のハンドルを持ち、左手で奥さんの服をつかんでいます。
奥さんはその手を振り払おうともがいて、何か叫んでいます。
御主人が「 信号赤やからまだ渡られへんね 」と、言って止めています。
それでも奥さんは飛び出して行こうとして、慌ててご主人が両手で奥さんを止めて自転車が倒れそう。
私も慌てて、その自転車を押えました。 
御主人が「 大変です 」と、困り顔。
つい、「 今、信号が赤で車が走っているので渡れないので私も待っています。 青になったら一緒に渡りましょうね 」と、言ったら、おとなしく待ってくれました。
青になって渡って、2人は並んでスーパーに入っていかれました。
二人の後姿を見ていると涙がこぼれてきました。 ご主人の日常の大変さがひしひしと感じられ、平穏無事を祈らずにはいられません。

老々介護は大変です。 看病してくれる家族がいなかったり遠かったりで、病気もですが特に夫婦の片方が認知症になれば目が離せません。
役所も介護施設も手伝ってはくれますが、1日中と言うわけにはいかず、年老いた者に世話がかかってきます。 
80・50問題も大変で、元気で長生きは喜ばしいけれど、親の介護のため子供が仕事も出来ず経済的に立ちいかなくなり共倒れは困ります。

幸い、父も姑も短期間しか寝込まず、認知もほとんど出ず、世話がかかりませんでした。
しかし、認知にはなりたくないけれど、私は自信ありません。 どんなに頑張っても脳の問題だから。
父の妹は、家で娘さん夫婦が看ていましたが、お見舞いに行くと小学生に返っていました。
母の姉は施設に入っていましたが、お見舞いに行くと、自分の実家に帰りたがっていました。
二人共、結婚したことや子供のことはすっかり忘れて、子供に返っていました。

長寿とそれに伴う弊害。 親は子供に迷惑をかけたくないけれど、どうなることやら。
先日テレビで施設に入っている認知症の人が暴行を受けているのを観ました。
認知でいくら言っても理解できない人や暴力的な人もいて、介護の人は大変で、ストレスもたまるでしょうが、可視化して密室化せずオープンにしなければ。

ケセラセラの私ですが、今日は少し心が沈みました。これから老人は増えて行くばかり。
あのご主人のように、頑張ってる人に頑張れとは言いたくないけれど、なにか心休まることがあります様に。

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