秋の天気に恵まれた11月9日、関西の会員、岩手県奥州市のアテルイを顕彰する会、福島県田村市の田村歴史観光協議会に加えて青森県平川市の津軽音羽会からの参加を得て、今年の法要も盛会裏に終えましたことは、ひとえに皆様のご協力、ご支援の賜物と感謝申し上げます。
法要に引き続き円通殿において森清範貫主様より、法話を頂戴致しました。
本堂を支える根継の柱に「魂」の一字と揮毫した、仏教に関わらず宗教の本質は「鎮魂」にある、アテルイ・モレと坂上田村麻呂は立場が異なり刃を向け合ったが、民の安寧を願う思いは同じ、慰霊と顕彰を通じて世の平安を祈りたい。
懇親会では、穀田衆議院議員より「共産党がここにいるわけ」と笑いを誘い、、
小沢奥州市長より「アテルイ・モレなかりせば坂上田村麻呂公なし」敗者の歴史も検証していきたい、
安彦胆江日日新聞社主筆より「故佐々木隆男氏は今、一関市の樹木葬墓地の木の下で眠っている」と紹介を、
影山田村歴史観光協議会長より「田村にもアテルイと志を一にした大多気丸がいた」
子安の塔横に三春滝桜の子孫の若木桜を植え、広域観光を目指して連携していきたい、
工藤津軽音羽会長より「田村麻呂公の父、坂上刈田麻呂が青森県の霊峰岩木山の神社の祭神となっているご縁で」と初参加の想いを披露され、
及川アテルイを顕彰する会長より「『蝦夷アテルイ』を出版した、次はまた来年」と恒例のフレーズ、
小野寺アテルイ・モレを慰霊する会長より来年のしし踊りに掛ける熱意のお話など、
皆様の話の度毎に笑いの出る和やかな雰囲気の下で懇親会が進み、
そして柏山副会長より「この席に胆江日日の佐々木隆男社長、清水寺学芸員の加藤眞吾氏がおられないのは、大変残念」と中締めの話があり、最後に松坂会長より「来年は20周年記念の年なので、岩手の郷土芸能「しし踊り」を奉納したい」と来年への想いが披露されました。
(事務局:和賀記)
貫主表白
法要
篠笛奉納
特別拝観:西門
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