関西アテルイ・モレの会からのお知らせ

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「アテルイ・モレの碑」法要のご報告

2015-11-15 10:49:14 | 日記

11月30日、原稿を入れ替えました。

11月14日(土)は昨夜来の雨となり、法要の行事は全て円通殿にて行われました。
もりたかこさんの「謡い舞い:蝦夷アテルイとモレ」の奉納の後、学芸員坂井輝久先生より、日本画家箱崎睦昌画伯が10年間かけて完成された『清水寺平成縁起絵巻』の前半部をビデオで解説して頂きました。この日の為に特別に公開された絵巻の美しさと坂井先生の詳しい説明に会員の皆様は大いに感動しておられました。その後、恒例となった森美和子さんの篠笛に心を鎮め、11時より森清範貫主様と一山の僧侶総出でアテルイ・モレの法要が厳かに営まれました。今年の法要には禅文化研究所理事長で大分市万壽寺住職の佐々木道一老師様のご臨席を賜りました。日々の禅で鍛えられたその凛としたお姿に思わず手を合わせたくなるような高僧でした。老師は奥州市前沢区のご出身で臨済宗妙心寺で修業された後、禅道場で有名な万壽寺住職となられ、現在禅文化研究所の理事長もお勤めです。
法要に続く記念撮影の後、森清範貫主様よりご法話を賜り、次に福島県三春町の田村歴史観光協議会会長影山勝夫様と村上幸子さん、渡辺トキさんより日本三大桜の一つ『三春滝桜』と鍾乳洞『あぶくま洞』の魅力をご紹介して頂き、来年4月の最高の季節に皆様を三春にお迎えしたいとお誘いがありました。終りに、当会の松坂定徳会長より昨年の20周年記念法要のお礼の言葉で、円通殿での行事を締めくくりました。
今年の法要には関西アテルイ・モレの会会員、奥州市のアテルイを顕彰する会会員、枚方市の伝阿弖流為・母禮之塚保存会会員、福島県の田村歴史観光協議会会員の皆様と当会のホームページをご覧になり参加したという一般の方々も加わり、130余名を数える盛大な法要となりました。
その後に続く懇親会では、穀田恵二衆議院議員、小沢昌記奥州市長、及川洵アテルイを顕彰する会会長と、禅文化研究所理事長万壽寺住職佐々木道一老師様よりご祝辞を賜り懇親と慰労の会となりました。懇親会には初参加の会員7名に加え、病気療養中の先代会長小瀬川操一・美代子様ご夫妻と幹事水上佳子様ご夫妻が「この日を待ちわびた」とのご参加に、役員一同感激致しました。来年の再会を約して、懇親会を終了致しました。法要と懇親会にご協力・ご支援頂きました多くの皆様にお礼申し上げます。
(事務局:和賀記、片山賢吉撮影)

円通殿の祭壇


もりたかこさん




もりたかこさんのブログ
http://emishinoakuw.blogspot.jp/2015/11/blog-post_4.html

坂井輝久先生の解説



森美和子さん



碑前に花を飾る




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