岩手県西和賀町出身の片倉健十郎(本名田中克利)さんの作品を紹介します。
CD『北上川』に収録された歌「北上川」と朗読「北上川風土記」から構成されています。
とうとうと流れる北上川の流れに、みちのくの歴史を重ねて歌われた素晴らしい歌曲です。(事務局:和賀記)
北上川(作詞:片倉健十郎、作曲:小野瀬晃一、歌:下坂龍志)
1.いくつもの 流れしたがえ
一筋の 大河となりて みちのくの 大地つらぬく
阿弖流為の騎馬軍団が 駆け上る 理想の国へ
北上川よ 永遠なれと ・ ・ ・ ・
2.とうとうと 水は豊かに
堂々と武士(もののふ)はゆく 穢れなき 人の心よ
貞任の衣の館は ほころびて なお雅(みやび)なれ
北上川よ 汝(な)れは語らず ・ ・ ・ ・
3.古代より 流れ変わらず
水清く肥沃の大地 河招く 富と栄(さかえ)を
清衡の浄土の都 金色の堂は かたみか
北上川は 平和のしるし ・ ・ ・ ・
プロフィール
片倉健十郎 岩手県西和賀町出身
三和銀行員で定年を迎え、作家・作詞家として第二の人生
小野瀬晃一 北海道士別市出身
TBS後、音楽企画会社設立、CD出版多数
下坂龍志 大分県佐賀関町出身
住友銀行、日本民謡「水曜会」代表、「熱唱望郷の歌」CD出版
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