関西アテルイ・モレの会からのお知らせ

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及川洵氏ご逝去

2020-07-15 17:27:23 | 日記

 

奥州市の「アテルイを顕彰する会」の前会長及川洵氏が7月14日に逝去されました。

氏には毎年『アテルイ・モレの碑』法要に参加され、2016年には講演もして頂きました。謹んでご報告するとともに、哀悼の意を表します。

会長:和賀亮太郎

2016年の講演

胆江日日新聞社の記事より

及川 洵氏(おいかわ・まこと=金ケ崎町勢功労者)14日午前7時31分、左腎盂がんのため市内の病院で死去、91歳。金ケ崎町出身。自宅は水沢羽田町字沼尻141の8。火葬、葬儀は近親者で執り行う。一般会葬は16日午後1時から同45分まで、水沢羽田町字堀ノ内28、宝全寺で。喪主は長男理(おさむ)氏。
 東北大学を卒業後、社会科の高校教諭として教壇に立ち、1977(昭和52)年から5年間は県教育委員会文化課主任文化財主査として勤めた。岩泉高教頭、胆沢高教頭を経て、87年に東和高校長となり、89年3月に定年退職した。
 教員時代から遺跡発掘に従事し、県内屈指の研究者として多くの発掘現場を指揮した。「アイヌ語」研究からエミシ研究、東北古代史研究に取り組み、考古学関係の著書も多い。「アテルイを顕彰する会」の2代目会長として古代英雄の顕彰活動にも力を注ぎ、2002(平成14)年3月に第4回胆江日日新聞文化賞を受賞した。
 文化財調査委員などとして各自治体の文化行政にも寄与。南部領伊達領境塚の国史跡指定や、城内諏訪小路伝統的建造物群保存地区の国重要伝統的建造物群選定、鳥海柵跡の国史跡指定などに貢献したとして、16年春の金ケ崎町勢功労者として表彰を受けた。


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