なら日和

奈良で学ぶ楽しみを見つけた風香のスタディ奮闘日記です。

御礼。

2013-11-13 15:45:00 | Weblog


11月10日に行なわれました「第2回忍坂街道まつり 万葉歌コンサート」には、先着100名様限定のコンサートだったにも関わらず予定数を上回る方々に足をお運び頂きまして、心より御礼申し上げます。

おかげさまで、心配していたお天気も吹き飛ばし!?、最後まで雨に降られることなく無事に終えることができました。

ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。

深謝。

ホームページリニューアル。

2013-09-23 21:25:55 | Weblog
ホームページをリニューアルしました。

最近では、ソロ活動が主流となってきた私。
ホームページも今の自分にあわせて、万葉うたいびと風香として新たな一歩です。

サイトはこちら

どうぞよろしくお願い致します。


第2回忍坂街道まつり 

2013-09-14 11:25:50 | Weblog
初秋の風にのせて秋の便りをお届け致しましょう。

上記への出演が決まりましたので、お知らせ致します。

この秋も是非記紀万葉のふるさと「忍阪」へお出かけ下さいませ。


           ~第2回忍坂街道まつり~

とき  平成25年11月10日(日) 10時~15時
ところ 奈良県桜井市忍阪区内 
    第一部(生根会館)  10時~11時30分  特別講演会  
                          (株)瀧川寺社建築会長 瀧川昭雄氏 
                          (平城京朱雀門、大極殿などを復元)

    第2部(石位寺)   13時~14時30分  お箏と万葉歌のミニライブ
                           箏    奥井友子氏 他    
                           万葉歌  万葉うたいびと風香 
                                演奏:結(ゆひ)

    内、当日は桜井市ボランティアガイドの会による忍阪の名所、旧跡のご案内やおもてなし会場などもご用意しております。

    *会場の都合上、一部、二部ともに先着100名様となっております。ご了承下さいませ。

会場へのアクセス
    電車でお越しの方  近鉄大阪線 大和朝倉駅下車 徒歩約15分
    お車でお越しの方  桜井市グリーンパーク駐車場をご利用下さい。
              (奈良県桜井市大字浅古485-1)

主催  奈良県桜井市忍阪区
後援  奈良県桜井市、桜井市観光協会、桜井記紀万葉プロジェクト推進協議会
協力  近畿日本鉄道、(財)桜井市体育協会、桜井市観光ボランティアガイドの会

*尚、当日会場は、桜井市ウォーキングフェスティバル、及び近鉄駅長お薦めフリーハイキングコースにも組み込まれています。
     

CD発売

2013-08-21 21:00:25 | Weblog
この度、奈良県桜井市忍阪区より新たな万葉歌CDが発売されました。

タイトルは「文に麗はし」(あやにうらぐはし)。

意味は「何ともいえず美しい」という意。美しい日本古来の言の葉で、日本書紀 雄略紀歌謡にある古代歌謡からのタイトルです。

収録曲は、第10回万葉の歌音楽祭、大賞受賞曲「泊瀬川」、日本書紀歌謡「文に麗はし」を含めた全11曲。

「記紀万葉さくらい」を大きなテーマに掲げられ、万葉歌9曲、日本書紀歌謡1曲、その他1曲の構成とし、万葉歌、日本書紀歌謡共に、私、風香の作詞•作曲となっています。

「記紀万葉のふるさと 忍阪」、「記紀万葉のふるさと、桜井」をあなた自身の心で感じて頂ければ幸いです。

お問い合わせ、お求め等は「忍阪の風」ホームページにてご確認下さいませ。


履修を振り返って。

2013-07-16 20:56:40 | 履修に関すること
暑中お見舞い申し上げます。

連日猛暑日。咽頭が弱いので、日中はクーラーなしの生活。
まさに古代人さながら(笑)
立ってるだけで汗が吹き出してきます。


さて、長~く取り組んで来た学業から晴れて解放された今日この頃。

改めて在学中の履修を振り返ってみた。

2008年  文化財講読1(T)
       文化財演習1(S)
       文化財演習2(S)

       考古学概論(T)
       観光論(T)
       奈良文化論(S)
       神話伝承論(S)
       仏教考古学(S)

2009年  休学

2010年  文化財講読2(S)
       文化財演習2(S)
       文化財演習3(S)

       言語伝承論(T)
       民俗学(T)
       日本史特殊講義(S)
       考古学特殊講義(S)
       文化財修復学(S)

       卒業論文

2011年  史料学概論(T)
       美術史概論(T)

       平安文学論(T)
       美術史特殊講義(S)
       歴史地理学(S)
      
2012年  江戸文学論(T)
       書誌学(T)

2013年  古文書学(T)

通信の良さはなんといっても自分のライフワークに合わせて、勉強できることだとつくづく思う。
そうはいっても在学可能な期間があるので、自分なりにはのんびりというわけにはいかなかったが(いや、他人からしたら十分のんびりかな)、テキストとスクーリングを上手に組み合わせながらの自分スタイルでいい。
こうして改めてみてみると、終盤に近づくにつれ消去法で履修登録していたのがよくわかる。
これは無理、あれも無理ってな感じで(笑)
逆で入学当初は、やる気満々!好きな科目から手をつけていったようで今更ながらこうして眺めてみるとおもしろいものだ。

どの科目も見直してみるとそれぞれに思いがあふれてくる。

入学するまでは大変だと思っていたスクーリングはどの学科もとても楽しく取り組め、何よりご学友との交流の場となったのはいうまでもない。

一番大変だったのは、テキスト科目。

自主学習というのは、忍耐と根気の連続。

くじけそうになる度、励ましてくれたのはやはり痛みの分かるご学友たちだったのは感謝に尽きる。

中でも最終学科となった古文書は苦戦した。

設題については、現代語訳となる解答が文献をあたっても見当たらない。

時代背景は否が応でも調べざるを得なかったのだ。

またくずし字で書いてあった設題10については、楷書の解答すらなくあらゆる辞書を調べながらの解答作りとなった。

しかしながら、かけた時間の分だけその古文書の在り方が時代背景もろともみえてきた終盤は、ほぼ喜びに変わっていたのだ。

今感じること。

万葉歌への創作活動の上で自主学習の限界を感じ、プロに学ぶ歴史背景の勉強の必要性を感じて入学を決めた私。

しかし入学してみると、万葉集はおろか、歌が詠まれた時代そのものを勉強できるという夢はもろとも消えたように思えた。

直接的な勉強を望んでいたのが、間接的であったとでもいうのか。

でもこうして終えてみると、日本史というのは飛鳥時代だけがぽっつりと存在しているのではない。

その前後の時代が脈々と日本史上にあるのだ。
当たり前のことだけど、改めて思い知らされた。

あらゆる学科を選択することによって、広義に捉える歴史の見方、考え方を教えられたように思う。

考古学というのは奥が深い。

まだまだ知らないことだらけだが、知らなかったことから知る事が1つ、そしてまた1つと増えていったのは事実だ。

通信生は自分への挑戦だったように思います。

これから卒業目指すご学友の皆様。

自分自身を信じて頑張って下さい。

履修を終える事ができたのは、時に励まし応援して下さったみなさんのおかげです。

本当にありがとうございます。

心から感謝!






古文書結果。

2013-06-25 15:31:47 | テキスト科目 試験
待ちに待った結果が届きました。

85点。合格です。



これほどドキドキしながら封書を開けたのは、久しぶり!

応援してくれたあの人もこの人もありがとう!おかげさまでです!

残2単位取得できたので、これをもってはれて、キャンパスライフの試験も終了。

一時は、古文書さえあきらめかけはじめたこともありましたが、自分にとって最終履修科目にふさわしかったと今だからいえます(笑)

費やした時間の分だけ自分に返ってきた結果となりました。

とにもかくにも今はほっとしています。

古文書試験。

2013-06-03 20:41:48 | テキスト科目 試験
今年度初の試験にいってきました。

出題番号は5番。

「茶荷物出入り訴状」です。

しかしながら、私の出題希望は6番~10番。

特に文献では原文すら見当たらなかった10番は、昨年の試験ではほぼ未対策で挑んだだけに出題してほしかったと今だから言えます(笑)

結果は約1ヶ月後。

頭が古文書モードのまま、今は万葉集についての古い文献にあたっています。

はてさて、この結果、吉と出るか凶とでるか。








送り手形の事。

2013-05-15 16:13:00 | テキスト科目 試験
相変わらず古文書の試験対策をしています。

昨年の試験では、泣く泣く捨てた設題10番「送り手形の事」宗旨手形です。

というのも、この10番は曲者です(笑)

一見サービス問題かと思っていたら、なにがなにが。

気がつけば、サブテキストに掲出してあった参考文献以上にあたっている自分がいました。

くずし字の中でも、手元のくずし字辞典等ではほぼ読めない文書だったのです。

近くの大学図書館のおかげで、奈良大図書館に日参しなくても用が足しました。

ということで、本日めでたく解読完了!

は~、長かった~。

少しばかり出口がみえたような、、見えないような、、、。

それにしても、今迄受けた試験の中で、一番時間をかけた試験対策となっています。

今の私にとっては、まさに最終科目にふさわしい科目となりました。

選んでよかったとさえ、思える今日この頃。

今が踏ん張りどころです。






コメント頂いてた皆様へ!ごめんなさいっ!

2013-04-23 13:28:31 | Weblog
なんとコメントが事前承認とやらになっていたことが、今程発覚しました。

コメント頂いてみなさま、ほんとにごめんなさいっ!

こんなふぬけの私です。

どうかお許しを、、、!

思い出したようなお返事になりますが、後ほど書かせて頂きますっ!


ほんとにごめんなさいっ!



続 古文書

2013-04-23 13:00:45 | テキスト科目 試験
前年度の試験対策の甘さを痛感しながらテスト対策を続けています。

気がつけば机の上は辞書まみれ。

標準国語辞典
標準漢和辞典
古語辞典
全訳読解古語辞典
くずし字解読辞典
古文書用語辞典
日本史辞典

これに古文書学入門(佐藤進一著)、古文書解読入門(笹目蔵之助著)の2冊で文書の形態と文例をみながらの解読を進めています。

試験問題は10問。四方当たりましたが、ほぼ釈文がみつかりません。
辞書をひきながらの意訳作りは相当時間を要すものの、解読できてくると共にその文書の在り方が理解でき面白くなってきました。

もう少し頑張ってみようと思います。

ご学友のみなさんもこれから文献にあたる機会が多くなると思いますので、下記参考にして下さいね。

私の場合、文献史料は、まずは身近にある大学図書館で借りて、文献複写して手元におきます。
そこで準備できないときは、奈良大図書館へ送本手続きをして手元へ、もしくは他大学への文献複写の依頼をかけて手元に。
そうはいっても奈良大では揃わないものがでてきます。
その時に力強い見方となってくれるのが、国立国会図書館です。
ネットから会員依頼をすると、少しばかり時間はかかりますが、利用者IDカードとパスワードが送られてきますので、文献複写が利用できます。(送本はできません。)
複写依頼時に、コピーしたい部分をネット上に書き込むとその部分のみ複写して送られてくるというものです。
その際、どういった部分が必要かを詳細に書いておくと、後日不明な点があれば先方から連絡して下さったりしますので、とても丁寧です。
もちろん、国立国会図書館へ直接出向き、自分で本を手に取れる環境にあれば問題ないのですが、東京と京都ですので複写代金は通常コピーよりは割高ですが、交通費よりは遥かに格安となるわけです。

尚、卒論の為の参考文献とする場合は、本のタイトルや著者名、出版社名等を一覧にしておくことをおすすめします。
論文に掲載する必要があるのはもちろんのこと、推敲の段階で文献を読み直したい時などとても便利でした。