最初、何の書評で読んだか忘れましたが、主人公がもやしや(=種麹屋)の跡取り息子で、目に見えない微生物が見えるという設定に、麹を自作している私は興味を持ちました。「もやしや」はたった15社(1975年。現在は10社ぐらいかな)しかありません。酒屋や味噌屋ぐらいしか聞いたことがないであろう「もやしや」がなんで漫画の題名なんだろうと早速買ってしまいました。
おなじみのアスペルギルス・オリゼー(=黄麹菌)をはじめ酵母や乳酸菌の発酵菌だけでなく、ボツリヌス菌やO-157までさまざまな菌が登場します。この菌たちが、かわいい姿に可視化されています。オリゼーが一番かわいいと思うのは麹を作っているからでしょうか。菌たちがけんかをするときは「かもすぞー」(=醸す)
舞台は農大なので『動物のお医者さん』(獣医学科)の醸造学科バージョン(設定は醸造学科ではない)と言ったところです。
『もやしもん』1-3
石川雅之 講談社

おなじみのアスペルギルス・オリゼー(=黄麹菌)をはじめ酵母や乳酸菌の発酵菌だけでなく、ボツリヌス菌やO-157までさまざまな菌が登場します。この菌たちが、かわいい姿に可視化されています。オリゼーが一番かわいいと思うのは麹を作っているからでしょうか。菌たちがけんかをするときは「かもすぞー」(=醸す)
舞台は農大なので『動物のお医者さん』(獣医学科)の醸造学科バージョン(設定は醸造学科ではない)と言ったところです。
『もやしもん』1-3
石川雅之 講談社
