あすかパパの色んな話

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俊輔“アシスト・デビュー”でスペイン熱狂

2009年07月27日 06時43分51秒 | サッカー

相手DFをかわして攻め込む俊輔。“デビュー戦”で1アシストの活躍を見せた

【ペララーダ(スペイン)26日=長田黎通信員】スペインリーグ・エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)が25日(日本時間26日)、移籍後初の実戦となる地元アマチュアクラブとの練習試合に出場し、アシスト・デビューを果たした。後半から登場すると、チームの4点目を演出。試合後には“俊輔パニック”も起こるなど、いきなりの活躍にスペインは大騒ぎとなった。

南国の日差しより強烈に、黄金の左足が輝いた。移籍後初の実戦となるスペイン5部・ペララーダとの練習試合。主力、控えの区別なく組み分けされる中、俊輔は後半から出場し、いきなり結果を示した。

 「(アシストは)別に。(他にも)いいパス、あったんだけどね」

 そう冷静に振り返ったのは、同38分のこと。イスラエル代表MFサハルのパスを受けると鋭く反転し、相手DF裏に走り込んだMFイバン・アロンソに左足でスルーパス。次の瞬間、ボールはゴール右に突き刺さり、見事な“アシスト・デビュー”を飾った。

 同20分にはポスト直撃の約18メートルの左足ミドル、同27分には絶妙なスルーパスでFKを獲得。正確なCKも披露するなど数々の見せ場を作り、スタンドは「グランデ(偉大な)ナカ!」の大合唱。スペイン4大スポーツ紙のマルカでスター選手を取材してきたピフェレロ記者も、「偉大な選手だ。不可能なパスを通してしまう」と脱帽した。

 昨季リーグ戦は20チーム中の10位に終わり、待ち望まれたファンタジスタの加入だ。新スターのデビューに興奮してか、試合後のペララーダ競技場はファンがピッチになだれ込むパニックに。選手たちは慌ててロッカーに引き揚げ、試合直後のテレビインタビューができなくなるほどだった。

 これには俊輔も、「バックヒールしたときに『オレー』と声が上がったり、(サポーターは)技術に注目している。セルティックに似ているけど、もっと熱い」と苦笑い。練習試合としては異例の有料(15ユーロ=約2000円)ながら3000人が集まったことも、注目の高さを証明した。

 「顔を上げた瞬間にボールを出せば、ちゃんと返ってくる。いい選手もいるので、自分も生かされるようにしたい」。チームへの手応えも十分。上々のスタートで、新たな挑戦の幕は開いた。(サンスポ)




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