イギリス生活 写真でつづる英国

イギリスでの生活を写真を交えながら
2年間お付き合いありがとうございました。一旦ブログを閉じさせていただきます。

7月7日 ロンドンテロ

2005-07-09 06:19:02 | 歳時記
7月7日自分はパリにいました。そのとき被害の度合いや詳しい状況は全くわからなかったのだけれど、会社からのメールでロンドンおよびロンドンを経由する出張は禁止するという指示がでていました。幸い会社の関係、知人など被害はなかったようです。同日地下鉄に乗っていたけれど出勤時間が早かったので難を逃れた同僚もいました。

亡くなった方には何の罪もないし、家族の方はさらにつらい思いをされていることと思います。イギリスに住んでいれば日本で感じるよりもそういうことがより強く感じられるのだけれど、ふと今日思ったのは、先のイラク戦争において、同じようになくなったイラクの人およびその家族に同じような感情を抱くかと自問してみると残念ながら同じではありませんでした。

「人の命は地球より重い」という言葉は誰がいったか覚えていませんが、イギリス人、イラク人、日本人に重さがあるとすると自分の国の人が一番重くて、関係が薄い人のほうが軽いと感じてしまっています。きっと妻がイラク人だったりすると全く感じ方も違うんでしょう。

突飛な考えですが、みんな別の国の人を隣近所におくとか、みんな国際結婚するとかすると状況は改善するのではないかとふと考えました。

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2 コメント

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◆サリーさん (ASIS2005)
2005-07-10 13:25:46
はじめまして、コメントおよびトラックバックありがとうございました。コメントはサリーさんのブログに書き込みますね。
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同感。 (サリー)
2005-07-09 17:12:09
私もロンドンに行ったことがあり、惨状を伝える背景に見覚えがあるがゆえに、身近な事件として今回のテロを受け止めました。

NYには友人が住んでいるので、NYのテロの時は友人に何度も連絡を試みたりして、身近な事件でした。

イラクに関係する友人はいないので、どこか遠くで起きている出来事…

結局は『自分』が中心なのですから。

asis2005さんがおっしゃっていること、共感します。

まずは、ご本人およびお知り合いの方々が被害に遭われなかったとのことで、さいわいでしたね。

勝手ながらTBさせていただきました。

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