レイモンド・カーヴァー

　レイモンド・カーヴァー「ダンスしないか？」村上春樹訳

最後の文章
　
『彼女は会う人ごとにそうしゃべりつづけた。でもどれだけしゃべっても、相手に伝えられない何かが残った。彼女はなんとかそれを表現しようと、しばらくのあいだ試みていたが、結局はあきらめることになった。』

あてはまる言葉なんてなかなかないよね。いいあらわせないよね。だから小説もストーリーあるんだよね、きっと。あんな感じ。

レイモンド・カヴァーにはトム・ウェイツらしいが、あまり今はのめりこみたくはない世界だね。よろしく哀愁？

Mahavishnu Orchestra With John McLaughlin

Mahavishnu Orchestra With John McLaughlin /The Inner Mounting Flame
　
うんこしながら本を読んでいる。
かなり以前に読んでいた『僕が電話をかけている場所』村上春樹訳の短編集。レイモンド・カーヴァー作。

　村上春樹→夏→「午後の最後の芝生」（中国行きのスローボート？）→20数年前やっていた芝刈り→からだんだんともう会うこともないであろう、大好きな心の師匠たちを思いだす。この中の一人、Mさんお勧めだったのがJohn McLaughlinだったはずだと思い、これ聞いてるとこ。

確か冷たいウォッカ・トニックだったなと思うが、どちらも切らしていて、アイスコーヒー。

おかわりをしたところでJohn McLaughlinも終わり、Paco de Luciaに移る。

緑の芝生、青い空、刈り終わったあとのにおい、ウォッカ・トニック、微風、
だけど不安、失望、虚無、などと言葉を並べてみてもどれもしっくりこない人生。
このしっくりこなさを受け入れるのも生活。この刹那刹那に完全燃焼を持続させる手段としての宗教が存在もする。音楽も。人によってはスポーツだったりもする。熱中できる何かがほしいざんす。

続き Ornette Coleman

　この偉大なる革命者。精神の解放者。
てことで今回はこれ、
Ornette Coleman Trio
At the "Golden Circle" in Stockholm
1. Announcement
2. Faces And Places
3. European Echoes
4. Dee Dee
5. Dawn
6. Faces And Places
7. European Echoes (alternate take)
8. Doughnuts

当時ファッションとしての、Punkにあこがれた小僧はもっと強烈なものを探していた。そこでヒッピー上がりの音楽評論家に聞いた。「一体、何から入ればいいんですか？この恐るべきイメージの世界に・・・」答えは「チャーリ・パカー」
だけど、私が求めるものはちょっと違う。ってことで、オーネットの「Jazz来たるべきもの」から入っていった。「ロンリー・ウーマン」聞いてたら、別れる寸前の酔っ払い女に「いやみでつか」などと言われながらも聞き続けた。

阿佐ヶ谷の北口地下にJazzの聞ける店があったんだが、ここで壁にかかっているこのジャケットを見たのが最初だと思う。

当然われわれはJazzの第三、第四世代。

隣んちには、やっぱりヒッピー世代のおじさんもいるが、四六時中聞いてるようだね。ヒッピーなんだか、全共闘なんだか、わからんがね、

私としては、世間と一味違う趣味を持つことで「私はわたし」というむなしいアイデンティチを持ちたいだけなのにね。世間一般の普通の人としては、勝負できないのよ、弱虫だからね。気弱なくせに目立ちたいだけなんだよね、ていうか、存在を認識してもらいたいのさ。ただ、それだけね。

Dancing In Your Head

Dancing　In　Your　Head
1.Theme　From　A　Syｍphony（Variation　One）
2.Theme　From　A　Syｍphony（Variation　Two）
3.Midnight　Sunrise

いつの間にか梅雨も明けたらしい。空梅雨？集中豪雨もこの地域だけは避けて通るらしく、もっと潤いのほしいとこ。
で、ナベサダさんの”カリフォルニア・シャワー”など聞いていたら、
猛烈にもっともっと聞きたくなってね、で、これね。
まさに、タイトルに誇張なし。
頭の中で踊っているよ。
ちょっと濃い目に、ギンギンに冷やしたサントリー角の水割りと共に
タバコをつまみにやってます。今夜、せっかくの人生楽しまなきゃ。
ねぇ、弱小零細の経営者諸君。ファンキーにいこうぜ。
何もかも（糞の役にも立たないプライドも）捨ててしまえば楽になれるって！
ねぇ、一緒にとばない？やっぱりひとりじゃこわいから。